宮崎県バスの旅その2(前編)~宮崎の最奥地へ | かっきーのブログ~都道府県バスの旅

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宮崎県と熊本県の間には九州山地が横たわり奥深い谷を形成しています。特に宮崎県側は山間に大きな都市も無く山を越える高速も無く、海沿いの駅からの到達に非常に時間のかかる地域がいくつかあります。

西米良、五ヶ瀬はまだ熊本県側に続くバス路線がありますが椎葉村は完全な行き止まりで九州で最も奥地といってもよいでしょう。

今回はその椎葉村へ到達することが目的です。椎葉へは日向から路線バスが1日に何本か走っていますが、日帰りできるのは1本だけです。



延岡に泊まったためまず日向に移動します。

朝の延岡駅。


隣接する宮崎交通延岡バスセンター

予定より一本はやい普通で移動します。

谷間から湧き上がる朝霧。

日向市着。

日向市は高架駅になっています。

まずはイオンタウン日向へ向かいます。

永江町、江良4丁目を曲がり曽根4丁目からイオンタウン日向に入ります。

降車場は専門店街の端。以前はロックタウン日向と呼ばれていました。

こちらは乗車場。イオン本体からは少し離れています。

時間がきてやってきたのはポンチョ。長旅にはやや不向きな車です。

先ほどの降車場は後ろの建物の左端です。

イオンタウンの周りを無意味に大回りして曽根3丁目から先ほど来たコースをたどります。

日向市で5,6人乗車。

日向市駅の周りを大回りして、日向市駅西口近くまで5分かかります。

このあとは概ね国道327号線を進みます。

すぐに小さな峠を越えますが、バス停名も切通。鷹狩りエリアが東郷になります。

日向市に大河はなく、隣の谷の美々津を河口とする耳川流域に入ってきます。

以後耳川に沿って上ります。船戸で南郷方面神門行きの路線が分岐。

道の駅とうごう。


八重原大橋で左岸から右岸に移ります。

まだ耳川はゆいったりとした流れです。

大内原ダムが見えてきます。

ダムの手前で箕郷町にはいります。鷹狩り襟はは下大内原~東郷です。

静かな湖面のダム湖が続きます。

1日に上下1便だけ西郷温泉美々川を経由します。

橋の上から。ダム湖が続いており、鏡面のような湖面です。

川の両岸を多数のこいのぼりでわたしてあります。

西郷温泉。バスを利用する人はありませんでした。

再び国道に戻り、対岸の西郷温泉を眺めます。



花水流で美郷町の役場方面に向かうため、国道をはずれ丘を上ります。

小さな峠を越えると旧西郷町の田代地区です。

美郷町の役場

小さな峠はトンネルとなっています。

発電所前で再び耳川と国道327号繊維合流です。

まだ比較的川幅が広く耕地も見られます。

和田で北郷地区へ通ずる道が分岐します。バス路線はありません。

右に左に蛇行しています。

西郷ダム。道路からは全容が見づらくまたなにか工事中でした。

赤いトラスが目立ちます。



小八重あたりから谷が狭くなってきます。小八重トンネルを通りますが、このへんから対岸は諸塚村となります。

川浜も急激に狭くなります。対岸は諸塚村なのですが道は無く、鷹狩りも一向に対岸盗りができません。

荒谷橋で左岸に移り、諸塚村内にはいります。鷹狩りは西郷のまま。



対岸の道は大規模な斜面崩落で一度失われたようで、山肌の大規模なコンクリートうちのまえに橋状に渡してあります。このように水害の傷跡が随所に見られました。

ちらりと見えた山須原ダム。道路はこの先トンネルに入り園姿はほとんど見えません。

トンネルを抜けるとダムの堰堤でダム湖が広がります。

赤い夢の大橋で一度対岸に渡ります。

諸塚村側には発電所

青い虹の大橋で再び左岸に戻ります。



諸塚村中心部に入っていきます。村役場の方向で国道からやや奥まったところにあります。

塚原で小休止。車庫に入ります。

耳川の上流側

七ツ山、飯干方面の国道503号線と七ツ山川。

国道327号線は終始広大な諸塚村の南端部を走っており、鷹狩りエリアはここまで西郷のままです。

