転院そして経鼻栄養 | 一人っ子がする介護ってこんなもん?

一人っ子がする介護ってこんなもん?

親の介護が始まって約10年・・・要介護3だった母が心不全で急逝してからは、独居老人の父のもとに1時間かけて通い介護を6年、母の七回忌直後に父は脳出血!施設介護を経て2017年8月12日父は急逝。悲しい・・・なのに義父母介護・・・

なんだかもう絶望的になってきた・・・

 

 

昨日大学病院を出て

都心にある別の病院に転院させた。

 

転院にために頼んだ福祉タクシーさんは

道を間違えて余計に時間とお金がかかり

大変だった。

 

10時半近くに転院が完了したあとは

次々と検査やドクターの診察。

 

すぐにリハビリのための病棟に行くのかと思いきや

いったんは一般内科病棟入院。

 

嚥下リハが担当のドクターがきて

父の食事の様子を観察。

ゼリー状の食事なのに

父は激しくむせこんでしまった。

 

なんだか日ごとにむせがひどくなっている気がする。

 

食事は中止。

 

私が帰った後嚥下内視鏡検査をして

誤嚥の危険が大きいと判断され

経口摂取は禁止。

点滴になってしまったと、夜7時、主治医から連絡がはいった。

 

 

そしてきょう、14時から嚥下造影検査を行うから

私にもくるように言われた。

 

でも私は父のかむ力はしっかりしているからと

あまり心配はしていなかった。

 

 

きょうになり父の嚥下造影検査をみせてもらった。

 

父の嚥下能力は考えていたものよりも

ずっと悪く、

飲み込んだものが喉頭蓋のうえに残ってしまい

これが誤嚥性肺炎の原因をつねに作り出していると

判明した。

 

これでは食べさせられない!

 

リハビリ担当医が言った。

 

食べない状態でリハビリをしても

拷問になるだけで、良い方向にはいかない。

経鼻栄養にして栄養をとりつつリハビリしながら

回復をまつべきだと。

 

 

ちょっと待って!

経管栄養はしないつもりなのに。

そんなこと言われたって!

 

けれども父は圧迫骨折からの苦しみで

しっかりと食べることができなくなって

体力がめっきりおちている。

 

一時的に経管栄養にするのは

決して無駄なことではないと

ドクターにいわれ、

従ってみることを決断した。

 

経鼻栄養のままでは

ホームには戻れない。

本当に一時的なもので終わるのか?

このまま胃ろうの方向にいってしまうのではないか。

 

 

絶望的になっている。