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2010年08月29日(日) 12時28分25秒

【過去最悪圏の円高、日銀へ押し付ける無責任な態度】

テーマ:ブログ

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果たして今週の市況は!
第516号 2010年08月29日


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【過去最悪圏の円高、日銀へ押し付ける無責任な態度】
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―◆INDEX◆―――――――――――――――――――――――――――

-■ 今日の論点 ■-


 ◆米国・不動産経済の低迷は判っていたこと
 ◆中国経済のエンジン役・不動産投資の危機
 ◆【今後のポイント】


◇付録


[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――


 ◆米国・不動産経済の低迷は判っていたこと
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 このところ、アメリカでの景気を示す指標(統計数値)に勢いが見られず、アメリカ国債市場が好調だ。株売り・債券買いである。就業者数、失業保険申請数、住宅販売数、消費者信頼感指数、などなど「ゆるやかな上昇」とは言うものの、いまだ厳しい状況であるという締めくくり方は変わらない。



 アメリカでは、様々な人から「日本の失われた10年を繰り返してはいけない」というセリフが聞こえてくる。10年間で日本は何を失敗して、何故低迷が続いたのか、という議論は様々だが、おおよそ「財政出動(政府が企画・発注する工事)して経済を盛り上げても、その後の自律的な景気回復が続かない」という話が大勢(たいせい)のようだ。だから内需(国内景気=持続的なお金の回転)を盛り上げろ、政府が借金して景気を刺激するのではなく日本銀行の政策変更で景気を刺激させろ、という話が非常に多く聞かれる。



 日本でも似ているが、アメリカではドル安の影響で輸出が好調、そういう意味では雇用が回復しそうだが、企業は今後の不安定を睨んで正規雇用を増やそうとしていないようだ。アメリカ国内の労働契約が、派遣契約や期間契約がどれだけあるのか判らないが、現在の日本と同じような問題が噴出するのではないかと見ている。



 今年に配信したマガジンで、アメリカの不動産市況のうち、商業不動産市況が回復していない旨をお送りしたが、その基調は変わっていない。就労者人口が増えないのに、住宅事情が上向くはずがない。アメリカ政府が住宅ローンの低利融資へ切り替え、等の施策を打ち出しているが雇用の回復がないため一時しのぎの政策だった感が否めず、批判がつづいている。



 景気回復の経路が、従来と同じ経路をたどらない可能性が高いのではないか、という声が幾らか聞こえている。今回のオバマ大統領の施策は「輸出の増加」である。これはこのマガジンの1月号からお話していることだが、ドルが安いから輸出を増やそうと大統領が決めているわけではなく、前からそういう話をしていて施策の結果が出ているのである。



 日本経済新聞では早速「輸出政策=ドル安政策の影響で日本円は円高」という趣旨の記事が出ていたように思う。そこでも「日銀はどう動くのか」という論調が出ているようだ。



 それはともかく、いまのアメリカ経済の動向を探るには、アメリカ債券市場の動向を定点観測するのがうってつけだと思われる。FRB(アメリカ中央銀行組織)の政策も債券市場で反映され、株式市場の不況が債券市場を盛り上げている。逆に言えば株式市場の盛り上がるときは、債券市場からお金が抜けることを示す。資産運用を株に移すためだ。もうひとつはLIBOR(ロンドンインターバンク市場=銀行間での短期資金の貸し借り市場)の動向だろう。



このお金の貸し借りに掛かる金利が高いか低いかでドルの需要度の度合いを探ることが出来る。ユーロと比べてどうか、金利が先月と比べて低くなっていないか、など定点観測する癖を付けておいて、全く損はないと思われる。



 ◆中国経済のエンジン役・不動産投資の危機
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 さて、中国の国民総生産が日本を追い抜くといった記事がかまびすしい。さも日本経済は劣等なのだといわんばかりの記事が多いようにも感じでいる。



 それはともかく、中国内での不動産取引が活発なため、政府は徐々に規制を強化している旨の記事を過去にこのマガジンで掲載した。しかしまだその勢いを消すことが出来ず、政府は徐々に焦りを見せているのではないか、と感じている。



 断固として不動産バブルを閉じ込める、といった地方の高官のセリフも出たという記事もあり、試行錯誤がうまくいっていないようだ。



 中国政府は当初、海外の景気が良くないため、国内景気が目標より上回っていてもスピードを緩めるような政策はまだ施さない、という構えで経済政策を発表していたが、ここへきて、不動産投資が緩まない状況を見てあたふたしているようだ。



 内陸部や湾岸部でもモノの流れはだいぶ回転を増し、インフラ整備も進んでいる様子。テレビや冷蔵庫といった生活の必需品の購買促進政策も功を奏し、中国国内企業もだいぶ潤ってきているようだ。



 かつてホンダ等の現地工場で、賃金闘争が激しいとの報道があったが、景気の回復は物価の上昇を招き、家賃等の支払も増えているようだ。かといって、農業の生活に戻って生活水準を落とすことも出来ない。かつての戦後日本と似たような状況なのではないだろうか。



 今後の中国経済で、不動産景気にストップが掛かった場合、不動産投資にお金を貸している銀行や、実際に不動産を買っている企業などがダメージを受ける場合、どのようにして対処するのか、非常に興味深い。日本はそれら不良になった債権の扱いについては後手後手に回ってしまった(結果論)。ここでこそ失われた10年を参考に、適切な政策を中国政府にお願いしたい。



