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介護施設で普通のおいしい食事をご自分で食べていただくためには、食事の際の姿勢がとても重要です。

車いすから座り替えて食事を食べていただきたい。そのために設計したのがこの「支える椅子」です。


sasaeruisu


ぜひ一度ご覧ください。


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2016-09-30 15:36:11

介護施設づくりの基礎知識 その22「点字ブロック」

テーマ:介護施設づくりの基礎知識

 
介護環境デザイナーの間瀬樹省です。

 

 

バリアフリー法という法律がありますね。

 


基本的に2000平米以上の大きな建物に適用されますが、地域によっては建物種類によりもっと小さな建物でもバリアフリー対応が求められます。

 


出入り口の幅や車椅子で利用できるトイレの設置など様々な基準がありますが今日取り上げるのは「点字ブロック」についてです。

 


正式には「視覚障害者誘導用ブロック」と言い、線状のものと点状のものがあることは皆さんご存知だと思います。

 


このいわゆる「点字ブロック」について、建物の案内施設(カウンターやインターフォンなど)への誘導や、階段の転落防止などのために建物内にも設置が義務化されています。

 


目の見えずらい方にとっては必要なもので、設置が必要な理由は理解できますが、介護施設は公共施設でなはく「住まい」ですよね。

 


住まいと考えるなら、少々違和感がありますし、建物内を住宅のように素足で歩くとなると5mmの凸も気になります。

 


でも法律上、設置しないといけない。
この問題、どう解決しましょうか…

 


解決策の一つとして、凸の高さを低くした製品を使うという方法があります。

 


TAJIMA UDフロア
http://tajima.jp/udfloor/index.html

 


この製品、私の前職時代の同僚が試験を重ねて製品化したものです。

 


視覚障害の方が移動するために床に誘導の印は欲しい、でも車椅子や高齢者にとって突起は邪魔になる、この両立を考えた訳です。

 


何度も試験を繰り返してみると、突起は1.8mm程度でも十分認識ができることがわかりました。

 

 

(TAJIMAさんサイトより)

 


これならば車椅子での走行の妨げにもなりませんし、ここでつまづく危険性もかなり軽減できます。

 


そして素足で歩く際の違和感もかなり少なくできます。

 


建物の新築や改装における設計・施工で、点字ブロックが必要な時には、ぜひこちらを考えてみてください。

 

 

実際に計画を進める際や設計上でのご質問などあればメール等でお問合せください。

 


介護施設の設計は「ケアスタディ株式会社」へ。
ケアスタディ株式会社

 


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2016-09-20 15:20:00

介護施設づくりの基礎知識 その21「手すり」

テーマ:介護環境デザイナーの想い

 
介護環境デザイナーの間瀬樹省です。

 

 

介護施設を建設するとなると、必ず設置されるのが「手すり」。

 


「手すりの高さはどのくらいにしますか?」という議論はあっても手すりを設置するかどうかに関する議論はほぼ無いと思います。

 


でも、物事を考える際はまず常識を疑ってみるところから始めるべきですよね。

 


その手すり、本当に必要かどうかというところから考えましょう。

 


「手すり」と言っても、いくつも種類がありますよね。

 


私は「重心が縦に移動する場所の手すり」と「移動のための手すり」の2つに大きく分けて考えるようにしています。

 


「重心が縦に移動する場所の手すり」というと、
・トイレ
・浴室、脱衣室
・玄関
・階段
などが考えら思います。

 


これらの場所は手すりは必須であると思います。

 


重心の移動や体の機能などを考えて、最適な手すりの形状や設置位置を検討する必要がありますね。

 


では「移動のための手すり」はどうでしょうか。

 


こちらは検討の余地があると思います。

 


まず第一に手すりを完全に目的地まで途切れなく設置することは不可能であること。

 


建物には廊下や扉など様々な要素があって、手すりを途切れなく設置することは不可能です。

 


そのため、歩行を補助するために杖や車椅子を使用しているわけですよね。

 


介護施設で暮らしている方々はご自分で移動手段を確保されているか、介助で移動する方のどちらかです。

 


