マンガ大好き! ~漫画のよろず屋的ブログ

マンガ ときどき、色んなホビー。
そんなブログです。


テーマ:

こんにちは。かどえもんです。

先日、やっと
この世界の片隅に
観てきました!



映画.comより劇場ポスター

いや~
噂通りの素晴らしさでしたね。

アニメならではの演出や
細部にこだわりを感じられる点
あと爆撃の音が怖かった(泣)


パンフレットより

私は原作(マンガ版)も
読んでいたクチなのですが

本作のマンガと映画では
違う味わいがあるな~と
思っています。


マンガと映画で
相互に補完されている関係!?



・・・というわけで今回は
映画版にも少々触れつつ
マンガ版の
「この世界の片隅に」を主に

紹介したいと思います!


1巻表紙。
「マンガ大好き」ですから
マンガ寄りで。(/ω\)



この世界の片隅にって
どんな作品?

映画版やマンガ版の
魅力はどんなとこ?


そんな疑問に
お応えできるんじゃないかと。


この世界の片隅に 特報動画より

映画を観終わった
あなたも。

作品にまだ触れていない
あなたも。

楽しんでいただければ
幸いです。



===================
「この世界の片隅に」って
どんな作品?

===================

注!)
ネタバレ含みますので
ご注意ください!


「この世界の片隅に」

漫画アクションで
2007年~2009年に連載されていた

戦時中の生活を描いた作品です。



単行本は上中下の3冊と
読みやすいボリューム。

作者は
こうの史代先生。

パンフレットより こうの先生

以前、当ブログでも紹介した
「夕凪の街、桜の国」の
作者としても知られています。
http://ameblo.jp/kadoemon/entry-11586354350.html

「この世界の片隅に」も
「夕凪の街、桜の国」と同様に
戦争の要素が含まれた作品ですが

こちらは戦時中の
雰囲気や日々の出来事を
味わう比率が
高い作品になっています。


上巻より。
以下、特に注釈がない場合は
上中下巻いずれかの引用になります


ちなみに舞台は
広島県の呉市メインで
広島市少々。


主な登場人物は
絵を描くのが好きで
少しぼ~っとしている

主人公の
北条(旧姓浦野)すずさん



旦那の
周作さん



家族の皆さんや
ご近所さん
友人など
色々と。


そんな人々の
戦時中~戦後の
毎日を描いた作品です。


とはいえ

戦争の悲惨さを
メインに描いた作品ではなく

戦時中でも毎日があって
日々の生活がある。

そんなことに気づかせてくれる
日常ものの作品です。




勿論、戦時中ですから
戦争や、戦争の悲惨さを
感じる描写も沢山あります。


例えば上巻では
軍艦の描写だったり



中巻では空襲警報だったり。


ですが
この時点で

すずさんの周りでは
命の危険を感じるシーンは
控えめです。


そして下巻(終戦間際)では
このバランスが崩れ

戦争の悲惨さを感じるシーンが
多め
になってきます。


実際の爆撃だったり
身近な人が亡くなったり・・・。

悲しいことがあれば
悲しむのは当然ですが

そんな時でも
毎日の生活はあります。

掃除や裁縫


そして配給なんかは
戦時中~戦後の日常としては
有名ですね。


戦時中という舞台をベースにして

戦争を思い出してしまうシーンと
戦争を忘れてしまうような日常のシーンが
混在しているイメージで間違いないかと。


この厳しい状況の中で
敢えて笑いをぶっ込むスタイル・・・。
嫌いじゃないです。(/ω\)


戦争モノでもあるけれど
日常モノでもある。

日々、辛いことや
悲しいこともあるけれど

そんなことを乗り越えて
毎日を頑張ったり
笑って暮らせる人たちがいたと
気づかせてくれる。


この世界の片隅にって
そんな作品です。


泣いたり、笑ったり、怒ったり。
いつの時代も
当たり前の生活があります。


===================
映画版とマンガ版の関係や
見てほしいポイントについて

===================

映画版とマンガ版

どちらを先にチェックすればいいの?
という質問は難しいですね。(;´Д`)

動きや音で
より強い印象を与えてくれる
映画版




自分のペースで読めて
気になるシーンを
より深く理解しやすい
マンガ版



どちらも
メディアの良さを発揮している
いい作品じゃないでしょうか。

今回はマンガ版寄りで
紹介していますが
勿論映画版もオススメです!


パンフレットより
様々な賞をとりまくっている
大ヒット作品なので
一見の価値アリ!(`・ω・´)



映画版を先に見れば

おおまかな
ストーリーを理解した上で
マンガ版を補足として
楽しめますし


マンガ版なら
何度も読み返せるから、

先にマンガ→映画→もっかいマンガ
なんてことも容易です。

個人的には
どっちが先でもいいから
両方観てほしい!