 最後に日本景気だが、自動車減税も期間を終える見込みで、いよいよ景気刺激策の息切れどころか、ほぼ何もなくなる状況について、政府が次の手をどう打ってくるのか非常に楽しみで仕方がない。



 現在は税務改革の議論が進行中で、投資に掛かるお金の税務や、中小企業が払う税金の議論などが進められている。税務体制を変えて景気を刺激しようとする動きだ。これ自体は全く問題ない。ただ、規制緩和などの政策をほぼ何も打ち出せず、「日銀へ期待したい」といったセリフばかりが政治家から聞こえてくる。



 円高についても各方面から「為替介入しろ」などと声が聞こえる。しかし、一時的な円安がどう企業を助けるのだろうか。投機家(純粋な投資ではなく博打に出て短期で儲けようとする人のこと=お金の流れが速く、市場の錯乱要因として忌避される)たちに警告として為替介入をする態度を見せたとしよう。もしくは実際に介入したとしよう。



 投機家達は、傾けたポジション(投資したお金)を戻そうとして、買った円を売るだろう。そうすれば円は売られ進んで円高は少し改善するだろう。



 しかし、「欧州圏は景気が回復するかどうか危ない」「ドイツも他国の財政再建のためにお金は出さないといっている」「ギリシャの財政再建が失敗したらユーロ安が進んでしまうかもしれない」などといっている投資家の、米国債や円を買う動きが収まるのだろうか。為替介入はこういった態度も変えてしまうと考えているのだろうか。



 マクロの経済情勢を考えた場合、日本経済の先行きを当て込んだ円買いは聞こえてこないが、欧州経済の危機を避けて、低利でも運用しなければいけない投資家たちは、短期市場で混乱が見られない日本市場、クレジットデリバティブ(先物市場=先々の価値を見越して売買する市場)も安定性がある日本市場にお金を回してもなんら不思議はない。



 為替の介入は基本的には一時的な対応にしかならないとする論調が強く、恐らく実施はしないと思われるが、日本銀行と協調せず財務省単独で行なう可能性もあるなどの報道もあり、政府・民主党は大丈夫なのか、とハラハラさせられる。



 日本銀行がどこまで政策を打ち出せるか判らないが、日本政府、なかんずく個人的には菅首相にこの正念場を頑張っていただきたい、とエールを送りたい。



[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――


■今後のポイント


 日本では何とか色々と施策を見出そうとしていますが、デフレの状況が変わらず、格付け機関が日本国債の格付けをどう評価するのかハラハラしています。日本国債が大幅にダウンすれば、皆さん「日本は危ない」として円売り。円高は解消して一部方面では歓迎されるでしょう。


 しかし日本は危ないと判断されて喜ぶ人は居ないでしょう。遮二無二、円高が解消されれば景気が浮揚すると考えるのは誤りです。


 「国民が欲しがるものを企業が売れば皆が買う」という「供給側の内需先導論」と「国民の税負担軽減や現物(お金)の供給が消費を促す」という「需要側の内需先導論」があります。


 たまごが先か、ニワトリが先か、といった議論に聞こえそうですが、大きな借金を抱えた政府には、需要者への手当てと供給者への手当てを同時にこなす体力はないようです。


 結果的に、特徴のない総花的な政策に終わってしまうのではないか、と見ています。


 個人的には、バブル経済を閉じ込めるために規制した各種施策(主に不動産関連施策やそれに関連する税務や貸金施策)を解除すればよいのに、と思います。

 海外税制と足並みをそろえる、などと注意しているようですが、まさか今までの税務の流れを誰も知らずに議論してるんじゃないでしょうね、と疑いたくなります。



◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆


付 録


1.


 えっ・・なにこのマガジン?何で今頃来たの?まだ配信してたのか?といった声が聞こえてきそうです・・・。本当にすみません!


 えー・・・正直申し上げますと、この暑さには閉口しておりまして、休みの日は寝てばかりでした・・・・


 今回はやや長くなってしまいましたが・・・、是非今後もお付き合いください・・・・。


 配信内容について、皆さんからの感想をお待ちしています。


magazine@kabu104.com


 えー、ちなみに、出版企画については見送ることとなりました。内容について練り直しが必要ということもありましたが、企画会議に頻繁に出版社へ伺う時間がないということも今回わかりました・・。


 個人事業として何か商売している、という訳ではないので、見送りましょうとなりました・・。


2.

*果たして今週の藍(あい)は! 9月28日生まれ 9歳11ヶ月


今年も恒例、官庁・省庁横断スタンプラリーへ参加しました。

今年は事前応募が必要なイベントには、国会図書館の「地下8階へ行こう」と、国土交通省の「建物の地下を見てみよう」という、どちらも「地面の下にずんどこ進んで行くイベント」でした。


8月18日、まずは国土交通省へ到着。用意されたヘルメットをかぶって建物の地下へ。


災害時等の対策本部が置かれる国土交通省では、本部が倒壊してはいけない、という発想で、建物が耐震施工されているところを見せてもらいました。


96箇所に、建物と地面の間に「ゴムと金属のハンバーグ状態の柱」があり、震度7を震度3程度にするそれに、子供は夢中でした。


建物に収納される各管は、建物が揺れる時に破損するのを防ぐため、建物の内外の境目をゴムで出来た管にしていました。


続いては国立国会図書館へ到着。


18歳未満は入れないというところへ私も藍も足を踏み入れました。

当日は休館で、誰もいないところをゆっくり見学できました。新聞や雑誌など、何でも永久保管するそうです。
もう数年のうちには本を保管する場所がなくなるだろうということだそうです。

切れてきた本は和紙を当てて修復している様子や、少年ジャンプの創刊号をみたりして、楽しい経験でした。


来年は気象庁での地震のイベントと総務省でのAEDのイベントへ行きたい、と藍は意気込んでいます。




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2010年05月04日(火) 11時36分17秒

【中国・ブラジルに明らかな景気減速シグナル】

テーマ:市況!


