ソフトボール迷探偵 ~dream anthology

ソフトボールの審判として30年、その経験を活かして様々なカテゴリーの観戦録を綴ります。
また、ジャッジを側面から鋭く切り込み、エピソードや所感を含めて、魅力を発信していきます。


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 この3日ほどバタバタと慌ただしかった。そもそもケチのつき始めが3日の深夜、勤務を終えて帰宅する途中、タイヤがパンクしたことだ。証拠は何もないから、何とも言えないのだが、R52を走っていて対向車が何か窓から捨てたのは確かで、すれ違いざま右後輪からいきなりガッガッガッ…と尋常ではない異音がした。とたんに車体がガタガタしだしてすぐにパンクだとわかった。とにかく一気に空気が抜けてしまったのだ。
 タイヤの溝はまだまだ充分過ぎるくらいのものだったから、少々、何かが刺さったくらいでそんな状態になるとは考えられず、「やられたな」とは思ったが前述の通り何の証拠もない。
 とりあえずスペアタイヤとの交換作業を始めたら、またまた運悪く雨が…。面倒だからJAFに救援要請しようかと思っても、ちょうど山梨と静岡の県境付近、山の中というか山間のため、携帯も全くの圏外で使えない。
 仕方がないので小降りになるまで車の中で待機。周りが白々と明ける頃、ようやく雨も上がり作業続行。いつもなら0時から1時の間くらいには帰宅できるのが、この日は結局6時。その日つまり4日にはまた、昼過ぎには出勤しなければならないわけで、それでもタイヤの修理もしておかねばならない。職場には遅刻する旨連絡を入れておき、午前中タイヤショップへ。一気に空気が抜けてしまうパンクはすぐに車を停止したつもりでも十数メートルは走ってしまっているわけで、タイヤの内側がやはりダメで使えない。前輪はだいぶすり減ってきていたので、結果的には4本とも新品に交換。とんだ出費になってしまった。
 5日は午前中知り合いの家の葬式、昨日は休務者の穴埋めとして2時間早出するように電話で急な要請を受けて…、とまあ、てんてこ舞いというか盛りだくさんなここ数日であった。お陰でとてもじゃないがブログを書いてる時間なんかありゃしない。ということで久々に記事をUPしようと思う(笑)。

 以前、私が審判委員長を解任されたとき、新たに広報副委員長のポストに就くように言われたことは書いた。しかし、私に解任されるに相当の理由、例えば不祥事を起こしたとか、公金を横領したとか、或いは長として、登録された審判員が著しい不手際を仕出かしたことによる責任を取らなければならないなどがあれば、本来クビにするだけのはずであり、この事実からも私には落ち度がなかったことの証になると考えて然るべきだろう。
 それに、私が辞めたのは自分からだとありもしないことを吹聴している輩がいたことも耳にしていたし…。きっと私をそれほど無責任な人間と印象付けたかったのだろう。

