「歌舞伎四〇〇年の言葉」公式ブログ

このブログでは本書をより深く楽しんでいただくために
書き下ろし解説などをお届けします。
なお記事はどこから読んでいただいてもお楽しみいただけます。気になるタイトルを拾い読みしてみてください。

古今東西の歌舞伎役者たちが残してきた「言葉=芸談」をひも解くと、 現代人の琴線にも触れる教訓や苦心談が散見します。
本書では、「学ぶ」「演じる」「育てる」を切り口に、処世に通じる言葉を厳選して紹介。 1ページ1メッセージの金言集でありながら、各ページに加えた解説により、歌舞伎の入門書としても読める1冊です。

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テーマ:
大阪初音会、会長の岩城さんが亡くなられた。

とても残念でならない。

前会長、山本さんが後を託したのが岩城さんだった。初音会にはさらにベテランさんもいらしたが、岩城さんのお人柄が、大役を担うにふさわしいと思われたのだろう。

いつもニコニコと優しくて、気さくに接してくださる方だった。
ある時、勘三郎さんと同じ年の生まれと聞いてビックリした。そのくらい、若々しい方でもあった。

よく響く、腹の底から出るような太い声での成駒屋ぁ〜!と上方独特の伸びる大向うが耳に残る。


大阪に行くといつも優しくしてくださり、何度か一緒に食事に出かけたものだった。

平成中村座が初めて大阪にかかった時は天満の大衆寿司屋で芝居話に花を咲かせた。松竹座の昼夜の合間に二人で神座(かむくら)でラーメンをすすったのも懐かしい、良い思い出だ。

とにかく、いつもカラカラと笑って朗らか、裏表のない方だった。

松竹座に出かけて行くと「おお、安心して帰れるわ(笑)」と言ってくださったのも、岩城さんの優しさだった。

当代鴈治郎襲名の際、岩城さんにお願いしたことがあった。
「東京の大向うではどうにも【がんじろはん】は歯が立ちません。どうぞよろしくお願いします」。
あの時の「がんじろうはん!」は東京の大向うにはどう逆立ちしても出来ない味わいだった。

まさか、こんなに早い別れがくるなんて夢にも思っていなかった。

もうあの上方独特の「なぁりこまやぁ!」「まぁつしまやぁ!」が聴けないのかと思うと寂しくてならない。

岩城さん、本当にありがとうございました。
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