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果たして今週の市況は!
第515号 2010年05月04日


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【中国・ブラジルに明らかな景気減速シグナル】
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―◆INDEX◆―――――――――――――――――――――――――――

-■ 今日の論点 ■-


 ◆ブラジルの政策金利を大幅に上げ
 ◆中国景気にも変化

 ◆日本経済は緩やかな回復傾向?

【今後のポイント】


◇付録


[kabu104.com]-―――――――――――――――――――――――――――


 ◆ブラジルの政策金利を大幅に上げ
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 ブラジルはご存知の通り、相当内需の進んでいる国である。外国からの資本投下(外貨の流入=外国企業のブラジルへの投資)が進んでおり、鉄道や道路などのインフラ、商業施設の充実はもとより、不動産投資、株投資、債券投資などどの市場でも活発な取引が行なわれている。


 輸入も輸出も順調で、国内、国外ともに景気が盛んな様子が伺える。



 さて、ブラジルの景気の先行きを懸念して、中央銀行組織は政策金利を0.75%上げて9.50%とした。日本では考えられない高金利である。今回の政策金利上げは、およそ22ヶ月ぶり。2009年1月から0.5~1.5%ずつ下げ、中央銀行のスタンスとしては景気刺激サイドにいた。しかし、徐々に物価が高騰を示すなど、ブラジルの中央銀行としても見逃せないサインと受けたのだろう、政策金利の上昇を満場一致で決めたという。


 まだ、今回は景気引締め策の第1弾となる。今回の上昇だけで景気が急激にしぼむことは考えにくい。しかし、ブラジル政府の出す政策が景気引締めに動くようであれば、かなり注意を要したほうがいい。基本的に中央銀行と政府はお互いに独立した組織ではあるが、お互いに国内景気を監視していく点では共通しているため、認識にソゴが無いよう連携を取るのが普通だ。


かつて第2次大戦後にロシアが、東ドイツからあらゆる資産をロシアへ引き上げて消費した戦費に充てて、さらにマルク紙幣を乱発するという状況となった。紙幣があふれるという事は、紙幣価値が下がるということ。市場では大混乱に陥ってしまうこととなる。


 ブラジルはBRICsの一角、経済発展を代表する国だ。世界中の投資家もその高金利に目を付けて「ブラジル・レアル投資」「ブラジル・株投資」「ブラジル債券投資」等の商品を容易に買うことが出来る。様々なそれら投資商品が、ブラジル経済を潤している、とも言える。



 今後のブラジル政策については、注意深く見守っていくほうが良いだろう。




 ◆中国景気にも変化
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 さらに中国の銀行監督管理委員会=ぎんかんかいが、預金準備率の引き上げを行なった。民間銀行は、中央銀行内にある自行口座にためてあるお金の量を増やさなければいけない。つまり、民間銀行に対して中央銀行は「これ以上、お金を貸すのを控えなさい」という意思を示している。


 中国では、不動産投資が非常に盛んだといわれている。1件目の家を買い、それを高値で売る。同時に2件3件と買い、それを売る、そういった不動産投資が個人レベルで行なわれているようだ。


 政府としては、2件目を買う場合に必要な頭金を50%以上にしなさいとか、3件目を買う場合にはどうしなさいとか、かなり明確に不動産投資に対しての抑制を働きかけている。



 以前の号でも書いたが、中国の中央銀行組織は日本の民間銀行に対する仕組みを真似ていると見られ、民間銀行と中央銀行とのやりとりである「窓口指導」を中国でも導入して、各銀行へ貸出傾向などを指摘しているようだ。


 それはともかく、中国が景気の行き過ぎを防ぐために出している手立ては、今回の預金準備率引き上げが最初ではない。政府政策の変更や中央銀行のこのような政策は、徐々に中国経済を引き締めている。効果も表し始めている。


 つまり、日本経済回復のアキレス腱となる「外需」の景気回転が徐々にストップしだしているという認識で考えなければいけない。



 ◆日本経済は緩やかな回復傾向?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 アメリカを始め、経済の先進各国は、予想以上に速いペースで景気の回復を続けている、との認識が広まりつつある。


 原因は、インドやブラジルといった今まさに延びている国への輸出で潤い始めているという状況だ。



 各企業は設備投資を始め、このチャンスを掴むべく、どんどん輸出を行なっている。



 日本においても同じで、自動車産業も大分回復しているようだ。しかし、それら輸出先の経済が潤っているからこそ、先進国の経済が上向きになっているのであるのは明白。


 輸出を受ける側(輸入国)からも「先進各国からの輸出を受け入れて、先進各国の経済を回復させるという持続不可能な景気回復には賛同しない」という強い口調も政治家から出てきている。この一言で貿易の流れが変わるとは思えないが、先進各国が内需を回復させない限り、再び景気が悪化する悪循環を招きかねないだろう。


