~伽羅の仏に箔を置く~

姿こそひなびたれ、心は伽羅にて候


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降り続いていた雨は昼つ方には止み
ぬばたまの雲は何時しか彼方へと消え始めていく

辺りには空の静けさが訪れ始め、
そろそろ夕星が現れそうな時分である

「こんなところに居ても、

   逢えるかどうかも分からぬというのに…」

書を剣へと持ち変えた見目麗しい壮士(をとこ)は
ひと行き交う往来で、七夕の空を眺めていた

本人なりに、往来の邪魔にならぬようにと
気配も静かに佇んでいるだけなのに、
そこは華やぐ雰囲気が許さない

行き交う女人の目が幾重にも通り過ぎていく

だが、当の本人はそんな目も気にならない
黙って来ぬ偲ぶるひとを待つだけだった

彼の女人(ひと)の気配を追いながら、
「らしくない」と踵を返したくとも
もしやと思う淡い期待が胸の内に根の如く

張り付き、止めることなど叶わない

「はぁ… 

   やはり今宵も逢えぬ運命(さだめ)か」

空には天道(あまぢ)が流れ、
そばには牽牛と織女が輝き始める

だが、嬉の泪は流れない

― キョヌはジッニョにいつ逢える…?

天道は宵の空を流るるように煌めく

「月人よ
   キョヌの願い、届けたまえ」

そう呟くと、壮士はそっと目を閉じた



 

 

Fin

 



夕星(ゆふづつ)も

通ふ天道(あまぢ)をいつまでか

仰ぎて待たむ、月人壮士(つきひとをとこ)

意味: 

宵の明星も通う天の道を、

いつまで仰ぎ見て待てばいいのかなぁ、お月様。

この歌は、七夕を詠んだ歌の一つで、

仰ぎ見て待っているのは「彦星」のようです。

なお、「月人壮士(つきひとをとこ)」は、

月のことを擬人化していう言い方だそうです。



本日は星降る夜に願うことを一旦休止しまして、
七夕の特別話をお届けさせて頂きました

もう、何処に書いたか忘れてしまいましたが、
以前グルに投稿したあるお話の続きです

「もし、ふたりが高麗で出会っていたら…」
というお題を元に、
まだ幼いふたりの出逢いの書いたんですよね

懐かしい…

 

 

明日は唐突ですが限定記事を投稿させて頂きます。

実は5月の投稿以来、別館を起動することなかったので

リハビリがてらに書いてみました。

なので、お話の内容も有って無いも同然のシロモノですので

御容赦下さいませ(^_^;)

もしそれでもOKということであれば、どうぞ明日も

読んで下さると嬉しいです…(。-人-。) 
 

 

 

 

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