武豊ウオッカで天皇賞を勝つ
テーマ:母の笑顔と友にきのう見事長い写真判定の末、武豊騎手ウオッカで天皇賞を勝ちましたね。
レビー小体型認知症の母と誕生日が同じことなどから、母は武豊さんが大好きです。
愛知県武豊町に、同名だということで来られたときも、会いたいというので連れて行きました。
介護請負人は、競馬が好きで土・日曜日には、ほとんど馬券を買っていました。
1990年の有馬記念開催日。
「きょう馬券買いに行くの?」
「ああ、なんで?」
「武豊さんの、お馬さん買ってほしいの」
「オグリキャップだろ。年だし、引退するから勝てないよ」
「引退するから、買ってあげるの」
「じゃ、買ってくるから、お金頂戴」
レビー小体型認知症の母が、たんすの奥からお金を出してきました。
「ちゃんとオグリキャップの単勝馬券、買ってよ!」
見ると1万円!
何度買うのをやめようかと思ったことか。買ってよかったですね。
みごとオグリキャップは、引退を有馬記念優勝で飾ったからです。
その日母子は、仲良くレストランでフルコースを頼んで祝杯を挙げました。
二、三日前のこと、久しぶりに、この話しが出ました。
「こんど大きなレースあるの?」
「天皇賞があるよ」
「武豊さん、どんな馬にのるの?」
「ウオッカという牝馬」
「ロシアのお酒の名前ね。女の子らしくないけど、いい名前ね」
「また、買ってみるかい」
「今は、お金ないよ」
「立て替えておくよ」
「そう、ありがとう」
そんなやり取りをして、二人で馬券を買いに行き、家でテレビ観戦。
長い写真判定のすえ、ウオッカが見事勝ったとき、
母は久しぶりに満面の笑顔で手をパチパチ。
「ウオッカちゃん、えらいね。武さんニンジンいっぱいあげてね」
おかげで、母子二人は、久しぶりに回らないお寿司をいただきました。
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1 ■すてきな介護のしかた
よい思い出は、忘れずに記憶されるものなのですね! ほんとうにすてきなお話を、ありがとうございます。