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2016-12-21 16:37:48

介護施設づくりの基礎知識 その26「介護施設における畳の活用」

テーマ:介護施設づくりの基礎知識

 

介護環境デザイナーの間瀬樹省です。

 

 

日本の普通の家屋にあって介護施設に無いもの、色々とあると思いますが「畳」もその一つではないかと思います。

 


今でこそ畳のない住まいも増えましたが、いまから10年〜15年くらい前の新築住宅やマンションには、必ず畳の部屋があったと思います。

 


別に畳の部屋は無くてもいいんだけど、でもやっぱり無いと寂しいね、
そんな感覚なのかもしれません。

 


そのくらい私たちの生活において、畳は身近なものだと思います。

 


介護施設を利用する年代の方にとってはなおさらでしょう。
昔の家って、ほとんどの部屋が畳敷きだったわけですから…。

 


畳って優れた点も多いですよね。

 


・床の上に乗せている構造なので、悪くなったら建物を改修しなくても
畳だけ替えれば良い(畳については畳表だけ替えることもできますね)。

・断熱性、吸放湿性能、ガスの吸着性能がある。

・遮音性、衝撃吸収性にすぐれる。

 


特に衝撃吸収性能については、畳を上回る床仕上げ材はなかなかありません。

 


転倒による骨折はとても心配ですが、床が畳であれば衝撃をかなり軽減することができ、骨折のリスクを非常に軽減できます。

 


しかし、介護施設においては畳はあまり活用されていません。

 


理由としては、

 


・立ち座りが大変で床に座ることがあまりないから。

・ベッドでの生活になるので畳は不向き。

・車いすで使用するとすぐに痛む。

 


などが挙げられるかと思います。

 


確かにその通りですが、立ち座りが大変であれば和室用のテーブル・椅子を使用することもできます。

 


在宅では畳の部屋に介護ベッドを置くことも多いですから、ベッド生活であっても畳がダメということはないかと思います。

 


もしもベッドから転落するようなことがあっても、畳であれば骨折のリスクを軽減することができます。

 


車いすの走行には確かに向きませんが…

 


廊下で使用する訳ではないので、たまに乗り上げる程度ならそれほど痛みがひどいということにはならないでしょう。

 


畳は高齢者が働き盛りだった頃の日本家屋では当たり前の床仕上げ材。もっと活用して欲しいと思います。

 

 

 

 

建物の新築や改装のときには「畳の活用」もぜひ検討してください。

 

 

実際に計画を進める際や設計上でのご質問などあればメール等でお問合せください。

 


介護施設の設計は「ケアスタディ株式会社」へ。
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2016-12-07 18:06:21

介護施設づくりの基礎知識 その25「介護施設のデザインはどうあるべきか?」

テーマ:介護施設づくりの基礎知識

 

介護環境デザイナーの間瀬樹省です。

 

 

介護施設の設計に関わっていると「ホテルのようにした」なんてオーダーをされたという話を聞きます。

 


また「あの施設は豪華でホテルみたいだった」ということもよく聞く話です。

 


さて、これが良いのかどうかと言えば…

 


私は別に悪くはなく、ホテルが好きな方が利用すれば良いのだと思っています。

 


介護施設、特に入居の場は暮らしの場。ですからその方の暮らしに合ったデザインであれば良いと思います。

 


今は利用者が施設を選べる時代ですから、自分の暮らしに合った施設を選べば良いのです。

 


ずっとホテル暮らしをしてきたセレブな方には、ホテルのような施設が向くのでしょう。

 


でも、そんな方はあまり多くないと思いますので、一般的にはその地域の暮らしが継続できる環境、地域の一般的な暮らしに合わせたデザインにするのが良いのだと思います。

 


デザインには個性があっても良くて、それを好む方が利用する、この当たり前を理解しておく必要があると思います。

 


それと…

 


「暮らしの場」の反対は何かと言えば、きっと「施設っぽい場」になるのだと思います。

 


私の考える「施設っぽい場」は以下のような場所です。

 


・腰高より下が木目の化粧板になっている広い廊下。
・あらゆる場所にビニールの手すりがはりめぐらされている。
・張り分けや目印などがデザインされた塩ビシートの床。
・自動で閉まるハンガー式の引き戸。
・折り紙などで室内が装飾されている。

 


他にも色々と考えられますね。

 


これらは「暮らしの場」と考えると不自然ですから極力排除することが必要だろうと思います。

 

 

素足で歩ける床デザインも暮らしの場だったら普通ですね。

 


デザインは人の好みなので、どれがよい悪いということはない、でも施設っぽさは排除しておく必要があるということです。

 


それと利用者の命と健康を守れるようにすることは言うまでもありません。

 


建物の新築や改装のときには、どんなデザインにするか大いに悩み、建築家とのコラボレーションを楽しんでいただければと思います。

 

 

実際に計画を進める際や設計上でのご質問などあればメール等でお問合せください。

 


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2016-11-10 10:00:00

介護施設づくりの基礎知識 その24「介護施設の張り紙や装飾ってどう?」

テーマ:介護施設づくりの基礎知識

 

介護環境デザイナーの間瀬樹省です。

 

 

介護施設にお伺いすると、良く見かけるのが室内の飾り付け。

 


昔より見かける機会は少なくなったと思いますが、それでもまだまだ介護施設では健在のようです。

 


一体なぜあれを作ってしまうのか?

 


私には今もって謎ですが、おそらく職員の皆さんは利用者の皆さんに少しでも喜んでいただこうと思ってのことなのでしょう。

 


あるいは、室内の環境があまりにも味気なく、少しでも楽しい感じを演出するために作らずににはいられなかったということかもしれません。

 


でも幼稚園や保育園のような飾り付け、あるいは小学校のように作品を並べた掲示など本当に必要ですか?

 


一時的に楽しむために来る場所であればまだいいかもしれません。そこがお年寄りの住まいであったら住まいらしくしたいですよね。

 


だってだれも自分の家にはあのような飾り付けや張り紙はしないでしょうから…

 


誤解して欲しくないのですが、とにかく綺麗に整理整頓すればよいというわけではありません。

 


また、何も飾ったり張ったりしてはいけないということでもありません。

 


住まいにふさわしい花や置物を飾ることは全く問題ないですし、暮らしを彩る絵画などはぜひ置くべきだと思います。

 


また、生活の場なのですから生活に使うものが置かれているのはごく自然で、全てを収納してしまう必要はないと思います。

 


それと、建築家は素敵な空間を作る努力をもっとするべきですね。

 


味気ない無味乾燥な空間を作らない、あるいはいかにも「施設です」と感じられるような、思わず飾りをしたくなるような空間をつくらない。

 


素敵な空間なら、そんな飾りがなくても快適だと感じてもらえるでしょうから…。

 


皆さん悪気があってやっていることではないのですが、もう一度見直してもらえればいいなと思います。

 


建物の新築や改装のときには、余計な飾りがなくても快適と感じてもらえる空間とし、それを維持できるようにしたいですね。

 

 

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