 最後に、日本銀行のこの先2年を見通した「展望レポート」によれば、日本経済が回復する道程で真っ先に懸念する事項として、輸出の急減(開発国の景気減速)が挙げられている。それは当然だろう。日本景気はそれ以外に今のところ回復手段が無いのだから。




 個人的に心配している点を2つ。



 貸金業法改正の完全施行が6月18日に迫っている。簡略化して言えば、多重債務の状況を改善するために、年収の3分の1以上を消費者金融は貸してはならないという法律だ。1人に対してあらゆる消費者金融がお金を貸していると思われるが、それが上記基準をオーバーしている場合は、それ以上は貸してはいけないことになる。


 これは少なからず、お金の回転を止める働きをすると考えて良いだろう。つまり、景気を止める働きをする。


 何も多重債務をしろとは言わない。しかし、お金を黙々と返さなければいけない人が増えるということは、消費に回るお金が減ることになる。今年の後半はGDPを下げてしまうのではないか。


 もう1つは、年金を担保にした借金の禁止である。


 基本的には将来受ける年金を担保にお金を貸すことは禁じられているが、例外があって、教育資金の貸付などが行なわれている。


 しかし、将来お金を年金から殆ど返すこととなってしまい、生活保護を受ける状況になってしまっているという。これを受けて現・厚生労働大臣は代替案を示す前に廃止を決めてしまうようだ。これも消費にお金を回さないこと示し、徐々に大局に影響を与えていくだろう。



 現在の民主党の政策は、チグハグな感が否めない。


 経済についても政治と同じく、2流3流となってしまうのだろうか。


 現在の状況は、個人的には非常に愚かしい状況だと考えている。 緩やかな回復傾向をたどるとする考えは楽観的過ぎるのではないか、と疑心暗鬼だ。




[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――

■今後のポイント


 大量に日本国債を発行することを決めた政府。ギリシャの問題をよそ事と決め込んで、傍観しているようでは、いざ国債の格付けが下がったときに大いに慌ててしまうでしょう。


 そうならないためにも、将来、国債を確実に返済していくためのプランを、早々に示すべきです。そうでなければ格付け低下は避けられず、海外から日本へ行なわれる投資は、益々遠ざかってしまいます。


 ギリシャ問題では答えが見え始めていますが、まだ根本的な解決が見えてきません。大量の援助を求めた現政権は、国内にあっては政権交代が起こっても不思議ではない情勢です。ギリシャへの融資が決まったあとでも、ユーロの動向には目が離せません。



 

◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆

付 録


1.


 皆さん!ゴールデンウィークは如何ですか?


 実は、個人的に出版企画をとある方に手伝っていただいて、出版社に持ち込んでいます。先方にも興味を持っていただいており、企画内容を色々と組みなおしています。


 その過程で「こういう部分を強調すればよいのかな」「この部分に興味があるのかな」など、様々考えさせられます。


 出版が安易に出来るとは思いませんが、出版まで行く・行かないに関わらず、またこの件はお知らせしますね。



2.


*果たして今週の藍(あい)は! 9月28日生まれ 9歳8ヶ月


 藍はお母さんと一緒に、千葉の国民宿舎へ。つい昨日帰ってきました。


 まだ体が休まるまもなく、その翌日(5月4日)には、千葉ロッテマリーンズ球場で、チアダンスを披露するそうです。ゲーム開始前と7回が終わった後に。


 私はその事を聞いておらず、さきごど家内と藍を駅まで車で乗せて行きました。


 明日もそれがあるらしく、家内は明日は私に行けといいます。

 藍はタンが絡む咳をしていて、父としてはやや心配なのですが・・・。



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2010年03月27日(土) 20時58分07秒

カプライト特別号【米景気とEU景気の先行き不安が円高進める】

テーマ:市況!

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果たして今週の市況は!
第514号 2010年03月27日


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カプライト特別号【米景気とEU景気の先行き不安が円高進める】
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―◆INDEX◆―――――――――――――――――――――――――――

-■ 今日の論点 ■-


 ◆ギリシャ問題に何とかフタ

 ◆円安進行の不思議

 ◆先が見えない政治情勢


【今後のポイント】


◇付録


[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――


皆さんこんにちわ!

今回は、カプライトのサービスが3月末で終了との事で、特別にカプライトの読者にのみ、市況をお送りいたします!

カプライトは弊誌の場合、3誌合計で約1000名の方にお読み頂いておりました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。

カプライトでの配信は今号で終わってしまいますが、引き続き下記で配信を行なっておりますので、引き続きご愛顧いただければ幸いです。


■MELMA!
http://www.melma.com/backnumber_29267/

■まぐまぐ!
http://archive.mag2.com/0000056072/index.html


MELMA!はご登録を頂くたびに私のところへ登録された旨のメールが来ますが(メールアドレスは知らされません)、その度にありがとうございます、と感謝感激です。


それでは市況をお楽しみください。
今後とも宜しくお願い申し上げます。


斉藤 直樹
magazine@kabu104.com



 ◆ギリシャ問題に何とかフタ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 EU加盟各国で、ギリシャ経済の破綻をどのように対応するのか、話し合いがもたれた。


