昨年の12月18日に昇段審査が行われましたが、それから数ヶ月ようやく待望の黒帯が館長から手渡されました。
桐の箱には「特選 御帯」の文字。
今まで使ってきた色帯とは艶や重さが全く違いますが、それ以上に帯から放たれる威厳がひしひしと伝わってきます。
まさに、「男の一品」
実際に帯を締めると責任など感じると同時に、何かを伝えていければと考えます。
その一つが礼儀。
空手と言うと一般の方からすれば強さばかりが目立っていますが、本来は武道としてもっと大事な事があると
思います。
きちんとした挨拶は勿論ですが、空手に限らず武道の教えには「礼に始まり礼に終わる」という言葉があります。
これは敗者に対し、見せびらかしや侮辱な態度を取ってはならないという事であり、相手に対する敬意を失っては
いけないと言うことです。
武道では、礼の前にガッツポーズをするというのは相手に対する礼儀を逸脱する行為とされています。
このように、礼節を重んじるという事の大切さを子供達に伝えていきたいです。
そして、何が正しいのか、また間違った事に対して注意のできる強い心、それを許すことのできる広い心を
身に付けて欲しいと願います。
こういった精神を養っていく事こそが、本来武道としての真髄ではないでしょうか。
最近の風潮として「事なかれ主義」と言うものが蔓延し、「見て見ぬ振り」の態度の大人がほとんどです。
確かに、注意したのを切っ掛けに逆ギレされ悲惨な事件になったという事もありますが、空手で培った体力や
精神は、誤った事に対してきちんと注意できる大人として役立てていくつもりです。
黒帯に憧れ目標として頑張ってきましたが、これが終着点ではなく通過点として、今後も空手道の高みを目指し、
精進して参りたいと思います。
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