位置登録を見ると常に西郷にあり、どうやら強力な位置局があるようです。

塚原の車庫の様子。

再び動き出したバスはすぐに旧道に入ります。

大きく蛇行した川に沿って狭隘な道が続きます。

旧道部分の唯一のバス停江後の崎を過ぎ、眼下に集落が見えます。

かなり深い谷となり、道路も山腹を走るようになります。

もとの国道に合流します。また山塊崩壊のような場所があり、巨大な堤防が築かれていました。

塚原ダム。

ダム湖が広がります。まもなく諸塚村を抜けるため、半ば鷹狩りの空の取得をあきらめていたところ、ダム湖横の古園一号トンネル、古園バス停、古園二号トンネルでようやく諸塚エリアを取得。冷や汗ものでした。







道も細くなり、谷に向かってのヘアピン部に椎葉村の標識。ようやく最奥地の椎葉村に入りました。

鷹狩りの空も椎葉となり宮崎県の主がいました。

しばらく狭隘な道が続き、ときどき対向車と離合するさいは譲り合っていました。





竹の八重を過ぎると新しくできたバイパスに入ります。

旧岩屋戸バス停付近で眼下に旧道と町が見えます。以前はそちらに松尾局前のバス停がありました。

新しいトンネルを抜けると右折して旧道へ下っていきます。

松尾橋からは旧道を進みます。町の中も狭隘な道ですが、バイパスができているので対向車はほとんどありません。

一度新道に合流しますがすぎに旧道に入ります。

新道をとおすために旧道はかさ上げされています。

右に左に曲がりくねった道がつぐきます。集落内に「春」というバス停があったり、名も無い臨時バス停も。

岩屋戸堰堤

こちらのダム湖もエメラルドグリーンの水を湛えています。

下椎葉地区に入ります。道路がいくつか交錯しており、バスは灰色の橋(那須橋)を渡ります。



どうも水量が少ないようです。橋を渡るとすぐ右折します。

音ヶ瀬大橋で仲塔方面の道が分岐していきます。この先五ヶ瀬町につながっており、週に数本五ヶ瀬町まで入るコミュニティバスが運転されています。

下椎葉第一隋道を抜けて耳川に戻ります。

椎葉渓谷が広がります。

椎葉の町に入る手前で旧道に入ります。

新道は川のほうに迂回しており、上椎葉の町や役所等は旧道沿いにあります。

観光センターもある役場前でほぼすべて下車しました。

そして終点上椎葉到着、左手(写真右手)には車庫があり多くのコミュニティバスが休んでいました。


以下後編


乗車バス等

●JR日豊本線 西都城行き
  延岡7:41→日向市8:02
   取得空:延岡、南延岡、門川、日向岬

1、宮崎交通イオンタウン行き
   日向市駅東口8:11→イオンタウン日向8:19
    取得空:日向岬

2、宮崎交通 上椎葉行き
   イオンタウン日向9:21→上椎葉11:56
    取得空:日向岬、東郷(切通~)、西郷(下大内原~古園円堤前、竹の八重)、諸塚(古園)、椎葉(佐土の谷~おし谷、旧岩屋戸~)

3、宮崎交通 イオンタウン日向行き

   上椎葉12:50→日向市駅東口15:16

    取得空:椎葉、諸塚、西郷、東郷、日向岬


●JR日豊本線 特急にちりん13号 宮崎空港行き

  日向市15:32→高鍋15:56

   取得空:日向岬、南日向、美々津、都農ワイナリー、川南、高鍋


4、宮崎交通 木城温泉館湯らら

   高鍋駅前16:21→木城温泉館湯らら16:46

    取得空:高鍋、木城(木の瀬~)


5、宮崎交通 宮崎バスセンター行き

   木城温泉館湯らら17:05→高鍋駅前17:30

    取得空:木城、高鍋


●JR日豊本線 延岡行き

   高鍋18:14→南延岡19:05

    取得空:高鍋、川南、都農ワイナリー、美々津、南日向、日向岬、南延岡


●JR日豊本線 大分行き

   南延岡19:25→佐伯20:40

    取得空:南延岡、延岡、北延岡、須美江、延岡北川、宇目、直川、弥生、佐伯港

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