1幕 3

テーマ:

3

閲覧室 162×112cm


ハタは大けがをしていました。

「やぁ、ひさしぶり。ぼくがだれかわかる?」

「・・・わかりません」

「・・・そうか。残念だな。何かしてほしいことがあるかい」

「カシという人を呼んできてもらえると助かります」

「どこにいるんだい」

受け付けの人 に聞いてもらえますか」

「わかったよ」

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3幕 3

テーマ:

11

夢2  194×97㎝


また場面が変わりました。

赤い液体の中に、自分の手が見えます。

大きな足も見えます。

背後から恐竜男 の声が聞こえてきます。

「見つかったかい」

声を出せません。

「それじゃ、バツだね」

手足を動かせません。

「悪いけど、仕事だからね」

背中がどんどん熱くなっていきました。

何かが描かれているのが感じられました。

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4幕 2

テーマ:

15

地下倉庫4 162×97cm


わたしたちはハラカカエの中に入り、今後の方針について相談しました。

ヨク:わたしは恐竜男のマスクをかぶり、ここでゲストさんを待ち受けたいと思いますがよろしいでしょうか。

カチ:異議無し。わたしは閲覧室に行ってニッキを調査したいと思いますがよろしいでしょうか。

チョウセイ:異議無し。では、わたしは集会所に行って決裁を仰いできます。

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3幕 6

テーマ:

14

ワークショップルーム2  162×261㎝


ワークショップルームに入って十回目、やっとボウフザイを塗りおえました。

@@@

ふと気づくと、わたしは三つに分裂していました。

ヨクと、カチと、チョウセイの、三つに分裂していました。

3幕 5

テーマ:

13

ワークショップルーム  162×261㎝


ワークショップルームに入ると、作業台の上にカハンシンがありました。

説明書に従い、カハンシンにボウフザイを塗り始めました。

長時間塗っていると危険なので、10分塗ったらワークショップルームから出て、一休みしました。

そしてマスクをつけて深呼吸しました。

5分ほど休んだらまたワークショップルームに入り、ボウフザイを塗り始めました。

5回目を過ぎたころから、気分が悪くなってきました。

しかし、途中でやめることはできませんでした。




3幕 1

テーマ:

9

地下3階:門番との戦い  194×97㎝


「門番に勝つためには、不意をおそうしかない」と考え、閉館時間を過ぎても書庫に隠れていました。

深夜、午前1時になり、地下3階まで下りていきました。

門番は寝ていました。

計画通り、ためらわず襲いました。

勝った瞬間、何かが損なわれた感覚におそわれました。

損なわれたものが何であるか、そしてその結果どうなってしまうのか、それは二日後にわかることになります。

2幕 2

テーマ:

6

地下倉庫 2 162×97cm


わたしが台の上に乗ると、恐竜男は声を出しました。

「で、何だい?」

ハタ に会ってもらえませんか」

「無理だよ。見てのとおり、カハンシンがないからね。カハンシンを持ってきてくれたら会うよ。どうする?」

「とりあえず探してきます」

わたしは地下倉庫を出ていきました。