ワインと浮世絵の夜

テーマ:

 昨日の夜は、福島県中小企業家同友会いわき地区の1月例会と懇親会にオブザーバー参加させていただきました。


海嶺COのブログ

 例会の報告者は、いわき市久之浜の有限会社高木屋の代表取締役・高木重行さん。

 テーマは、「復興への歩み ~地域と共に進む~」でした。


 久之浜は、大震災の津波被害を受け、その後、大規模な火災が発生したため、広範囲に壊滅状態となりました。

 私も、県の港湾業務の中で、たびたび久之浜港を訪れていましたので、その被害状況に当初は愕然としました。


 高木さんは、久之浜において高木屋旅館を経営し、本格的なワインをお客様に提供することを差別化の決め手として、長年にわたり経営向上に努めてきました。

 私も、10年ほど前、いわき市で県の商工行政に携わっていた時に、高木さんの取り組みは耳にしたことがありましたが、ご本人から直接話をお聞きするのは初めてで、たいへん有意義でした。


 ワインは、色と香り、そして味を楽しみ、さらにワインの世界と物語を愉しむ。ワイン

 まさに、ブランドの世界です。


 また、報告の中で自己の震災被害に言及することはなく、ワインへの取り組みと今後の事業展開についてポジティブかつ明快にお話をなされていました。

 大地震や津波は天災であり、現実に起きてしまったことは受け止めるしかない。同じような災害は他の地域でもあるし、今後も起こりうる。自分よりもつらい経験をしている人はたくさんいる。このような気持ちから、あえて震災被害の詳細には言及しなかったとのことです。


 その他にも、地域の後進を育て、その人材に地域の未来を託すことが我々の使命だとのお話にも共感しました。


 例会の後の懇親会では、お勧めのワインを頂いたほか、高木さんが大切にしている浮世絵コレクションを見せていただきました。(※ 写真の右下にワインが写っていますよ。)

 浮世絵の現物を間近に見るのは初めてでしたので、これにも感銘を受けました。

 デッサンの斬新さと緻密さ、色彩のうつくしさ、それを後世に伝える江戸時代の顔料と和紙の耐久性。

 日本古来の芸術と技術は素晴らしいと、改めて認識しました。


 ワインと浮世絵は親和性があり、人的なネットワークを拡張するらしい。グッド!


 たいへん有意義な時間をありがとうございました。

 


AD