2010年02月09日

ビールが地球を明るくする

テーマ:スタッフ便り~畑の旅人

★AM1242ニッポン放送★
☆The Voice of Farmers☆
★毎週日曜日夜8:30~★


スタッフYです。


『畑の旅人』

今週は、埼玉県小川町の馬場勇さんです。


お店に併設された醸造所から出来立てのビールを味わえる、

「麦雑穀工房マイクロブルワリー」。

オーナーの馬場さんは、自らが育てたビール麦、

雑穀を使ったビール醸造を行っています。


The Voice of Farmers ~柿沢安耶と番組スタッフのブログ~


【馬場さん】ひとつは南ドイツ伝統の小麦を使ったヴァイツェンというもの、

ロンドン周辺のエール、地ビールの中では比較的落ち着いた味のエール、

あとアイリッシュ酵母を使ったポーターというもの、これが柱となっています。


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生産した穀類を有効活用したい。

その思いから、これまでうどん・そば・パンなどの加工品を扱ってきた

馬場さんが出会ったものが、ビール作りでした。


【馬場さん】二つ大きな要因があります。

一つはビールづくりでは、製粉しなくて済むっていうことなんですね。

製粉しないで、原料を砕いて仕込むだけ。

もう一つは、砕くときにモミガラ付きで、モミガラさえも有効に使えるんです。

穀類を収穫して、私たちが食べられるようにするまでの工程は

非常に手がかかるわけです。

典型的なのが、製粉。

砕いて、振いでふるって、ふるった粉が落ちる。

古いに残ったものはまた砕いてさらに落ちた粉をとってね。

何度か何度か、五回くらい繰り返しをやって、それでも皮が上に残る。

つまりこの皮は無駄になるわけです。


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小麦粉などに加工される時に捨てられてしまう籾がらも、

ビール醸造では麦汁のろ過フィルターとしてまるごと使うことができ、

さらに醸造後は畑に肥料として還元できる。

無駄を出すことなく作物を活用できるビール作りは、

まさに馬場さんが理想とするものでした。

そしてビール醸造を始めて6年、現在は、新たな美味しさと発見を求めて

様々なビール作りに挑戦しているそうです。


【馬場さん】例えばネコじゃらしを使った「ねこじゃらし」だとか、

あとは山椒を使った山椒ポーターだとか、

それにピリリと辛いということでピリリという名前が付いたり、

あと去年東京学芸大学と一緒にやらせていただいた

ピーボという名前のビールを作りました。

作る側としては、その素材を生かした、

風味を生かしたものを作ろうということで、

思いを込めて作ろうということですね。

それが伝わればありがたいと。


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【馬場さん】試行錯誤っていうのはもう、永遠だと思います。

モノづくり、何かを作るっていったときに、

たぶん完成っていうのは無いんじゃないかと。

まだやっぱりもっといいもの、もっといいものっていうふうに

やっていくんだと思います。

ビールもやっぱり、もっと美味しく、もっと健康にいいものいうように

毎回毎回レシピは変えていく。

試行錯誤の連続ですね。


出来立てのビールに添えられる、新鮮な野菜をつかった

おつまみや手作りパンもマイクロブルワリーの看板のひとつ。

これらの食材にも、馬場さんの畑で作られたものが多く使われているそうです。

生産から加工、販売までを行う馬場さんは、自らを『百姓ブルワ―』と呼びます。


【馬場さん】若いころから、土に馴染む、土に親しむ、

自然に親しむということが好きだったということがありますね。

百姓という意味合いなんですけど、

人によっていろんな解釈の仕方があるわけです。

私は、百のことをやる、なんでも自分でやるというのが百姓だと思ってます。

色んなものを作ったり修理したり、自分の食糧を生産する、

あるいはその食糧を加工する、それらもすべて百姓の一環だと。

百のことをやる、あるいは百の作物を作るだとか、

そういう意味で『百姓ブルワ―』と呼んでいます。


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百姓ブルワ―としてビール作り、そして畑と向き合ってきた馬場さん。

その農業は、いつでも自然と共にありました。


【馬場さん】私は自然力農法というのをやってます。

鳥とも仲良く、畑の環境全体の生き物とも仲良くやっていくと。

循環型農業、あるいは永続型農業、環境に配慮した農業です。

生き物と仲良くしていくことによって、人工的に肥料を与えたり、

あるいは農薬を与えたりしなくても、天敵が害敵を制御してくれる、

微生物が栄養分を供給してくれるということがあって、

環境に優しい農業だと言えると思います。


草は刈ることが多いです。

刈るんですけども、なるべく根は抜かない。

根にいろいろ微生物が住みついていたり、

その根が枯れたときにその根を通って雨水がしみ込んでいく、

酸素をそこで供給していくわけですね。

雑草も重要な環境の中の一つとしてとらえることが出来ます。


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馬場さんのビール作りへの挑戦はまだまだ続きます。

現在、NPO法人トージバの自給プロジェクト、「種まき大作戦」と協力し、

100%地域自給麦を使った地ビールの生産を目指しています。


現在、国内産の穀類を使ったビール生産を行っているブルワリーはごくわずか。

自給麦でのビール作りは、これまで生産コスト・産地不足など面から

不可能とされてきました。

馬場さんの挑戦は、これからの農業の新しい道へと

なっていくのかもしれません。


【馬場さん】今まで私がやってきたような百姓ブルワ―という形態で

起業される方がどんどん現われる、というのが大きな夢ですね。

小川で成り立つとすれば、ほかの場所でも成り立つということが

示せるわけですね。

そうしたら一つステップアップして、あっちでもこっちでも、

街に村にビール醸造所が、それも地産地消の醸造所があるよと

いうことになったらこれはもう楽しいし、

地球の未来が明るくなるようなことじゃないかなと思います。


麦雑穀工房マイクロブルワリーへのアクセスは、

東武東上線小川町駅から徒歩一分!

詳しい情報や地図は、お店のホームページをご覧ください。

http://www.craft-beer.net/zkm.html




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