昨年CS60を取得した頃より「健康」に関する意識が変わってきたのと同じころ

自然農法家の三浦信章さんと出会い、「自然」との関わり方にも自身の変化が感じられるようになりました。

これはまさにスイッチが入ったという感覚でした。

「自然」と「健康」は切っても切り離せないもの、なぜなら人間もまた自然そのものだからです。

 

そしてまた三浦さんが岐阜の合宿所で使っていた「ヘナ」(これが後にお会いする森田要さんのヘナ)そのときはヘナというもののネガティブイメージが自分の中で強くあり、サロンワークに活用するという概念はありませんでした。

「ヘナの色はオシャレじゃ無いんだよなぁ」そのときそう言い放った自分の言葉、しかし言ったその日からそれがいつも自分に付き纏い消えないモヤモヤした日々が続きます。

そこで森田要さんの「髪」、「最高のヘナを求めて」という書籍があることを知り、手にとってみたところなんだか「ヘナ」がすごいぞ!という感覚になっていき、その場でネットでヘナを注文。少しづつその魅力を感じていき、2023年ヘナをサロンに導入したい!という意識にまで到達。ありがたいことに森田さんにお電話でお取引の承諾をいただきパートナー契約、つまりサロンに卸していただける運びになりました。

 

まだそのときは自分の中でサロンメニューの一環で『カラーの中で「ヘナ」もやっている美容室』のようなイメージでした。

しかしなんだか煮え切らない思いを持ったままで、これは一回森田さんに会いに行こう!ということで2023年3月東京での講演会にお邪魔させていただきました。

その一部様子はインスタグラムに載せているのでみていただければと思いますが、この衝撃は三浦さんのガッテン農法のセミナーを受講した時と同様、もしくは美容師としての価値観を破壊されたという意味ではそれ以上のインパクトだったかもしれません。

その後お言葉に甘えて今月6月1日南青山の森田さんのサロン「kamidoko」にお邪魔し、より詳しく色々なお話を頂戴するのですがその頃には僕のマインドはすでに以前の美容師としての僕ではなくなっていました。

 

美容業界に25年ほど携わってきましたが、こんなブレイクスルーがここにきて起こるなんて想像もしていませんでした。

これは将来人生を振り返った時にあれは大きな転機だったなぁと絶対思うことでしょう。

 

「ヘナ」は冒頭に出た「自然」と「健康」、一方で今までしてきたヘアカラーやパーマは工業製品、化学薬品の「不自然」、そして劇薬、毒を用いた「不健康」へと導くものだったわけです。

 

美容業界に長く身を置き、刷り込みにより植え付けられてきた常識というものは正直怖いなと思いました。食べ物や薬は気を付ける意識はあったのに、いざ仕事となれば仕方がないと思っていたのですから。

実は、自身を振り返っても4年前の有機酸検査というものを受け、検査結果で塗料であるトルエンが検出され、医師も驚いていました(通常ペンキ屋さんくらいしか出ない)が、僕はそれでも職業病だから仕方がないと当時は思っていました。。。

 

前置きが長くなりましたが、タイトルの通り今後のサロンのあり方としてお伝えしたいのは

化学薬品を用いた施術はなくしていき、本当の意味で健康に美しくなるための髪、身体も含め、

お客様に寄り添えるサロンを目指すことに決めました、ということです。

パーマ、アルカリカラーの新規予約はすでにとっておらず、既存のお客様へも切り替えのご提案を現在させていただいております。

2023年9月末までに切替完了を目指し営業しております。

 

お客様にはご不便をおかけすることも多々あるかとは思っておりますが、どうぞこれからもKALRAを末長くご愛顧賜りますよう

よろしくお願い申し上げます。