【双極性障害患者における精神疾患と灰白質容量との関連】

2016年07月06日

●統合失調症、双極性障害、その他の精神神経疾患でみられる

【精神症状の神経生物学的基盤はいまだによくわかっていない。】

➡(確かに!双極性障害をいくらMRIでみても明らかな病変は見られない、というのが通例で、それだからゲノムレベルでの”原因”を解明する研究がなされています。)

●過去10年で、核磁気共鳴画像(MRI)の多くの研究において、異なる精神医学的症候群患者と健康成人対照者との間に、

【局所灰白質容積の差が認められている。】

➡(これはわたしが知らなかった事実です。では?診断にMRIを用い灰白質をみればよいのでは?と素人考えでは思います)

●しかし、これら症候群でみられる症状に焦点を当てた研究はほとんどない。

➡(なぜ?研究がないのですか??)

●スウェーデン・カロリンスカ研究所のCarl Johan Ekman氏らは、

●精神病の既往歴のある/ない双極性障害患者および健康成人を対象として、精神疾患と灰白質容量との関連を検討した。

➡(非常に興味深い研究ですね!)

Schizophrenia bulletin誌オンライン版2016年6月11日号の報告。





●対象は、精神病の既往のある/ない【双極性障害患者167例】と健康成人対照者102例。

●核磁気共鳴イメージングは、ボクセルワイズの単変量解析(ボクセルベースの形態計測)を使用して、グループレベルで分析した。

●主な結果は以下のとおり。

・精神病の既往歴のある双極性障害患者は、同既往歴のない患者、健康成人対照者と比較し、

【左紡錘状回、右吻側背外側前頭前皮質、左下前頭回の白質容積が小さい】

➡(すでに10年前に分かっていたこととはいえ、やはり【白質の量が物理的に少ない】というのは、やはり双極性障害は脳の病気の証拠の1つですね!)

ことが示された。

・精神病の既往歴のない患者と

【健康成人対照者との間に、これら領域の容量の差は認められなかった。】

➡(健常人は、どの方を測っても、灰白質に異常はないということです。いいなぁ・・・)

・以前より、

【これら領域は構造上および機能的に”妄想や幻覚”と結び付いている】

➡(わたしが時々【これって神秘体験!?と感じる現象がおこるのは、実は、灰白質の異常で幻覚をみていただけなのかもしれませんね・・・。】ちょっと寂しい結果でした・・・幻覚・妄想かぁ・・・。)

とされている。

(情報ソース:大塚製薬医療サイト・CareNet)






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