まんが家 常夏さわやの日記

漫画描いたり絵描いたりしています。


テーマ:

はい。常夏さわやです。

 

川崎市市民ミュージアムで7/23~9/25まで開催されている

「描く!」マンガ展に行ってきました。

 

とっても丁寧な展示で見応えたっぷりありました(´∀`)

現在生きておられる先生方のは許可が下りたらしく、写真撮影OKでした。

会場前には「なかよし60周年記念」の表紙パネル展示もありました。

「おお!」って感じです。

懐かしい絵が見れました。

「セーラームーン」とか「金魚注意報」とか「レイアース」とか

私の少女時代ってひと昔前なのねってそりゃそーだ(;^ω^)

表紙がずらり並ぶとすごい輝きです。

「なかよし」の展示は展示室の前まででした。

入場券なくても見れます。

展示室に入ったら

巨匠の子供のころの作品が展示されていました。

この辺は昔から本読んだりして知っていたのですが

巨匠たちの若かりし頃の同人誌「墨汁一滴」が数ページ展示されていて

ちょっと感動しました。

肉筆の冊子を日本全国に散っている20人のメンバーで回覧したという。

不便な時代でも情熱があれば何でもできる。

目次にまで創意工夫があふれて楽しかったです。

情熱と言えば不二子不二雄A先生の「まんが道」が数ページありまして

少年が二人だけの雑誌を徹夜で作って朝を迎えたシーンで

めっちゃ素敵でした( ;∀;)

 

トキワ荘の巨匠達による第1章が終わると

次は今を生きる巨匠達の章です。

生原稿とかずらっと展示されてます。

さいとうたかを先生は劇画の第1人者です。

私はあんまり知らなかったんですが

「無用之介」は凄いですね(゚∀゚)

絵もすごいしキャラもすごい!

部分的にしか展示されてないのにすごい引き込まれました。

また、解説のボードで

「1枚の絵は1万字にも勝る」と書かれていてグッときました!

 

↑この絵のすごさが分るでしょうか?精密な描き込みはもちろん

水平線が斜めになっているこの構図!文章の位置と人物の位置

なんてドラマチックなんでしょう!感動しました。

ちなみに1枚の大きな紙を横にして描かれてます。

 

生原稿って この紙の上に先生の手が乗ってたんだな、なんて思いますね。

 

さいとうたかを先生の次は竹宮恵子先生ゾーンです。

端正な少女マンガの世界です。

うつくしい!

凝った美しい絵がいっぱいありました。

こういうの好き好き~~(≧∇≦)

 

竹宮恵子先生は少年同士の愛や混血児の孤独など

マイノリティーの苦悩を描いて少女マンガの世界を広げた方です。

また、SFや歴史などスケールの大きな物語も描かれています。

展示では竹宮先生がマンガを教える教育者として優れていると強調していました。

先生のマンガ講座の展示もあって

そこに「絵は記憶と理解で描く」とあって 「おお!」と思いました。

 

各先生の展示の最後に田中圭一先生の解説があるのですが

これもまた「おお!」と思わされるものばかりでした。

やっぱり模写をいっぱいしていると気づくことが多いのですね。

竹宮先生の鼻の影のつけ方が色白さと高さがあることをモノクロで表現できていて

画期的だったと。

確かに言われてみれば発明的画術だ!

 

竹宮先生の次は陸奥A子先生ゾーンです。

私は陸奥先生のことは何も知らなかったのですが

陸奥先生が登場されるまで少女漫画の世界は

「ベルサイユのばら」の様な読者の日常とかけ離れた世界観だったのですが

陸奥先生が普通の女の子の日常を描いたことにより

少女漫画の多くが読者の日常に近い世界観に変わったといいます。

すごい!すごいよ陸奥先生画期的です!!

かわいい小物とかおしゃれな飲み物などが漫画に出てきて

乙女チック全開なのです。!

読者の日常に近くとも憧れさせてくれます!

いいな~いいな~ってときめきます!

私は家に帰ったらストローでジュースを飲もう!と思いました。

展示されているほんの1部分だけの漫画を読んで

ホンワカと幸せになってしまいました。

陸奥先生素敵です!(≧∇≦*)

 

陸奥先生でホンワカした次は諸星大二郎先生ゾーンです!

