(絵日記)出産当日のお話・その２

前回の続きです。

2ヶ月も間が空いてしまいました（＾＾；）








15時前にキングとパパ到着。

1日ぶりのキングに胸がじ～んとなり、赤ちゃん産まれる前にキングと何を話そうかと考えてるのに･･･







助産師さん「いきますよ～～～！」










え(　　ﾟ　　ω　　ﾟ　　) ! !

パパとキングついてから10分しか経ってないデスヨ！

てか実母ついてねぇしｗｗｗ


予定は16時だったのでまだ到着してませんでした。

急いで実母に電話し、すぐ来るように伝えて、車椅子で点滴ごと手術室へ降りました。





パパとキングは家族待合室で待機予定。

わたし、今の今まで･･･このときまで、恐怖はまったく感じてませんでした。

と、いうのも、妊娠中に底なしの恐怖を思い出したので、それから考えないようにしてたのもあります。

それに、実母とキングの体調不良の不安が大きかったのもあるし。







でも・・・

前回がフルコースの末に帝王切開だったので、麻酔の痛みなど、陣痛で覚えてないし。

手術室で下着を脱ぎ、手術着に着替えていると、急にドキドキしだしました。

その後手術室に入るドアの手前で、ほんの一瞬。

足がガクガクなりそうな感覚におそわれました。

それまでは「何人でも授かれるだけほしいくらい！」と手術への恐怖も、子供を授かれる奇跡の前では立ち消えてたのに、

この時、このときの一瞬、はじめて「次の出産はもうないだろう」と言う恐怖にかられました。


兎に角、麻酔が痛いと聞いていたので、それが怖かったし、手術後初めて立つ時のあの痛みと恐怖。

腹筋を切って、一歩踏み出す事の難しさを痛感した時の事、よみがえりました。


でも・・・
担当の先生が手術着を着て、めがねとマスクの奥でニッコリと笑ってくれたのを見て･･･

大好きな、亡くした父を思い出し･･･心強くなりました。


あと数十分で、次男に逢える･･･。


恐怖は瞬時に期待へと変わりました。




続く



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