「リリースヨガって何?」7 | ヨガの解剖学.com

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今回からは筋肉、筋膜に着目していきます。


筋肉の周りに筋膜という膜があります。


「筋膜」という言葉を見ればほとんどの方がイメージできると思います。



この筋膜の定義ですが、多くの参考書を見ましたが、


それぞれで解釈が異なっていて、定義付けがなされていない状態です。



それはさておき、僕の中の解釈ですが、


筋膜は筋肉の周りの膜のみならず、その周囲の皮下脂肪を指すこともあり


または、靭帯や間膜なども「筋膜」でひとくくりされています。


結合組織全てが筋膜といってもおおげさじゃない位です。


この考えが施術やヨガを行っていると一番しっくりきます。



筋膜から筋膜へのつながりは靭帯でのつながりや、


間膜、関節包でのつながりをもっていて、


学生時代に実際に人体解剖を行った際に、


これが○○筋で、これが○○筋で、と習うのですが、


時々先生も「う~んこれは○○筋かな、、、」


と迷うシーンも多くあります。



筋肉の違いが分かりにくいのです。


筋肉起始停止は、解剖学で細かく細かくひも解いた結果、


あらわれたもので、実際の体は様々なつながりがあり、


筋肉単体で表すことの方が難しい場面が結構あるのです。



抽象的な話になってしまいましたが、


筋膜のつながりは、体全身の結合組織のつながりであり、


筋肉の概念を超えるラインが存在するのです。



7/31、8/7リリースヨガ指導者養成講座@五反田


9/25 筋膜リリースセラピスト養成講座@東京葛飾