【党首討論詳報】(6)

 首相「私は当時、そのように申し上げたことは事実でございます。今でも県外という思いを、少なくとも沖縄の・・・。思いは思いでしょ。県外に当然、移設先を求めていきたいという気持ちは変わっておりません。そして、当然のことながら沖縄の県民の思いを十分に理解をさせていただくならば、負担をできる限り軽減をしていかなければならない。そのように感じております」

 谷垣氏「総理のこの問題に対するいろんなご認識。私、ちょっと根本的なことを問いたいんですが、そのー、普天間が果たしているですね、抑止力、これを一体どういうふうに総理は理解しておられますか」

 首相「私は普天間と申しますか、海兵隊のみなさん方が果たしている抑止力。これは沖縄全体、あるいは日本全体として、当然のことながら、この日本を防衛するという意味での抑止力の役割というものはあると、しかも大きいと。そのように理解しております」

 谷垣氏「あのー、沖縄海兵隊の持っている意味について、ずいぶん今のご理解はですね、偏った理解といいますか、中途半端なご理解だと私は考えます。あのー、沖縄の海兵隊、海兵隊の任務はですね、海外有事の際に真っ先に、その、駆けつけて、そして非戦闘員の救出であるとか、あるいは活動拠点を確保する。こういう任務を負っている。ですから、普天間へリ部隊がこの中核に、この極東においてあるわけでありまして、極東、つまり、フィリピン以北、それから朝鮮半島、それから台湾海峡、そういったところでの要するに抑止力の中心を担っているのは、この沖縄の普天間のヘリ部隊なんですよ。地政学的な、地政学的な位置が、だから重要なんです。そのことをご理解かどうかということを問うたわけです」

 首相「私は海兵隊を海兵隊のみでとらえるんではなくて、当然のことながら、これは航空の部隊もあるわけでございます。いわゆる空軍も存在をしております。いわゆる嘉手納、あるいは横須賀には、今度は海軍がいるわけでございますが、すなわち、こういったトータルの中での抑止力の中で海兵隊の果たす役割というものは大きく存在しているという意味で申し上げたつもりでございます」

 谷垣氏「もう1回申し上げますが、こういう沖縄の海兵隊の果たしている、極東の中で果たしている役割からいって、地政学的な位置づけ、そういうものは極めて重要だ。したがって、抑止力を維持していくということをお考えになるならば、選択肢は極めて限られている。このことを申し上げたいと思っているんです。たとえばグアムに関しては、前も総理ご自身がグアムは抑止力の観点から難しいということをおっしゃったことがありますね。私は今、いろいろな県外ということをおっしゃったけれども、総理に抑止力というものをきちんと維持していくというお考えがあるのかどうか、そこのところを疑問に思っているんです」

 首相「当然のことながら私は、沖縄の負担軽減と、しかしながら一方で、日米安全保障の中での、この海兵隊を含むアメリカの日本においての抑止力を果たしているという、この役割というものは大きいと思っています。したがいまして、だから、私も沖縄からあまり距離的に申し上げて、遠くのところまで海兵隊というものを移すということは物理的に必ずしも適当ではないという中で、選択肢をさまざま考えていることも事実でございます」

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