 最終的にはIMF(国際通貨基金=国際収支が悪化した国に対して融資等を行なって為替相場を安定させる機関)に大半をギリシャへ支援させ、そのフォローにEUが入ることで決着が付いた。元来はEUがギリシャの経済状態を救済する方向で話が進んでいたがEU経済圏の大きなエンジン役であるドイツがこれに反対を示し、土壇場で話し合いがもつれたようだ。


 このような状況下でフィッチという格付け機関がポルトガル政府の経済状況が弱いと見て格付けを低下させたことも加わり、EU売りが続いた。


 ユーロ売りドル買いがユーロ売り円買いにつながり、円はユーロ通貨に対して円高が進んでいた。



 ◆円安進行の不思議
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 アメリカでは、国債の大幅な売りが行なわれ、金利が急上昇(価格が急降下)。 これらの動きについて、アメリカ国内では様々な観測を呼び、ドル買いに結びついたといわれる。つまりキャリートレードの巻き返し(ドル買い)が起きていると見られている。アメリカ景気を歓迎したドル買いではないようだ。


 何故国債の金利が急上昇したのか、その心理は掴めぬままだが、今後長い期間、アメリカの政策金利は低いままで推移する、とアメリカ中央銀行組織(FRB)の議長が表明していただけに、キャリートレードの巻き返しが続けば、円はますます円安となる。


 逆に言えば不安定な円安といえる。今回円安進行をきっかけに平均株価が大きく上昇を見せていると報道されているが、1万1000円を一時越えるほどの良い材料は何一つ見当たらない。


 根拠の無い上昇は、すぐにしぼんでしまうだろうと思われる。


 しかし、円高は長い間継続していたため、円安の流れがひとたび起きると、円に対する投資に傾きがあった場合(円のキャリートレード等)、その巻き返しがあっても不思議ではない。為替が今後数日間不安定になる可能性がある。FXをされている人には要注意といえるだろう。



 ◆先が見えない政治情勢
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 さて、政界では郵政民営化について異論噴出、各業界からも非難の嵐で、亀井氏を抱える今の与党は、大混乱を迎えている。


 預かり金の上限を上げる、組織の改変など、大胆な策を発表した。


 国の関与が消えない郵政の預かり金の上限を上げることで、零細金融機関からはお金が引き出され、みな郵便局へ預けてしまって民業圧迫だ、と声を大にして金融機関は反対している。


 特にこういった世の中なので、破綻するかもしれない銀行より郵便局のほうが安全だ、だって国が付いているから、と安易に流れかねない。


 また、民営化を行なって国の負担をなくす策を戻し、また国営化するのか、といった流れに傾いているのも、小泉改革に逆行しているとして歓迎されない。参院選前の郵政票田を集まるためとも言われ、アメリカ基地の移転問題と合わせて、現在の政府は八面六臂(はちめんろっぴ)の状況といえる。


 個人的には、亀井氏の言動には全く信用を置いていない。何故彼がこのような重要なポストについているのか、ポストに見合った人物だと考えているのか。私にはその疑問が大きく、鳩山内閣を信用できない点の1つである。


 民主党幹事長の行動もまた、マスコミには良く見られず、副幹事長を辞めさせたり復帰させたりと、その動きはあわただしい。


 参議院は強制的にその半数は改選させられる。任期は6年なので、参院選は3年おきだ。今度の参院選で民主党は躍進するのか。自民はどうなのか。そのほかの党はどうか。日本の今後を占う上で非常に興味深い。



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■今後のポイント


 先日、日本銀行の会議の議事録が発表されました。2月に行なわれた会議の議事録ですが、中国経済について、中央銀行組織(中国銀行業監督管理委員会=銀監会=ぎんかんかい)は先手を打てていない可能性について言及があり、今後の動きを注意深く見守る必要がある、とされていました。


 銀行が融資をするとき、返してもらえない可能性を計算していますが、返してもらえないリスクを軽減するために内部で積み立てをしています。最近、銀監会ではさらに積み増すよう、指示を出しているとされています。


 中国経済がどこまで伸びるのか、急激にダウンしてしまうのか、身構える必要がありそうです。


 もう1つ、世界で唯一つデフレにおちいっている日本。お給料不安があり、さらに物価も下げている。もっと進めばデフレスパイラルです。日本銀行はデフレを克服すべく、お金の供給量を増やしています。しかし円高はデフレを助長させます。円キャリートレードなる手法が出てからは円高に対する打つ手がありません。


 アメリカ国債の金利が急上昇しています。金利の差に目を付けた投資家は、超低金利の円を借り、ドルを買う(円売り)動きが出て、いまは円安が進んでいます。


 アメリカ国債の金利動向について、今後注目する必要があります。また、日本国債も格付けについて懸念されています。国内総生産に占める国債の発行高の多さが格付け低下を招く可能性があります。そうなれば日本国債は魅力を失い、円離れが進むかもしれません。皮肉なものですね・・。



◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆

付 録


1.

*果たして今週の藍(あい)は! 9月28日生まれ 9歳6ヶ月


 今日、28日はロッテマリーンズのホームであるマリーンズ球場で、オープン戦だったそうです。


 藍は試合開始前に球場でチアダンスを行いました!(私は球場に入っていませんが・・・・。)


 本人は良く出来た、と満足顔。でもそのすぐあとにピアノの練習がありました。私はそこで合流。藍も相当疲れていたようです。


 今回の曲は長いので、明日は特別の合同練習です。30日の本番までもう少し。藍ももう少しだから頑張ろう!




