IPO アニコム ホールディングス(8715)
上場日3月3日 市場マザーズ 業種保険
想定価格1800円 単位 100株 仮条件2月9日
BB期間 2月12日~2月18日
公開株数856,000株(公募750,000株 売出106,000株)
OA128,400株
【IPO アニコムHD 沿革】
平成12年4月、社長小森伸昭は、「動物福祉の向上を目指し、動物愛護に努めると共に、人間とのより良い共生関係の構築に努める」を理念として、「anicomどうぶつ健康保障共済制度」(以下、「どうぶつ健保」という)を営む「anicom(動物健康促進クラブ)」を設立。どうぶつ健保とは、対象となる動物の病気・ケガに要した診療費の一部を補償するペット共済。 「anicom(動物健康促進クラブ)」から、どうぶつ健保の保険事務を受託することを目的とする株式会社ビーエスピーとして、平成12年7月に設立。
【事業概要】
保険持株会社であるアニコムHD及び100%子会社であるアニコム損害保険株式会社、アニコム パフェ株式会社、アニコム フロンティア株式会社の3社により構成。経営管理及びそれに附帯する業務を行う持株会社として、各事業会社の経営状況を把握し、グループのリスク管理、コンプライアンスの強化に努めるとともに、グループとしての事業戦略の策定、グループ間におけるシナジー発揮の促進等を業としている。
【損害保険事業(ペット保険) アニコム損害保険株式会社】
対象となる動物は「犬・猫・その他(鳥・うさぎ・フェレット)」。平成21年12月末時点のアニコム損害保険株式会社における保有契約件数は282,202件となり、種別の加入割合は、犬:89.6%、猫:8.8%、その他:1.6%
[1]代理店チャネル
ペットショップ代理店
全国のペットショップに保険代理店を委託するものであり、創業初期からペットショップ代理店チャネルの拡充に注力(平成21年12月末現在399社と代理店契約締結、店舗数にして1,081店)。ペットショップ代理店では、アニコム損害保険株式会社の主力商品のひとつである「どうぶつ健保べいびぃ(ペットショップで販売される満1歳未満の犬・猫を契約対象とするペット保険)」を販売しており、ペットの購入と同時に保険を申込むことで、ペットショップの店頭から自宅にペットを連れて帰る、その瞬間から補償が開始。
一般代理店
既存の専業保険代理店や、店舗型の保険ショップ、企業内の保険代理店(主として職域を専門とする代理店)等契約し、各代理店を通じて募集を行う代理店チャネル(平成21年12月末現在378社、店舗数にして1,657店)です。の中には、銀行、証券会社、生損保会社等の金融機関との業務提携による販売も含まれ、各代理店が保有する顧客への販売が主。
[2]直販チャネル
アニコム損害保険株式会社のコールセンターへの資料請求を通じた加入、及び同社ホームページにあるオンライン契約サービスを利用した加入を促進するチャネル。資料請求から契約締結までを、代理店を経由せずに直接顧客と行う
その他の事業
① 動物病院支援(アニコム パフェ株式会社)
動物病院経営に必要となる顧客管理、レセプト精算、診療明細書の発行等の機能を有しているカルテ管理システム「アニコムレセプター」の開発、販売、サポート業務等を行っている。
② 出版(アニコム パフェ株式会社)
アニコム パフェ株式会社において、anicom(動物健康促進クラブ)からの委託を受け、契約者向け季刊誌「PAFEjapon」の編集・出版を行っていたが、平成20年10月(秋号)をもって廃刊。 平成20年4月以降は、動物病院の窓口にて来院者に手渡しする冊子「PAFE Doc+hon(パフェ読本)」の編集・出版を行っている。
③ 保険代理店(アニコム フロンティア株式会社)
アニコム フロンティア株式会社において、取引先企業等を対象として、損害保険及び生命保険の代理店を行っている。
④ その他(アニコム パフェ株式会社)
主な業務として、アニコム パフェ株式会社において、法人顧客が保有する会員向けに提供する「ペットのしつけや健康相談サービス」に係る相談業務の受託等がある。
業績の概要
| 回次 |
第8期
|
第9期 |
第10期中間
|
| 決算年月 |
平成20年3月
|
平成21年3月 |
平成21年9月 |
| 売上高(千円) |
7,267,370 |
10,799,926 |
4,355,684 |
| 経常利益(千円) |
199,948 |
△66,458 |
4,248,120 |
| 当期純利益(千円) |
177,961 |
△141,542 |
114,367 |
第9期
