「おかあさん」という男性の人生

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「生まれた場所はゴミ箱で、
誕生日すらわからなくて、
おまけに体に障がいを持っていて。

それでも一生懸命生きてきて、
なんと彼女もできてさ、
結婚なんかも決まってさ、
一時期最高に幸せでさ。

でも結婚直前に、
彼女が性被害に遭ってしまって、
ボロボロになっていって、
自ら命を絶っちゃって…。

もうそこからはほとんど記憶になくってね。
気がついたら刑務所にいた。

聞けば彼女を犯した男を、
俺は車でひいたらしい。
そうやって10年間、
刑務所にいたんだ。

幸せな時間も、
俺の人生もめちゃくちゃにされて、
刑務所にも入れられたんだ。


でも去年の6月、
やっと刑務所から出てきた!

そして「さぁ何しようか」と思ったら

「あと4、5年の命でしょう」

って突然の余命宣告。

キツかったね。

そんなときに出会ったのが【チームまさか】。
人生変えられるかなって期待して参加した。

そして、
少しずつ、
人生が変わってったんだ。

彼女を犯した男に、
『車でひいてしまって、ごめんなさい』
って、謝ったんだ。

自分の母親が見つかった情報が入ったとき、
どうしようかと迷ったけれど、
会うこともできたんだ。


そして6月11日には、
300人の人の前で話をさせてくれるって、
場所まで作ってもらって、
話ができることになった。

俺はさ、
自分の不幸をさらしたいわけじゃないんだ。

俺は、
もっとみんなに命ちゃんと使えよ!
って言いたいんだ。


どんなにもがいても、
障がいのせいで、
5の力しか持っていない俺。

それでも、
頑張って5の力を出そうとしてる。

なのに、
10の力を持っているやつらが、
2とか3とかしか力出してなくて、
それで妥協してたりする。

それ、スゲー腹立つんだ。

「もっともっと、できるだろ!やれるだろ!」

そう思うし、
何よりそれを伝えたいんだ。

「あの人が頑張ってるなら、私も頑張れるかも。」

そう思ってもらって、
立ち上がってもらいたいんだ。

俺、生きたいよ。
もっと生きたい。

でも最近も手足を動かしずらくなっていて、
死に確実に向かっていて。

最近医者に、
「余命は3.5年、動けるのはあと2年だろう」
と正式に宣告が下りた。

でもだからって、
不幸なわけじゃない。

精一杯生きないで、
後悔残して死ぬほうが不幸だ。

だから俺は、
養護学校回ったり、
地震直後に募金活動したり、
職業訓練校行ったり、

いまできることを精一杯してるんだ。

そんな俺の言葉が、
誰かに響いたらなって、
心からそう思っている。

みんなみんな、
どうか話を聴いてください。

俺の生きた証を、
残させてください。

そしてみんな、
元気になってください。

きっとそれが、
俺の役目だから。

よろしくお願いします。」


「おかあさん」と呼ばれている男性の講演会が、
2011年6月11日(土)に代々木であります。
※詳しくはhttp://kokucheese.com/event/index/11728/をご覧ください。

当日は「うまれる」という、
命の尊さを教えてくれる映画の上映も行います。
※映画の公式サイトはhttp://umareru.jp/

命について、
考えさせられる一日になると思います。

どうぞどうぞ、
ご来場ください。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
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チームまさか 一同
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