猫婆の介護ブログ

介護職体験談や介護にまつわるエトセトラ


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日々充実しているせいか、最近これだと思うネタがないため、某掲示板より抜擢。


質問内容は、実習で看護師から、『 トロミをつけた水分は、水分として殆ど吸収されない。』 と

聞きましたが、本当ですか? と言う質問です。


知っているなら教えてあげろよ!って感じですが、多分、看護師の方は要約して説明をしたか、

看護師自体が勘違いをしているか、その方本人の聞き間違えだと思いますが、

本当ですか?と言う質問だけに対し答えるなら、それは違いますねぇ~と答えます。


普段私たちが食事をすると、その食べたものが消化、吸収されるのは小腸になるわけですが

大腸が吸収するのは水分だけになります。ところが大腸の調子が悪いと、この水分の吸収率も

下がってしまうために、吸収できない水分は、一番分かり易く言えば下痢として排出されるように

なります。


風邪をひいて胃腸の調子が悪い時、食べた物がうまく消化されないまま下痢便で排出されたり

水の状態でジャーーっと出たりしますが、そういう時は決まって、『 消化に良いものを食べるように。』と

お医者様からも言われますが、逆に消化の良いものと思って水分ばかりとっていると、

下痢便はいつまでたっても止まりません。


大腸の調子が悪ければ、大腸で水分が吸収できないために、水分を沢山とったとしても

殆どが下痢便となって身体の外に排出されてしまうわけです。


では、とろみをつけるとどうなるか。

流動食等、液体のものにとろみをつけたりすると、胃の中で停滞する時間をのばす事が出来ます。

サラサラなものよりも粘度があった方が停滞時間はのびるため、腸内への移動時間がゆっくりとなり

その分、水分の吸収率が良くなるのです。 なので個人差はありますが、経管栄養等の場合は、

とろみをつける事で下痢便が解消されるケースもあるのです。


つまり、とろみをつけた方が水分の吸収率は上がるんですね。


ちなみに、缶コーヒー一本を飲んだ場合と、同じ量のコーヒーゼリーを食べた場合、

どちらがトイレが近くなるかと言うと、コーヒー一本飲んだ場合の方がトイレは近くなります。

同じ量でも飲んだ後に違いは出るので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

自分の身体で水分の吸収率の違いを体験してみるのも、一つ賢くなる方法だと思いますよ。

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