出身地の自治体などに寄付すると、所得税や住民税が減額される「ふるさと納税制度」について、大阪市は今月から、インターネット上の手続きだけで、クレジットカード払いによる寄付ができるようにした。財政難を少しでも楽にするため、手続きを便利にして寄付額を増やすのが狙い。政令市では横浜、神戸、京都各市に次いで4市目。

 カード決済代行事業者、フューチャーコマース(京都市)のシステムを利用。ビザ、マスターカード、JCBのクレジットカードが使える。希望者は、市のふるさと納税のホームページで自分のメールアドレスを入力して送信。返信メールに記載されている寄付手続きページにアクセスし、氏名や寄付額、カード番号などを入力する。

 手続きが完了すれば、カード会社が寄付額を金融機関の口座から引き落とし、市に納める。24時間手続きができ、景品などと交換できるクレジットカードのポイントも寄付額に応じて付く。

 市によると、平成20年度の寄付額は2605件、約1億870万円。21年度は、景気低迷の影響もあり、昨年12月末までで約1800件、約6700万円にとどまる。

【関連記事】
平山画伯の美意識学んで…ふるさと納税で絵画教室 広島県
広末涼子さん、高知市にふるさと納税
福岡の男性が佐賀・神埼市にふるさと納税1億円
橋下知事の“ファン”が、大阪府にふるさと納税1億円寄付
「ふるさと納税」いたずらサイト 福井

殺人時効の廃止答申、改正法案を今国会提出へ(読売新聞)
支給要件を緩和へ=失業者向け住宅手当-厚労省(時事通信)
政府が金元工作員の証言を横田夫妻に伝達 旅券偽造問題で招致は?(産経新聞)
輸入ワクチン接種始まる=卵アレルギーの人ら-名古屋(時事通信)
<鳩山首相>米「アショカ財団」創設者と意見交換(毎日新聞)