鎖肛という先天性奇形は一般社会では、あまり知られていない。
この鎖肛には低位型、中間位型、高位型の3種類です。
低位型の奇形は、生まれてくる時に、ほとんど、お尻の肛門近くまできているが中間位型、高位型は、もっと体内の奥に奇形が生じ膀胱、尿道などに繋がって生まれてきます。
病院によっては、鎖肛患者さんを見かけたことが無いのも多々あります。
医師は、もちろん看護師らは看護学校などで習って来られてるようなので知識は持っていらっしゃいますが、実際に患者さんとは、まだ遭遇したことがないという話を僕は聞いたことがあります。
先にも書いたように中間位型・高位型の治療は低位型と違って手術治療も困難になるそうです。
年月も費やしまし、人によって個人差もあります。
それだけ患者本人も精神的、身体的苦痛も大きくなります。
僕自身も高位型でも、もっとひどい状態で生まれてきました。(今から64年前に)
ですから、このような鎖肛という先天性奇形を一般社会でも知ってほしいのと僕自身が鎖肛の体験者の一人として実際の当事者さんのためにも、なんか、お役に立てないだろうかと日々考えています。
また、「地域で一緒に支え合う会の自助グループ」そして「装具のない時代での人工肛門の生活」また、「まったく先の見えない人工肛門閉鎖術での闘病生活(医師から手術してもダメの宣告からの克服)」の体験発表などの活動を今後も続けていきたい。
※ 鎖肛疾患について(1)
http://www.alcare.co.jp/stomacare/child/shikkan_01.html
※ 鎖肛疾患について(2)
http://www.alcare.co.jp/stomacare/child/index.html
(上記の資料はアルケア株式会社様の許可により掲載させていただきました。)
※地域で一緒に支え合う会(鎖肛当事者の自助グループ)
http://ameblo.jp/kakinomi113113/entry-11321833491.html