ビジネス運がわかる 名刺占い/双葉社

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手相家の間で、よく聞くお話があります。

それは過去の開運線の入った年齢を言うと、
鑑定客から、その年は離婚した年であると。

結婚後、開運方法に努力をしたり、
徳を積んだりすると、
夫婦は運気を二分しますが、
やがて運気の違いに開きが出てきて、
バランスがとれなくなります。

そしてさらに運気が上がると、
その人の才能が目覚め、可能性が広がり、
レベルの低い結婚の相手が、
開運の足を引っ張ることになります。

その状態で離婚すると、
一気に押さえつけられていた物が無くなり、
開運するのです。

そして将来的に、
もっと太くて長く素晴らしい開運線が出てきます。

それは、以前より遥かにレベルが高く、
運の強い伴侶の出現を現しています。


不景気の昨今、
私の周囲でも、リストラの言葉を耳にします。

突然仕事を失い、悲劇です。
失意のどん底に落とされるようなものでしょう。
しかし、運勢的には決して悪い状態ではないのです。

元々、勤務態度が悪かったり、
成績不振によるリストラは、
自業自得と言わざるを得ませんが、
一生懸命に仕事をしていたのに、
不条理にリストラされる、
これが実に良いのです。

何故なら、幸運も不運も量が決まっているからです。
ある意味、努力の割りに結果が出ていない状態は、
運を貯蓄している状態なので、安定しているのです。

努力以上に結果が出たり、評価されたりしたら危険です。
運が減ったことになりますから、
そんな状態が続けば、必ず運勢は落ちます。


無念のリストラで、気をつけなければならないのは、
気持ちの問題だけです。
運勢的には、まだこれから始まることを現します



業界では、これもよく聞く話ですが、
火事で家が全焼すると大開運をすると言うことです。

昔、私の一番上の師匠が、
家が火事で全焼した人に、
「おめでとう」と言ってました。
(師弟という特別な関係だからと言っておきます)


幸運、不運の量が決まっているので、
不運であればあるほど開運は近いし、
幸運であればあるほど、
幸運の素は、減っていっているので、
油断せずに、一層の努力が必要になるのです。


今回は、
「夜明け前が一番暗い」
この一言で締めたいと思います。