磔の天使
テーマ:詩ブゥォーン
ブゥオーン
重低音と共に振動が訪れる
ブゥォーン
ブゥオーン
悲しみと共に切なさが訪れる
地下室の扉を開け
ぽつんぽつんと小さな明りが灯る
無機質な廊下を往く
天井も
壁も
床も
濃い灰色
ブゥォーン
ブゥオーン
解体された魂の残骸
解雇されたマネキンの泣き声
ブゥォーン
ブゥオーン
重力の渦が時間を奪い
漆黒の闇が訪れる
ブゥォーン
ブゥオーン
「飯は未だか!」と海賊船の船長が叫ぶ
白兎のポケットは破れている
ブゥォーン
ブゥオーン
ブゥォーン
ブゥオーン
意識が遠のく
ブゥォーン
ブゥオーン
ブゥォーン
ブゥオーン
無意識に射精する
ブゥォーン
ブゥオーン
ブゥォーン
ブゥオーン
真っ黒な天使が光を帯びている
ブゥォーン
ブゥオーン
天使は着ている物を脱ぐ
ブゥォーン
ブゥオーン
私の前に跪く
ブゥォーン
ブゥオーン
羽根をさし出し
捥ぎ取ってくれと懇願する
ブゥォーン
ブゥオーン
私は左手の小指の爪で羽根を切り裂く
ブゥォーン
ブゥオーン
飛び散る血液は緑色に光る
ブゥォーン
ブゥオーン
裸に血だらけの天使に首輪をつける
手錠をはめる
足枷を装着し
口枷を与える
ブゥォーン
ブゥオーン
灰色の廊下を歩く
ブゥォーン
ブゥオーン
リードにつながれた天使は四つん這いで着いて来る
ブゥォーン
ブゥオーン
廊下の突き当たり
左右に扉が現れる
右の扉は錆びついている
左の扉は銀色に輝いている
ブゥォーン
ブゥオーン
天使を見つめ右の扉を開ける決断をする
ブゥォーン
ブゥオーン
扉には鍵がかかっていて開かない
ブゥォーン
ブゥオーン
躊躇せず天使の右の眼球を抉り出す
ブゥォーン
ブゥオーン
天使の眼球を扉にかざすと
ギギギギギ・・・・と音をたて
扉は開く
ブゥォーン
ブゥオーン
紅に染まる部屋
ブゥォーン
ブゥオーン
十字架に天使を磔る
ブゥォーン
ブゥオーン
真っ赤な棘の鞭が用意されている
私はそれを手に取って
天使の右目に突っ込む
ブゥォーン
ブゥオーン
緑色の血液に塗れた真紅の棘の鞭で
天使を撃つ
ブゥォーン
ブゥオーン
ブゥォーン
ブゥオーン
ブゥォーン
ブゥオーン
ブゥォーン
ブゥオーン