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2010年03月21日(日) 21時47分46秒

【米景気2番底の懸念とユーロ信認問題】

テーマ:市況!

…………………………………………


果たして今週の市況は!
第513号 2010年03月21日


…………………………………………


【米景気2番底の懸念とユーロ信認問題】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


―◆INDEX◆―――――――――――――――――――――――――――

-■ 今日の論点 ■-


 ◆景気浮揚が見られない米国
 ◆変化が見える中国
 ◆新政権でも拡大しない内需


【今後のポイント】


◇付録


[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――


 ◆景気浮揚が見られない米国
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 アメリカでは様々な景気指標(雇用統計や鉱工業生産指数などの動きは経済の勢いや方向を示すと言われている)が発表されるが、アメリカ経済が浮揚していく様子を示していない。


 アメリカ経済を側面から後押しをするFRB(アメリカ中央銀行組織)議長は、当面の間、政策金利は低く推移する旨を発表している。これを受けてリスク選好のお金がドルを売り、高金利通貨を買う動きがやや出てきているようだ。


 同じ時期、EU圏内ではギリシャ経済について、再建をEUとして後押しすべきとの流れで話が流れていたが、ドイツがギリシャの経済再建に批判的な発言を繰り返し、EU全体としての方向感を懸念したユーロ売りがでて円買いユーロ売りとなった。


 さらにその後、日本銀行の総裁が、お金の量を市場に増やそうとする施策を発表、低金利を維持している上にさらにお金の量を増やそうとするこの施策は市場では歓迎され、円を売って高金利通貨を買う動きが出ているようだ。


 ドルを売り、円を売り、ユーロを売る。一体何を買うのだろうか。新進の国であるブラジル、インド等への投資が大きく増えているようだ。


 だがここへ来てインド中央銀行(ブラジルから訂正します)では政策金利を上昇させており、経済が行き過ぎないように先手を示したと思われる。景気過熱が行き過ぎている場合はバブルの崩壊という最悪の結果となる。



 ◆変化が見える中国
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 中国でも中央銀行に当たる組織が市中の銀行に対して、「担保にしている不動産を充分審査してお金を貸すように」と「指導」しているようだ。日本バブル期でも担保にした不動産がお金を貸す元となっていたが、「将来の不動産価格上昇を見込んだお金貸し」といった具合で不動産査定が甘かったためにバブルが発生した。中国でも同じことにならないよう懸念したのであろう。


また、各銀行が中央銀行内に所有する当座口座だが、ある程度のお金を当座口座に入れておかないといけない決まりになっている。中国では当座口座に寝かすお金の量を増やすよう指示を出しており、市中の銀行が貸し出すことが出来る資金量を絞り始めている。


 これらの動きから見て、中国の中央銀行組織はバブルを心配していると見てよいだろう。中国は広く、湾岸部は良いとしても内陸部の景気動向をどのように上層部は把握しているのか、いつも私は不思議に観ている。意外と内陸部での景気循環が良過ぎるのではないかと個人的には見ている。



 ◆新政権でも拡大しない内需
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 最後に日本景気だが、過去最大の借金をして日本経済を浮揚させるよう手を打った鳩山内閣だが、日本経済の上昇は海外景気なくして有り得ないと考えるのは果たして私だけだろうか。何故、日本経済は内需が増えないのだろうか。


 日本経済は、設備投資が徐々に増えている様子を見せているようだ。一時的なのか、徐々に増えるのか、は継続して見ていきたいが、輸出の回復傾向を見ると、どうしても海外景気に引っ張ってもらっているが故に日本景気が良くなってきているのかな、と考えてしまう。地産地消(ちさんちしょう:地元で生産されたものを地元で消費すること=造語)の動きも徐々に見られるが、収入不安がある状況で高いものは買えず、食品等も安い物を購入してしまうようだ。



 新政権は、小沢氏というアキレス腱をいつまでも抱えており、去年も公設秘書がお金に絡んで逮捕されたのを期に党代表を辞任しており、またなのか、という認識が強い。国民も小沢氏のハッキリしない動向が党の好感度を下げているのではないだろうか。民主党内でも責任をハッキリさせるような発言が相次ぎ、ちぐはぐな印象を受ける。首相は小沢氏を擁護しているようだが、小沢氏の見方は少ないのではないか。そのようなイザコザより、内需を拡大させるような政策を生んで欲しい。日銀への「人頼みばかり」ではなくて、政策で経済の方向性を上向かせて欲しい。



[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――


■今後のポイント


日本中央銀行の総裁は、日本経済の先行きについて「非常に緩やかな上昇を続ける見込み」としています。しかし海外景気が下降を見せれば、日本経済もつられて下げ始めると見てよいでしょう。


先日は不動産の公示価格が公表されましたが、大幅な悪化が示されています。銀行が保有する不動産も含み損とならないよう心配しています。貸し渋りに繋がらなければ良いのですが・・・。



◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆

付 録


1.


 皆さんご無沙汰しております!


 今月は年度末ということで、皆さんもお忙しいのではないでしょうか。


 今月は税の払い込みがあるようで、社長から散々「今月の売上は幾らになるのか」と内線が掛かってきます。うちの部署では日々作業があるので、日々の作業がどれほど積み上がるかを聞いているのです。


 日々、作業依頼がお客様からあるので、月末の請求書が幾らになるのかわかりません。ですが社長に対して「これくらいです」と曖昧な数字では満足できないらいしく、「日々の売上を日々管理しないで、あなたは管理職といえるのか」と叱られました。それほど今月の支払が苦しいようです・・。



2.


