科学カフェ京都(特定非営利活動法人)

科学を身近に!技術における意思決定プロセスの民主化を目指す!!


テーマ:
◆◆ 科学カフェ京都 第104回定例会 ◆◆





日時: 2014年 2月 8日(土) 2時~5時


話題: 「テラヘルツ光科学が切り開く世界」


講師: 田中 耕一郎 先生
(京大大学院理学研究科教授 専門:光物性)
http://www.hikari.scphys.kyoto-u.ac.jp/jp/index.php?%E7%94%B0%E4%B8%AD%E3%80%80%E8%80%95%E4%B8%80%E9%83%8E


会場: 京都大学理学研究科セミナーハウス
http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=473
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_n.htm
(上記地図の番号10の建物です)


概要:
テラヘルツ光は、10年前は「遠赤外線」と呼ばれていた電磁波=光である。電波と可視光の中間の周波数を持つことから、エレクトロニクスとフォトニクス両方の発想に立った技術が展開され、様々な科学や応用に用いられるようになってきた。例えば、微粒子や低次元物質、有機材料などの伝導率評価や、光励起にともなう光キャリアの非平衡ダイナミクス、太陽電池の開発において重要な光キャリアの解析にも使われている。一方、アミノ酸や糖類の結晶をはじめとした生体関連材料においては、THz領域の光学スペクトルに分子間振動に起因する構造があることから、薬剤や危険物の微量分析のための「指紋スペクトル」として利用することが検討されている。さらに、可視域では不透明な材料でもテラヘルツ領域では透明なことから、「安全・安心」のためのセキュリティへの応用がすすめられている。本講演では、まずテラヘルツ光とは何かを解説した後に、いくつかの応用例を紹介する。



講演ビデオ:


質疑応答:



参考:
田中先生は一貫して、機能性電子材料の光学特性の評価、光照射による機能発現、および新しい分光手法による機能発現ダイナミクスの研究に取り組んできた。超イオン伝導体における永続的ホールバーニング効果の発見(1991-1993)、時間分解電子ラマン散乱分光の確立とそれをもちいた半導体キャリアダイナミクスの研究(1993-1995)、ポーラスシリコンの基礎光学過程の解明(1993-1994)、ガラス材料の非線形光学応答とフェムト秒加工(1995-1997)、スピンクロスオーバー錯体における光誘起相の構造研究(2001-)、強誘電性酸化物における誘電性の光制御(2003-)、新しいテラヘルツ時間領域分光の開拓と物性応用(2002-)、などが代表的な研究成果である。特に、スピンクロスオーバー錯体においては、振動分光による光誘起相の特異性の発見(2001)、X線構造解析およびX線分光による光誘起相の構造研究(2002-2004)、複核スピンクロスオーバー系の選択的光誘起転移の実現(2005)などの研究をおこなった。テラヘルツ時間領域分光においては、時間領域全反射分光法とシングルショットテラヘルツ分光(共に2004)を世界に先駆けて提案・実証し、非接触で電気伝導度や集団フォノンモードを時間分解測定する手法を確立している。最近では、世界最高強度のテラヘルツ光の発生に成功し(2011)、高強度テラヘルツ光をもちいたテラヘルツ非線形分光の領域で数多くの成果をあげている(2011-)。


(申し込み不要、無料)





































































































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