というのが結論です。


映画版とマンガ版が
相互補完な関係なので…(/ω\)




そうそう。

マンガ版の特記事項と言えば
街ですずさんと友達になった
リンさんにまつわるお話が
挙げられます。


右がリンさん

映画版では
チョイ役だった彼女ですが

マンガ版では
より深くストーリーに
関わってきます。




実はリンさん
周作さんとできていたようで。

ヒントはあちこちに
散りばめられており、

その関係を理解した上で
再度読むと
納得な描写も多数です。


例えばホージョーだけ
すぐに読めちゃうリンさん(笑)


あとは中巻の
P56あたりは決定的デス。

実はP30も…

また
周作さんが持っていて
すずさんにあげた

りんどうの湯呑み。



これも本当は
リンさんにあげようと
思っていたんでしょうね。
(名前も何となく似てます)

ちなみにりんどうの花言葉は
「悲しんでいるあなたを愛する」
ここにも意味がありそうです。



映画版で
リンさんと周作さんの
関係を敢えて省いたのは

ストーリーを簡潔にしつつ
日々の暮らしに焦点を当てた・・・
ということなのかな。

だとしたら映画版の
すずさんと周作さんの結婚式で

周作さんが
手をぎゅっとしたシーンは
なぜ残したのか気になります・・・。


原作でこのシーンは

リンさんに
未練があることを
感じるシーンだったので。


シーンを省いただけで
設定は残ってるよという意味?



映画版と言えば
スタッフロール部分で

すずさん一家の
その後のカットがあったのが
印象的でした。


パンフレットより

最後に広島で出会った少女と
暮らしているシーンでしたが

これは後日談・・・
みたいなもので
いいんじゃないかと。

幸せに暮らせていそうで
ほっとします。

また、リンさんのカットも
少しだけあったので

先に原作を読んでいると
ニヤリとできるかもしれません(笑)



===================
「この世界の片隅に」は
どこで読める?

===================

前述しましたが
この世界の片隅には
上中下の全3巻!




映画効果で
増刷がかかっていますし

書店は勿論
ネカフェやレンタルでも
多く見かけられます。

例によって試し読み
紹介しておきますね。(/・ω・)/

https://goo.gl/SrYFlS

電子書籍版は
少しお安くなってますので
お好みでどうぞ!

毎日ちょっとずつ読むも良し
一気読みも良し。

あなたのペースで
お楽しみいただければ
幸いです。(´∀`*)



===================
あとがき
===================

作者であるこうの史代先生は
あとがきでこう書かれています。



わたしは死んだことがないので、
死が最悪の不幸であるのかどうかわかりません。

他者になった事もないから、
全ての命の尊さだの素晴らしさだのも、
厳密にはわからないままかも知れません。

そのせいか、
時に「誰もかれも」の「死」の数で
悲劇の重さをはからねばならぬ「戦災もの」を、
どうもうまく理解出来ていない気がします。

そこで、この作品では、
当時の生活がだらだら続く様子を描くことにしました。

そしてまず、
そこにだって幾つも転がっていた筈の
「誰か」の「生」の悲しみやきらめきを
知ろうとしました。




現代も
戦争ほどではないですが

自然災害や事故など
多くの命が
なくなる事件があります。


東北や熊本の震災は
記憶に新しいですが

あなたが
それなりの年齢でしたら
20年以上も前の
阪神淡路大震災なども、

まだまだ
覚えているんじゃないでしょうか。

多くの犠牲者が出たことは
戦争も震災も同じです。



例えば戦争と震災。
犠牲者の数なら戦争が上ですが

どっちが悲しい?
なんて比べられません。
どっちも悲しいことですから・・・。

私も覚えてます。
震災の惨事を目にしました。

なので、本作の

辛くてしんどいことがあっても、
こうして毎日を精一杯生きて、
笑っていた人がいるんだよ。

ということを知るのは


何となく
現代と照らし合わせて
心に沁みるものが
ありました・・・。



人生は
辛いことも楽しいこともある。

辛いときも
努めて元気に生きることで

辛いことが
辛いことじゃなくなることもある。

楽しいことも
自分次第で
もっと楽しくできる。

そんなことを
本作から
教えられた気がしました。


創意工夫で、毎日を楽しく!


というわけで。

あなたも
この世界の片隅に
いかがですか。


戦時中の人々が持っていた
悲しみやきらめきを知ることで

辛くても、しんどくても
毎日を楽しく生きてみよう!

当たり前ということに感謝して
上を向いて歩いてみよう!

そう思わせてくれる作品です。


ペタしてねどくしゃになってね!

いつものあなたも。はじめてのあなたも。読んでくださってありがとう!
記事を楽しんでいただけたなら、ぽちって頂けると嬉しいです!

 

この世界の片隅に
実写ドラマもあるみたいですね。
こちらも少し気になってます。(´∀`*)



 

 
 


 

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