 ところで、2004年11月に愛媛県松山市で起こった白バイと一般男性、それも当時未成年の16歳だった少年が運転していた250CCの大型スクーターによる衝突事故におけるある裁判、最高裁が「受理しない」という決定を出し、10年以上に及ぶ闘いが呆気なく終幕したという。
 色々な情報を見て、聞いて、私自身が判断した限りでは加害者は白バイの隊員であり、少年は被害者にしか思われないのだが、あろうことか県警が元少年とその家族に対して壊れた白バイの修理代と隊員の治療費、慰謝料を請求する訴えを起こしたというのだ。
 それに対抗すべく元少年と家族の方も国賠訴訟を起こしたものの、結局それが最高裁で不受理となり、白バイの修理代その他の支払をしなければならなくなったらしい。
 一般人である私が聞けば実に理不尽であると思う。第一、刑事裁判で、事故原因は少年の無理な右折にあるとして、一旦は一般事件でいう「有罪」にあたる「保護観察処分」という処分が下されたのだが、新たな証拠により高裁で争った結果家裁に差し戻し、最終的に「不処分」(一般裁判でいうところの「無罪」)になっているのに…である。
 とにかく愛媛県警松山署は白バイ隊員の言い分通りに調書を作成したようである。少年の、自分の前に右折車両がいて、自分はその後ろで両足を地面につけて止まっていただけだとする主張は退けられた。目撃者もそれに沿った証言をしていたにもかかわらず、それも抹殺された。それどころか少年の前に右折待ちの車両がいたことさえ消されてしまっていたという。
 だいたいからして、この事故の捜査にあたったのが白バイ隊員の所属していた所轄署。身内が身内をかばうと考えるのは自然の流れで、ずさんな初動捜査どころか恣意的に事実を捻じ曲げて、結果ありきだったのだろう。事実、少年は業務上過失傷害罪で送検、家裁に送致されて一度は前述の通りの処分が下され、一方白バイ隊員の方は嫌疑不十分として不起訴だったとのことだ。
 あり得べからざる国家権力である。スポーツだってそのジャッジは第三者が行なうのである。以前、私が自らの所属チームの試合で球審を行なったことを書いたが、そのときチームメイトの誰もが有利なジャッジがしてもらえるものと期待していたように、それが自然なのである。まあ、私はそのとき冷静にジャッジし、所属チームは敗れたが、そんなのは稀で、ましてや人の一生を左右しかねない事故で身内同士がその審判の任を担うなど誰が考えたっておかしい。

 私は正直申し上げると警察をあまり信用していない。交通警察は特にそうである。それは実体験からそうなったのだ。
 運転免許を取得して最初、ベージュ色の日産サニー(ダットサン)に乗っていたのだが、ある踏切で一旦停止したあと発進したら、踏切の向こうの民家の陰から警官が現れ一旦停止を求められた。聞けば今、一旦停止義務違反があったというのだ。ちょっと待て!馬鹿なことを言うな!ちゃんと止まったではないか!と言ったが、とにかく現認したから間違いないの一点張り。実は偶然にも私の前を同色のサニー(ライトバン)が一旦停止せずに渡っていたのだ。その車と私を見間違えたのは明らかだった。とにかく私は身に覚えのないことなので青切符を切られたとしてもサインすることは拒否する旨を言った。彼らの常套句というか決まって「ならば裁判で…」と持ちだしてくる。結局、「厳重注意」と言われたが、厳重注意される覚えすらないのだ。だからはっきり「厳重注意なんてされることはしていない。だからその言葉は素直に聞くことはしない。それだけを言っておく」とだけ通告し走り去った。