*果たして今週の藍(あい)は! 9月28日生まれ 8歳6ヶ月


忙しい3月。チアダンスとピアノの2つを習う藍には、どちらも本番を3月に迎えます。


チアダンスは、マリーンスタジアムのロッテ戦の前に3/28に行なうそうです。
ピアノは3/30に習志野市というところで行なわれます。


本番の日が近いため、どちらも練習内容が大詰めです。

絶対に間違えないように!どちらの先生にも言われるそうです。


全く藍も・・・忙しい子です。


3.


カプライトでお読みの皆様、いつもありがとうございます。


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2010年01月31日(日) 21時50分29秒

【強い円高懸念と株安懸念】

テーマ:市況!

…………………………………………


果たして今週の市況は!
第512号 2010年01月31日


…………………………………………


【強い円高懸念と株安懸念】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


―◆INDEX◆―――――――――――――――――――――――――――


-■ 今日の論点 ■-


--◆予想より回復しないアメリカ経済
--◆株式市場に迎えられていない政治情勢


【今後のポイント】


◇付録


[kabu104.com]-――――――――――――――――――――――――――――


--◆予想より回復しないアメリカ経済
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 先日、アメリカの国内総生産の数値が発表となり、予想を大幅に上回る速報値となった。


 皆さんもお分かりだと思うが、アメリカGDPの速報値ほど修正幅が大きい統計も無い。オバマ氏は明確に前進していると歓迎を示しているが、経済の一指標ごとに一喜一憂しているのではないかとも、私は勘ぐってしまう。彼は視野が狭い、あるいは経済についてウトイのではないか?、という先入観を私に植え付けてしまった。この先入観を覆すのか、その通りなのか、彼の言動は続けて見て行きたい。



 しかし、市場予想を上回る統計が出たものの、円ドルの関係はさほど動いていない。

 89円台まで進んだが90円に戻ってきた、という印象だ。何故円高なのかと聞かれれば、円が買われているのではなく、ドルが売られているのである。



 先日の新聞でも出ていたが、実は、国際的には円よりドルのほうが金利が安い。国際的に、というのは、LIBORを指す。LIBORとは、ロンドン銀行間取引の略で、超短期の資金繰りを銀行が行なう市場だ。


 翌日に返却する前提で円を借りる場合、借り入れ金利は約0.12%。ドルを借りる場合は約0.17%で円が安い。ところが、3ヶ月借りる前提の金利では、円が約0.25%なのに対して米ドルは0.24%と安い。


 これは個人的な憶測だが、現在は投資先は少ないと思われるが、ドルのキャリートレードが継続して、ドルが売られているのではないかと思われる。


 円ドルの関係は、しばらく変わらないと思われる。アメリカ経済が好調を示し続ければ、つまり良い経済指標が長く続けば、ドルが買い進まれるだろう。


日本でも円安が進む。ドルに金利も付き始めて、金利の安い日本円でキャリートレードを始めるものが増えれば(円を売るものが増えれば)、ますます円は安くなるだろう。



 だが実際には、アメリカの雇用は悪いまま。不動産市況では商業地の地価の下落が止まらず、第二の不動産ショックが来るのではないかとも言われて、恐れられている。



 オバマ氏は、アメリカは輸出を増やしていく、と表明している。つまりまずは貿易赤字の解消を目論むということのようだ。BRICs始め、新興国への輸出を想定しているのであろう。だがドバイ周辺でのデフォルト(契約内容を(約束を)破る)などで起きている混乱も尾を引き、欧州各国でも大分開発費を注ぎ込んでいたようだ。そのうえギリシャ問題である。


 ギリシャは国家経済が破綻寸前であることが判明し、しかも、過去の数値を書き換えて発表していたとも言われるのだから始末が悪い。この問題で国債の格付けが引き下げられるようだ。ギリシャは若者の就職率が低いといわれ、低成長経済の中でどのように経済を盛り立て、国家財政を立て直してゆくのか、注目に値する。



--◆株式市場に迎えられていない政治情勢
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 さて、国債の格付け低下が他人事ではない日本。日本の国債の発行高は、ついにGDPに匹敵する量になるのでは、と指摘があり、日本国債の将来について「ネガティブ方向に考えている」と、とある格付け機関が発表した。



 もし仮に国債の格付けが下がったとしよう。格付けが下がるというのは、デフォルト(約束違い、つまり国債を買っても利子を払わない、お金を返さない)等のリスクが大きくなるということを示す。



 国債というのは基本的には安全な投資先とされる。確実な利払い、確実な償還(額面での戻し)を当て込んで、保険会社などが大量に購入する。だが日本国債を手放す人が増えれば、巷には債券で溢れ、日本国債を買おうと思う人は減るだろう。買う人が少ないと国債価格は安くなり(金利は高くなり)、政府も新規発行が難しくなる。一時はトヨタ社債より、日本国債の格付けの方が低い時期があった。全くの珍現象といってよい。


国債の格付け低下が実施されれば、円が忌避されて、あるいは日本国債が忌避されて、円高、もしくは円安の現象を招いておかしくない。


 ともかく、過去最大級の新規借金を背負って、来年度予算が決定される見込み。だが内需を拡大する政策が見当たらない。例えば住宅減税や、自動車購入補助など、目新しい内容が無い。



