菅新首相は8日、皇居での首相任命式を経て第94代、61人目の首相として正式に就任し、直ちに組閣を行って国民新党との連立政権を発足させる。

 菅氏は7日の民主党両院議員総会で、枝野幸男行政刷新相を幹事長、玄葉光一郎衆院財務金融委員長を政策調査会長に充てるなどの党役員人事を提案し、承認された。

 閣僚人事では、玄葉政調会長が公務員制度改革担当の閣僚を兼務し、蓮舫参院議員は行政刷新相に就くことが内定した。「脱小沢」を鮮明にし、「民主党政権」が再スタートを切ることになる。

 民主党は7日夕、国会近くの憲政記念館で両院議員総会を開き、役員人事を正式に決めた。昨年の政権交代の際、小沢一郎・前幹事長主導で廃止された政策調査会の復活も承認された。鳩山首相は総会に出席したが、小沢氏は欠席した。

 菅氏はあいさつで、「鳩山首相の思いを受けて再スタートする。民主党らしい民主党とは、全員が闊達に動き、力を発揮できる党だ」と述べた。枝野氏は「党運営は徹底した透明化を進めたい」と強調した。一方で、「参院選の選挙態勢確立のため、私自身も前幹事長のように全国各地を回りたい」と語った。

 菅氏は7日、都内のホテルや党本部などで、官房長官に内定した仙谷由人国家戦略相らと人事の最終調整にあたった。11人の閣僚を再任するなどで大半のポストが決まったが、口蹄疫問題に対処する農相を巡る調整が難航している。山田正彦農水副大臣の昇格を軸に検討している。

 党役員では、国会対策委員長に樽床伸二衆院環境委員長、選挙対策委員長に安住淳衆院安全保障委員長、幹事長代理に細野豪志副幹事長、財務委員長に小宮山洋子衆院議員を充てることが決まった。小沢氏に距離を置く安住、小宮山両氏を選挙対策や資金配分にかかわるポストに起用しており、小沢氏の影響力を弱める狙いがあるとみられている。輿石東参院議員会長、高嶋良充参院幹事長ら参院執行部は参院選が迫っているため、現体制を維持した。

 菅氏は7日午後、党本部で輿石氏と会い、今国会の会期延長について協議した。菅氏は、国民新党が求める郵政改革関連法案を成立させるため、2週間程度の会期延長を念頭に置いているが、参院には会期延長に否定的な声が強く、結論を持ち越した。菅氏は11日に衆参両院で所信表明演説を行う予定だ。

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