きょうはまた父の降圧剤の話だ。
定期的に父は大学病院の循環器科に通っていて、
4週間前に降圧剤がアムロジン5ｍｇ×2回から
アダラートＣＲ40ｍｇに変わった。
アムロジンの副作用で
足の甲が浮腫みで膨れ上がって
生活に支障が出ていたからだ。
本当は漢方薬を希望したのだが
父に漢方の追加は危険と判断した
主治医は、降圧剤自体を変更することを選択したのだった。
また降圧剤の種類としては
アムロジンと同じカルシウム拮抗薬のなかからの
選択だった。
父がアダラートを飲み始めて3日後くらいからは
ひどく体調が悪そうだった。
足がだるくて歩くのが億劫で
その頃ほかの病院に通院付添をしたが
とても苦しそうで
お昼に食べようとしたカレーライスも
大部分残してしまうくらいだった。
けれども薬が変わって
10日くらいが過ぎてからは
そういっただるさもなく
体調は回復した。
ただ血圧が高めなのが気になった。
本来父は慢性腎不全患者なので130くらいまで
降圧するのが理想なのだが
どうしても140台から150台になってしまっていた。
う～ん、このままだと
冬場の寒い時はもっと血圧があがりそう。
今度11月に循環器に行ったときは
降圧剤を量を増やす方向になるかな？
アダラートＣＲは40ｍｇを2回まで増やせるみたい。
でも一気に倍の量にすると
副作用がこわいから30ｍｇ×２くらいで
出してもらえるといいかな？
なんて思っていた。
ところが、ナント先週の終わりくらい
つまりアダラートを飲むようになって
3週間後くらいから
血圧が120台から１３０台くらいに落ち着いてきたのだ。
しかもあんなにアムロジンで悩んでいた浮腫みが
ほとんどなくなってしまったのだ。
これはいい！
降圧剤って
数日で血圧が降下するものよりも
むしろこうやって徐々に
薬効成分が体内に残留していって
効果が持続するようになるのが安心なんだ！
まえの主治医が血圧を下げるべく
乱暴にヘルベッサーＲの最大量を投与して
父は徐脈で命が危うくなったことがあった。
あのときはヘルベッサーＲを飲み始めて
２日後には１２０台までさがり
その効果に喜んでいたが、
本当はあれは危険な投薬だったのだ。
その数日後には血圧は１００くらいまでさがり
脈も４０になってしまったのだから。
降圧剤ってあんなにすぐに
効くものでは
むしろあぶないのだ。
今回アダラートは３週間くらいで
理想的な血圧になってきた。
ただこのまま飲み続けると
２週間後くらいには
さらに血圧が下がってしまうのではないかとも思う。
腎機能の低下した人は
薬の排泄能力が低い。
だから通常の人よりも
薬の血中濃度が高くなりがちなのだから。
しばらく経過を注意深くみていかないとならないなと思った。