いきなり黒の割合が増えます。

諸星先生!好きですーーーー(≧∇≦*)

「マッドメン」で惚れ込みました。(≧∇≦*)

でもまだ読んでない作品もいっぱいあるんです。

その、読んでない作品のうち一つ

「ヒトニグサ」という読み切り漫画が

まるまる1本、最初から最後まで展示されていました。

なんと豪華なのでしょうΣ(´∀`;)

これまたすごい精密な絵です。

なんでこんなに上手に描けるんでしょう。

日本の田舎の空気が伝わってきます。

 

 山の中で誰かが手招きするのを見たんです・・・

 

もうね、凄いですよ。

グイグイ引き込まれて引き込まれて

「えっ」って言うような驚きの展開。

ここまでやっちゃうんですかって

(´>ω<`)

間違いなく傑作です。

怖いよーん面白いよーん。゚(゚`ω´゚)゚。

「妖怪ハンター 地の巻」に収録されてます。

同じ本に収録されている「生命の木」の名シーンも展示されていました。

もうこの2ページだけでどんだけ独特な漫画か分かりますね。

30ページの読み切り漫画のワンシーンなんですよ。

どうやったらこんなの描けるんでしょう。

 

田中圭一先生の分析ボードで

諸星作品の個性は細かい線の集合体によるボカシだと書かれていて

「確かに」と思いました。

 

次は島本和彦先生ゾーンです。

「吼えよペン」の主人公、炎尾燃先生が漫画家の心得を熱く説いてくれてます。

もう私なんかぶち殺されそうなくらいグサグサきます。

ワンシーン、ワンシーン熱すぎます。そして面白すぎます。

大真面目でユーモラスなのです。

炎尾先生カッコ良すぎます。

そして、その炎尾先生の若い頃の話「青いホノオ」の展示もありました。

ホンマに青い炎。若きパッションを感じます。。゚(゚`ω´゚)゚。

炎尾くんの苦悩が分かりすぎてたまりません。

身悶えそうです。

「青いホノオ」は創作しない人でもけっこう共感できると思います。

青春モノです。

分かりやすい表現でドッカン!ドッカン!って

情熱が体当りしてきて笑いになって弾けるというような。

 

もう、最後の方なんか見る人みんな笑いが抑えきれなくて

クスクス、ぷぷぷっって笑い声が漏れて止まない状態です。

多くの人が滞留していました。

なんか元気になっちゃいます(//∇//)

 

次は平野耕太先生ゾーンです~~

このゾーンだけ決めセリフの数々が天井から垂らされています。

会場も粋な演出をしてくれます。

会場が演出したくなった気持ちも分かります。

 

平野先生作品は歌舞伎のように見栄を切っていてカッコイイんです。

力強さと重厚さに華やかさ、妖しさがあります。

そしてお話も邪悪で面白いのです(。-∀-)

 

昔、学校の漫研で読んだ「HELLSING」の展示があって懐かしかったです。

なんだか映画かライブの思い出みたいだと感じました。

見栄のせいかな?

 

次はあずまきよひこ先生ゾーンです~~

結構広い場所をとって「よつばと」だけを展示していました。

実際に使用された作画資料の展示までありました。本物!

「よつばと」は子供視点で現代の日本人生活を描いた漫画です。

初めて見る花火や

初めて体験する料理など

子供がワクワクドキドキしながら発見をしていく面白さを表現してます。

なんかもう、こういうのって漫画で出来るんだっ!て感動します。

さいとうたかを先生や諸星大二郎先生とはまた違ったタイプの精密な絵柄です。

キャラクターはそこに埋もれないコミカルタッチで描かれてます。

調和が素晴らしいです。

 

絵のできる経過がわかるような展示があって「おお!」って思います。

もう、言葉も無く見入ってしまいます。

描きかけも美しい。

立体感と質感がスゴイ!

 

紙の裏面まで見せてくれる展示もありました。

上手い人も苦労して試行錯誤して描いているんだと感じます。

 

本を買ってじっくり眺めたくなるような漫画です。

内容も心がほっこりする気がします(´∀`)

 

最後はPEACH-PIT先生ゾーンです。

少年向け、少女向け、幅広く活躍されている女性二人組漫画家さんです。

 

見せコマがとっても綺麗で印象的です。

二人組で分担して作業していて

男キャラと女キャラを分担したり描いたり

一人のキャラを頭と胴体を分担して描いたり

分担の仕方がすごい!

画面が乱れたりケンカになったりしないのが不思議です。

こんな気の合うコンビが居るなんて奇跡じゃないかと思います。

羨ましいです。

展示の最後のところにTVがあって

PEACH-PIT先生が描いておられる手元が写ってました。

シャカシャカ下書きして慎重にペン入れされてました。

 

ずっと見ていたい気もしましたが切り上げました。

 

各先生方の展示ゾーンが終わったあと

第3章として漫画の専門学校の紹介や

漫画の本やデジタル画材の置いてあるゾーンが有ります。

展示というよりお手に取って見てください。という感じの場所で

小さな一角で大勢の人が滞留していたので

チラ見するだけにしました。

アジア系や白人の方など大人の外国の若者がけっこう居ました。

みんな、遠くからはるばるこの展覧会を目当てに来てくれた感じです。

とっても満足そうでした。

 

私もとても堪能しました。

大変勉強にもなりました。

ありがとう「描く!」マンガ展

 

川崎市市民ミュージアムはまた行きたいな、と思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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