女に生まれたら、コレを読め ~○活必勝法~/勝間 和代
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久しぶりの勝間本書評。
女に生まれたらコレを読んでて損はない。

婚活ブームをきっかけにした「○活」(「恋愛活動を略して「恋活」等)というのを時々聞くことがある。
この本で取り上げている「活」とは、「人活」「美活」「就活」「恋活」「婚活」「産活」「住活」「エコ活」「財活」「日本活」の10の活動。

「活」というと行動だけのように思っていたが、それではPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルのDoのみになってしまう。
たとえば、婚活のために合コンに20回出ても、まったく出会いにつながらない男性がいたとすると、原因をCheckして次のPlanやActionにつなげていない可能性が高い。
「活」を始める前に情報を集めて考え方の枠組みをつくり(Plan)、そのうえで行動(Do)して、さらにうまくいったかどうか評価(Check)し、次の改善(Action)につなげることでらせん状に上昇していける(スパイラルアップ)。
この本はPlanの段階を補強する情報や考え方の枠組みを補強し、行動に踏み出すための「フック」を作る手助けをしてくれる。

「就活」「恋活」「婚活」以外は初耳だったけれど、「人活」「恋活」が面白かった。
この本で私が気になったのは「人活」の3原則。
原則1:「98%の運」を高めるために(24時間すべてがプレゼンテーション、Win-Winな関係、自分の言葉で話す)
原則2:「行動をうながす」を実現するために(人活の結果をフォロー、具体的に話す、相手のやる気を引き出す)
原則3:ことば以外の要素を強みにするために(非言語的コミュニケーションのトレーニング、信頼関係)
上記の三つを踏まえて行動を重ねて行けば良好なコミュニケーションができそうだ。
実際にコミュニケーションが苦手だった著者が、上記の3原則を心がけて行動してうまく行っている様子を見ると説得力がある。

山本五十六の「やってみて、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」という格言はよく昔の上司が使っていた。
実際に見るだけじゃなくやらせてもらって、さらにほめられると嬉しくて動きまくっていた(笑)自分としては非常に腹落ちする言葉だ。

「恋活」「婚活」「産活」についてはかなりズシっとくる内容。
著者自身が恋愛至上主義を唱えており、かなり意外に思われるかもしれない。
恋愛・結婚・出産・子育てのメリットをあげつつ、不測の事態に備えていつでも一人で生きられるよう手に職をもっておくようすすめている。
しかし「婚活」と同時に「離活」(離婚活動)を始めようというのはすごい考えだ。

その他にも賃貸住宅の賢い選び方が書いてある「住活」、ダイバーシティ(多様性)をすすめる「日本活」も面白かった。

この本を読んでいくらフムフムと思っていても行動につなげなければ意味がない。
自分の言葉で、わかりやすく、具体的に話す。
外見、話し方、アイコンタクトといった非言語的コミュニケーションに気を配る。
誠実に話をして信頼関係を作る。
自分の長所を伸ばして短所を補い、すばらしい相手のいるコミュニティに参加する。
上記のことを日々心がけて、さらに評価・改善していこう。

ちなみに来週土曜日にブックファースト新宿店でこの本の発売を記念して講演会があるらしい。
当直明けだけれど、なんとか参加してみたいな。
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