アニコム損害保険株式会社が損害保険事業を本格的に開始したことにより、正味収入保険料6,441,505千円が初めて計上されたことに加え、anicom(動物健康促進クラブ)の特定保険業に係る月払共済掛金収入1,445,260千円及び特定保険業の廃業に伴い前期末に計上した前受収益2,433,359千円等が経常収益に計上されたことから、第9期連結会計年度の経常収益は10,799,926千円
anicom(動物健康促進クラブ)が平成21年4月2日に特定保険業を廃業したため、翌期以降分の計上が必要ではないことから、前期末計上額の全額が前受収益戻入額として、経常収益に計上。
一方、経常費用については、損害保険事業における人件費や事務関連費用が著しく増加しましたが、契約募集・保険料決済のためのシステム関連機器の導入、新規帳票・印刷物の作成、anicom
(動物健康促進クラブ)からの切替契約者向けの勧誘・案内等の損害保険事業の開始に要した事業費888,633千円については、保険業法第113条の規定に基づき繰延資産として処理
保険契約初年度のため責任準備金にかかる戻入額の計上はなく、3,206,462千円を責任準備金に繰り入れたことなどから、第9期連結会計年度の経常費用は10,866,384千円。その結果、当連結会計年度は66,458千円の経常損失、141,542千円の当期純損失
事業内容
ペット保険専業のアニコム損保等子会社の経営管理並びにこれに附帯する業務
手取金の使途
子会社のアニコム損害保険会社の投資に全額充当する予定
市場吸収金額
OAを合算すると約17.7億円
時価総額
想定価格ベースでは約73億
主要株主 発行済株式総数3,918,600株
小森伸昭(社長) 19.90% エス・ビー・アイ全異連事業創造ファンド投資事業有限責任組合 7.59% ジャフコV1-B号投資事業有限責任組合 5.09% アニコム ホールディングス取引先持株会 5.02% CBC(株) 4.22% 従業員持株会 3.48% 三井物産(株) 3.19% ジャフコV1-A号投資事業有限責任組合 3.05% フィデル・パートナーズ(株) 2.53% ウィルキャピタルマネジメント(株) 田口弘 2.28% ジャフコV1-スター投資事業有限責任組合2.03% 共立製薬
(株)1.69%
ロックアップ
貸株人である小森伸昭並びに当社株主であるエス・ビー・アイ全異連事業創造ファンド投資事業有限責任組合、ジャフコV1-B号投資事業有限責任組合、CBC株式会社、ジャフコV1-A号投資事業有限責任組合、フィデル・パートナーズ株式会社、ウィルキャピタルマネジメント株式会社、田口弘、ジャフコV1-スター投資事業有限責任組合、共立製薬株式会社、百瀬由美子、ジャパン・アジア・リーダーズ1号投資事業有限責任組合、MUFGベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合、株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング、植松健三、サイバーエージェントCA-Ⅰ投資事業有限責任組合、株式会社ジーアンドエイチ、AHBインターナショナル株式会社、株式会社サイバーエージェント、ウィル投資事業有限責任組合、野村證券株式会社、長谷川正昭、有限会社大浩商事、エムエスティ保険サービス株式会社、山中孝一、ニューコンテクスト投資事業有限責任組合、株式会社コーポレート・アドバイザーズ・アカウンティング、片桐謙一、紀田俊明、小川尚久、坂上政次郎、宮野一二、株式会社三井住友銀行、株式会社ネクスト、須川隆夫、須川祐一、畑古明宏、畑古恭子、田中榮治、江口耕三、その他32名にロックアップあり。(公募価格の2倍で解除)
下記は管理人の意見です
1/27の記事にも掲載しましたが、IPO1号はここ数年公募割れなし。
詳細はコチラの記事
ただし2009年IPO一号が公募値=初値、2009年ラストIPOも公募値=初値が気になるところ。
IPO人気激減から「IPO一号、ラストIPO=お祭りになる」という認識を改める必要があるかもしれません。
セクターは保険ですが、他の保険銘柄と比較しても参考になりません。類似銘柄に関してですが、比較する銘柄はなく初物です。業績に関してですが平成21年3月期決算は141,542,000円の純損失を計上し、業績が不安定なのがマイナス要因となりそうです。もう1つ懸念点は、上記主要株主を見てもらえればわかるのですが約3割がVCで構成されていることが挙げられます。事業内容のペット保険がどこまで高く評価されるかが鍵となりそうです。
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