科学カフェ京都(特定非営利活動法人)

科学を身近に!技術における意思決定プロセスの民主化を目指す!!


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◆◆ 科学カフェ京都 第78回 定例会 ◆◆


科学カフェ京都(特定非営利活動法人)

日時:10月22日 午後2時~5時

話題: 「植物細胞の培養の歴史と植物有用物質の大量生産への応用」

講師: 山田 康之 先生
(京都大学名誉教授、奈良先端科学技術大学院大学元学長、学士院会員、文化功労者)

□会場:京都大学 吉田南総合館北棟 25号室
(京大時計台前正門の南向い側の門より入り、
南へ向かって真正面の建物の右手2階)
地図:
http://www.mapfan.com/m.cgi?MAP=E135.46.59.50N35.01.16.7&ZM=11

概要:

最近、動物のIPS細胞が世情を賑わせております。あるヒトの例えば皮膚組織を培養してそのヒトのいろいろな機能を持った細胞組織を作ることです。これは、同じヒトからの組織をとって、そのヒトに戻しますので医学的な応用に大変役立つと考えられています。

これと同じ様なことは植物では1950年代に既に発見され、技術的にも可能になっておりました。植物は動物に比べて学問的にも非常に静的な基礎学問領域で、あまりノーベル賞などの対象にならずにまいりました。しかし、植物を研究するおもしろさはなんら動物を研究することには劣りません。

これまで植物細胞の一大特徴は培養細胞が分化全能性を有することで、培養細胞から植物のいろいろな器官や個体を再生する事が可能であることでした。この発見が今日の植物バイオサイエンスへの基となり、遺伝子工学への展開に繋がりました。植物細胞培養の可能性は1902年に、ベルリン大学植物生理学教授G.Haberlandtによって予見され、一個の細胞が一個体としての機能を有すること示唆しました。しかし、実験的に証明したのはアメリカ人、ロスコー・ジャクソン記念研究所のP.R.White博士と後にフランス学士院院長になったR.Gautheret博士で、1930年代にそれぞれ独立して培養に成功しました。さらに、1957年ウィスコンシン大学F.Skoog教授とコーネル大学F.C.Stward教授が培養細胞から植物器官・個体再生に成功し、植物科学における細胞機能に関する研究への新しい道が切り拓かれました。

その後の植物の生命の不思議さは世界の植物科学者によって解明されてきました。これらの事についてご紹介したく思います。








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