そう考えていくと手すりは本当に必要かな?となるわけです。

 


実際に介護施設で働く方々にお聞きしても、特に入居施設においては廊下の手すりを使用する方はほぼいないと言われます。

 


では、仮に手すりを使用するとして、高さはどうしたらよいかということも問題になります。

 


入居されている皆さんの体格は様々ですし、仮に体格が同じであってもその方にとってベストな高さは少しずつ違うかもしれません。

 


ある特養では、人それぞれに必要な高さが違う手すりを設けても意味ないと言って、廊下の手すりは一切設置していませんでした。

 


でもそれで不都合が起きたことは一度もないそうです。

 


また、廊下に樹脂製の丸い手すりが張り巡らされていると、それだけで「施設」という感じが強くなります。

 


ということで「移動のための手すり」については本当に必要かどうか、一度立ち止まって検討することをお勧めします。

 


バリアフリー法や各地の条例、補助金の規定等で手すりの設置が必要になる場合もありますが、その場合はデザインに配慮しましょう。

 


「いかにも手すり」と思われないデザインとすることで、室内の雰囲気に合う手すりを設けることはできるはずです。

 

 

手すりをあまり手すりらしくせず、インテリアに溶け込ませています。 

 


必要なものは徹底的にこだわって設置する。でも不要なものは省いて心地よさを確保しコストも抑えましょう。

 


介護施設の設計・施工の際にはぜひ検討してみてください。

 

 

実際に計画を進める際や設計上でのご質問などあればメール等でお問合せください。

 


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2016-08-22 16:49:12

介護施設づくりの基礎知識 その20「建具の機能」

テーマ:介護施設づくりの基礎知識
 
介護環境デザイナーの間瀬樹省です。


介護施設の建物に設けられる扉といえば「引き戸」が圧倒的に多いですね。


それも、床にレールがなく軽い力で開閉できる吊り戸が多いと思います。


このタイプの引き戸にはいくつかタイプがあります。


・開ける時も閉める時も手動の「手動式」


・開ける時は手動、その後自動で閉まる「半自動式」


・開閉ともに自動の「自動式」


ボタンで開閉するタイプは、公共施設のだれでもトイレなどに採用されていますが、介護施設では多くはないと思います。


一番よく見かけるのが半自動式。


扉を開けたら、その後自動で閉まってくれるので便利、と思われがちですが思わぬ落とし穴があります。


それは、勝手に閉まってしまうこと。


例えば車いすを使用している方が扉を開き、その後部屋の中に入ろうとすると…


まだ部屋の中に車いすが入りきっていないのに、扉が閉まってきてしまい扉が車いすにぶつかる、ということになります。


扉を全部開くと、そこで固定されるタイプもありますが、毎回大きな扉を全部開けなくてはならずこれも意外と不便です。


この問題を解決する方法は2つ。


・手動式する


これが一番シンプルですね。


必要な分だけ開き、部屋の中に入ったら自分で閉める。


閉めるという動作が必要ですが、危険はありません。


複雑な機構が必要ないので、扉をシンプルにすることができ、一般家庭のような雰囲気にしやすいです。


20160822_建具

普通の引き戸にした例。一般家庭の感覚に近い空間になります。


・途中で止まる機能のある半自動式にする


最近では、開く時は手動で開いた位置でストップ、閉める際は軽く取っ手に触れると自動で閉まってくれる扉も発売されています。


「フリーストッパー付」というタイプですね。


閉める動作に不自由を感じる方にとっては、とても便利で使いやすいタイプであると思います。


デメリットとしては、普通の引き戸よりはどうしても機構が複雑になり一般住宅のような雰囲気ではなくなること、またそもそも扉が勝手に閉まるという不自然さがあることなどが挙げられます。


将来、このタイプが普及してくればコストが下がり、使う側も慣れて一般的に使われるようになるかもしれないなと感じます。


介護施設の新築・改修の際には引き戸の機能についてもぜひ設計者や施工者に確認しチェックしてください。


介護が必要な方でも過ごしやすい環境が少しでも増えることを願っています。



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