 よく、テレビで「実録交通警察24時」とかいう番組をやることがある。その中でナレーションが「警察官の眼力は不審者を見逃さない」とかいって職務質問でたまたま発見した薬物中毒者を逮捕した事実で称賛することがある。しかし、私に言わせれば「ふざけんな!!」という気持ちだ。
 あるとき、遅番の仕事帰り、深夜にあまりにも疲れたので車を道路わきの空き地つまり絶対に安全な場所に止めてシートを倒し、休んでいたことがある。誰かが懐中電灯で失礼にも私の車の中を照らし、なおかつトントンと窓を叩くのでふと見るとパトカーが横付けされていて二人の警官が立っていた。
 こんな時間にこんなところにいるのは挙動不審だから職務質問させてくれというわけである。何だかんだとやり取りが合って、免許証を見せろというから、始めは拒否してやろうかとも思ったが、そこまではしなくてもと思いなおし、提示した。
 途中、あまりにも頭に来たからカバンの中から汚れた作業着(勿論、社名入りであるが)を取りだして広げて見せ、仕事帰りだということは納得させたものの、最後にヤツらこう言い放った。「こんな暗い所に車を止めているから不審者と間違われるんだ。休むならもっと明るいところで休め」。不審者と思いこんだ警官ではなく、不審者と思われてしまったこっちの落ち度だと言わんばかりであった。「何寝ぼけたこと言ってんだよ。じゃあ、聞くが、あんたたち、眠るときに部屋の電気をつけたまま、明るいところで寝るのか?まったく、お前らバカか…。よく考えながらモノを言えよ」。これにはさすがに向こうもムッときたようであったが(笑)、幸いにも「警察官侮辱罪」なるものはない。手を出したり、向こうがこちらの車に手を掛けてきたとしてそれを振り払ったりしたらたちまち「公務執行妨害」とされてしまうだろが…(笑)。
 結局、「とにかく直ちにこの場から立ち退け」の一点張りで、不審者と間違えたことに対する謝罪の一言もなかった。権力を持つと人は傲慢になるというがまさにその典型であった。
 こんなこともあった。朝、日勤の出勤途中でやはりパトカーに停止を求められた。走行中に携帯を使用していたのを現認したというのである。しかし…その日に限って偶然にも携帯を家に置き忘れていた。持ってもいない携帯をどうやったら走行中に掛けることができると言うのか…(笑)。結局、その警察官は見間違いであることは認めたものの、「気をつけて行ってください」という言葉だけで、やはり「申し訳なかった」の一言もなかった。
 いくら交通違反とはいえ、一度は容疑者扱いしたのである。明らかに間違いだとわかったらまず謝罪が先であろう。どうやら警察組織というところは常識が通用しないらしいと悟ったのもそのときである。
 すべての警察官がそうだとは申さないが、桶川ストーカー殺人事件しかり、姫路二女性殺害事件しかり、ずさんな捜査だとかは例を挙げるに枚挙に暇がない。
 桶川のときは助けを求める家族に対してろくな対応をしなかった。それどころか行方不明になったときも自ら家出をしたのだろうと決めつけたとか。
 姫路のときにはあろうことか被害者の女性を風俗嬢と決めつけ、マスコミにも平気でそれを流していたのだ。これで警察を信用しろという方が無理だろうというもの。

 そして最後に警察官、検察官は都合が悪くなると恫喝まがいの暴言を吐くこともある。実際に私はあることで検察官から威嚇に等しいことを言われた経験がある。
 また、自らの点数稼ぎのためにはさも味方面して様々な情報を聞き出し、本署に報告して一般市民を陥れる悪い警察官もいた。ウソではない。事実、私が高校生の時分、町会議員の選挙で一文の得にもならないのに私の父親が選挙参謀にさせられ、選挙違反の責任を取る形で逮捕、拘留されたことがあった。今から40年近くも前のこと、父親が今の私より10歳以上も若かったときのことである。
 正直に言えば悪いようにはしない、あなたが責任を取れば候補者自身には影響が及ばないようにするからと言われ、仕方なく責任者となったものの、結局は候補者自身も逮捕され、選挙では当選したものの一度も議会に赴くことなく議員辞職せざるを得なくなった。
 私の父親が世間知らずだったと言われればそれまでだが、田舎の百姓のオヤジが選挙だとか警察組織の内情になど精通しているわけもない。当然だが新聞にも実名入りで載った。私はこういう性格だから平然としていられたし、高校は家や地域とは離れたところにあったから話題にもならなかったが、当時中学生だった妹は学校で多少なりとも不愉快な思いもしたようである。母親は…と言えば父親自身が他人に恥じるようなことをしたわけではないことを知っていたものの、だからこそ余計に悔しくて、留守中は夜もろくに眠れなかったとのちに話してくれたことがある。
 他人を陥れて自らの既得権益を守ろうとか出世の踏み台にしようとする輩は昔も今も絶えることはないようだ。他にも呆れた警察官と遭遇したことがあるが、それについてはいずれまたの機会にでも綴ろうと思う。
 
「『味方』ほど信用できないものはない。『敵』は絶対に裏切らないが、味方はときに平気であなたを裏切るよ」
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