| 鹿児島県薩摩川内市で本日行われるお祭り |
| 川内大綱引(せんだいおおづなひき)をご紹介します。 |
| 川内大綱引(せんだいおおづなひき)というこのお祭り、 |
| 綱引きという名前の通り、 綱を引き合うお祭りなんです。 |
| 毎年9月22日行われているお祭りで、 400年以上の歴史がある、 |
| 薩摩川内市の伝統行事です。 |
| 特徴は、ルールと 綱が大変大きいことです。 |
| 綱は、長さ365m 重さ5t 直径35センチもの 日本一の大綱です。 |
| この綱なんですが、祭りの当日練られます。 |
| 今日がお祭りですから、本日8時から綱作りが始まります。 |
| この大綱を練る作業を「綱練り(つなねり)」といい、 およそ1000人の人が |
| 数百本の綱を、昔ながらの道具や工法を使い、 協力して練り上げていきます。 |
| そして、午後3時には、綱練りが終了し 大きな綱が出来上がります。 |
| この大綱(おおづな)に、 子どもを乗せると健康に育つと言われています。 |
| 子どもを乗せている姿を綱練り終了後には、 見ることが出来ます。 |
| 午後7時から 神事 午後8時から 一般の人が参加出来る市民綱引き そして、午後8時15分からは、 いよいよ大綱引きのスタートです。 |
| 上方(かみがた)下方(しもがた)に分かれた 3000人以上のサラシ姿の若者が |
| 綱に集結します。 |
| 特徴のあるルールを紹介します。 |
| この綱引きは、引くだけではなく、 「押し隊」という相手の引き隊、綱を引く人の |
| 邪魔をする攻撃をする人たちがいるのが特徴なんです。 |
| 男同士のぶつかりあいは勇壮です。 |
| 私は、去年 綱の中央付近で このぶつかり合う様子を 見たのですが、 |
| あまりの勢いに 少し遠ざかったほどでした。 |
| 1年に1度の男達の戦いは、本当に勇ましいものです。 |
| そして、もう一つ 川内大綱引きの特徴として ワサというものがあります。 |
| ワサとは、大綱の両端には呼ばれる 人が3人ぐらい入る大きさの縄の輪です。 |
| 中央に設置してあるダン木と呼ばれるものにワサを引っ掛けると |
| それ以上は綱を相手に引かれなくなるので、 その間に次の攻撃をいつ始めるか |
| など作戦を練り体勢を整えます。 |
| ワサがあるので、なかなか勝負がつきません。 |
| 昔は、縄がきれるまで戦ったと言われています。 |
| 現在は、勝負がつかなかった際は 1時間30分以上引き合ったところで |
| 審判長が大綱の中央をのこぎりで切り、 勝負が決まります。 |
| この川内大綱引(せんだいおおづなひき)は、 一番太鼓という太鼓の音で |
| 攻撃が始まります。 |
| 一番太鼓は直径およそ30センチの太鼓で、 片手で持ち |
| もう一方の手に竹で出来たバチを持って打ち鳴らします。 |
| この一番太鼓を叩く役は、 一生に一度しか出来ません。 |
| この役を今年引き受けたのは、Kさん 34歳です。 |
| Kさんは、今年1月 クリーニングの仕事を お父さんから世代交代し、 |
| それと同時に株式会社にしました。 |
| 自分にとって節目の年なので、 一番太鼓を引き受けることにしたのです。 |
| 勝って、商売に勢いをつけたいと思っています。 |
| 今月13日に、薩摩川内子ども大綱引きが行われました。 |
| 市内の小学生が参加するこの綱引き大会で、 一番太鼓を務めたのは |
| Kさんの息子 小学六年生のSくんです。 |
| 子ども大綱引きで、一番太鼓を叩けるのも一生に一回です。 |
| 最初は、出るのがいやだったじんくんですが、綱になると熱い |
| 71歳のおじいちゃんに出らんね と言われ |
| さらに、家族全員に押され、一番太鼓を叩くことになりました。 |
| この子ども大綱引きの一番太鼓は、 大人の大綱引きの |
| 一番太鼓、押し大将、大将が馬を作り その上で叩きます。 |
| Sくんは、お父さんの肩に乗り一番太鼓を叩きました。 |
| 緊張顔のじんくんを見ながら、お父さんは叩かんか~という |
| 気持ちだったそうです。 |
| 結果は、残念ながら負けてしまいました。 |
| しかし、綱引きのおもしろさを 自分の子どもに伝えられたと感じたそうです。 |
| そして、おじいちゃんは よくやったね~ と笑顔だったそうです。 |
| 本日、午後8時15分に 川内大綱引きの |
| 決戦の火蓋が切って落とされます。 |
| 薩摩川内市の今夜は、熱い夜になりそうです。 公式ホームページ 川内大綱引保存会 http://ootsuna.satsuma-sendai.jp/ |