 鳩山内閣がこのまま夏の参議院選に突入した場合、どうなるのだろうか。対抗馬の自民党にも勢いはなく、総裁の指導的役割は小さいようだ。内部抗争で自民を出て行くものもチラホラ見えている。


 誰の手引きかわからないが、小沢氏の政治献金問題がスッキリせず、国民も内容がわかりにくい。一体何がいけなくて何が本当なのか、小沢氏本人の話を聞かせてもらいたい。


 つまり、今の政界では小沢氏逮捕といったマイナスのサプライズは有り得るものの、政策の評価等で株式市場に歓迎されている節は無い。


 ダラダラと動く為替、参加者の減退による方向感の無い株式市場。今は海外市況を真正面から受けると思われるため、株式市場は様子見でよいではないだろうか。


 為替については、特にユーロ円の関係では取引量が増えず、変動が激しい。円ドルもしばらく90円前後での推移が続くと見られるが、中国では金融の引き締めが始まったのではないかとも言われ、不透明感が強い。



 決算時期が近づいている。株式市場も年度末へ向けて上昇を始めても良いと思われるが・・・。



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■今後のポイント


アメリカの経済指標は、予想される数値を超えるような内容が余りなく、基本的にはまだ経済の上向きが見えてきたという認識は無いと思います。


また、中国では内需刺激策が進行中ですが、銀行が用意しなくてはいけない、中央銀行内の自行の口座残高を増やすなどして、様子の変化が見られます。中国政府は引き締めではないというものの、市中のお金の量を絞っています。


今後の中国当局の様子は目を離せません。


 
◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆◆―――◆

付 録


1.

 皆さんご無沙汰しております!


 先日、損害保険募集人試験の最終試験がありました。専門試験といって、業界団体が定める募集人資格試験で一番むつかしいものです。質の高い保険募集を行なうことが出来るよう、うちの会社も受験を薦めています。


 私は今回が初受験で、保険サポート課の課長が2回目?だったようです。個人的には今年の目標が「試験は出来るだけクリアする!」でしたので、早速、実行した次第です。自己採点では2教科が合格しているのでは・・と感じています。もしそうならあと1教科で専門試験をクリア。頑張ります!


 今年6月にはCFP試験があります。民間団体の資格試験ですが、質の高いお金の知識がそろっている事を示す資格です。国家資格として1級FP技能士資格があります。



 家内には「資格の勉強はもうやめなさい。私は結婚前に全て勉強を終えた」という趣旨の事を言われました。家計費から勉強に掛かるお金は出せない、という事です。


 特にFPがそうですが、一度資格を取ったからといって勉強をやめてしまえば、そこでFP生命はおしまい。基本的な考え方は変わらない物の、新商品や新税制等を把握していないFPでは、お客様にはお応えできないでしょう。つまりこの勉強には終わりがありません。


 悲しいかな、教育に掛けるお金が無い。



 今後の日本では「低成長、低金利」が続くと見られます。かつての終身雇用、お給料と勤続年数の比例は壊れています。今後も収入不安、定職の不安は続くと思われます。


 今後の生活を不安視した相談を頂く際には、そういった事情に対してどう立ち向かうのか、充分に相談しあっていきたいと思います。



2.


*果たして今週の藍(あい)は! 9月28日生まれ 9歳4ヶ月


 「いじめに関係したこと」


 いままで学校には、同じマンションに住む、同じクラスの女の子と一緒に、学校へいっていました。


 ところがその子は、藍をいじめる子供と一緒に遊んでいる、という理由で、3学期から一緒に学校へ行くのをやめてしまいました。いまは藍は私と一緒に学校へ、途中まで行きます。


 藍を学校でいじめる子供ですが、その子が書いた紙にはたいそうひどい事が書かれていました。以前にこのマガジンで掲載しましたが、「きもい」「いじめてやるから学校へ来な」といった内容を2年生が書くのです。


さいわい、クラス全体で藍を無視するといった事になっておりませんが、子供の母親たちは藍と藍の母親を快く思わないようです。子供のイベントで私が顔を出しますが、いじめる子供の母親は周りの母親との連携を深めている様子が伺えました。



 家内が、今まで一緒に学校へ通ってた子の親になんて伝えたのか判りませんが、このように、学校の友達と引き剥がすような母親の行動は誤りだと、個人的には考えます。


 藍をいじめる子と藍の関係が壊れてしまっているのは判りますが、どうしてそうなったのか、藍にもいじめる子にも双方に問題があったのではないか、そう思えてなりません。しかし、そのように口に出してはいけません。藍の味方は私達両親のみです。世間体を気にして子供を強く責めては、何も解決しません。


 藍にも非があったと本人が自覚しなければ、将来も繰り返される問題です。それを本人へどう伝えればよいのか、それが親や先生だと思うのです。



 今回、藍と一緒に学校へ通っていたお友達は、藍を意地悪する友達とますます一緒に遊ぶようになったそうです。


 家内は、藍をいじめる子供に対して敵意を隠しません。攻撃性が高いのです。このような対処ばかりしていれば、藍は学校で孤立するのも、時間の問題です。自ら藍を孤独にさせていると、家内に何とか伝えなければいけません。



3.


カプライトでお読みの皆様!いつもありがとうございます。


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