2010-08-12 16:07:33

国際-ワールド・リート・オープン(毎月決算型)は買うな!?

テーマ:海外ファンド



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国際-ワールド・リート・オープン(毎月決算型)が人気です。





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なぜここまで

国際-ワールド・リート・オープン(毎月決算型)が人気なのでしょうか?





それはズバリ分配金です。





国際-ワールド・リート・オープン(毎月決算型)は、

2010年8月10日決算で

75円の分配金(以下わかりやすいように配当とします)を出しています。





これを年換算すると、




75円×12ヶ月=900円



900円の配当をもらえるわけです。(1万口あたり)




これに対し、8月11日現在の基準価格は5080円となっていますので、

900円÷5080円=約17.7%の配当がある、ということになります。




・銀行普通預金 0.04%


・日本国債 1%




この状況からして17.7%は破格の配当ということになります。





これだと人気が出るのもうなずけますね。





しかし。





ちょっと不思議だと思いませんか?





なぜこの低金利下でかつ、景気も減速している中で

17.7%の配当がもらえるのか?







こちらに国際-ワールド・リート・オープン(毎月決算型)の

マンスリーレポートがあります(2010年6月30日付)。

http://bit.ly/bQRIqp





このレポートの2ページ目、

左下に【基準価額変化要因(1万口当たり)】という項目があります。





ここに該当月の基準価額の変動要因が書いてあります。

よく見ると、リートの運用や為替は▲201円となっています。





要は運用がマイナスだったということです。





にもかかわらず、配当が75円出てますよね?

これはどういう意味でしょうか?





察しが良い方はもうお気づきでしょうが、

国際-ワールド・リート・オープンの

資産を取り崩しているのです。



例えると、タコが自分の足を食った。とも言えるでしょう(笑)





その他、この配当にはいろいろ注意すべき点があります。

(これは国際-ワールド・リート・オープンだけの要因ではなく。)




・この配当はあくまでも直近決算で決定されたもので

 継続して出るとは限らない


・配当が出るということはその都度課税される


・配当を受け取る契約だと複利効果が弱まる




こういった点に十分な注意が必要です。





最後に誤解を与えてはいけませんので、

改めてお伝えしておきますが、





別に私はこの国際-ワールド・リート・オープン(毎月決算型)が

悪いと言っているわけではありません。





私が指摘している部分はあくまでも投資効率という面での話です。

分配を出す金融商品は資産運用には適していないのです。

特に国際-ワールド・リート・オープン(毎月決算型)などの

リートの投資信託はそれが顕著です。




しかし投資信託は株式などと比べ、

投資手法としてのメリットも多い金融商品です。





ですから、「こういった仕組みをしっかり理解した上」で、

投資されるのは一向にかまわないと思います。





むしろ、いきなりヘッジファンドや海外ファンドへ投資するよりも

こういった投資信託から始めるのも良いと思います。





目先の数字に惑わされないこと!





これをしっかり認識して投資してみてください。






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