ハタホテルの周辺 3

テーマ:

8

午後1時 第一区域  233×363㎝


 h  「いませんね。やはりカシホテルでしょうか」

足男 「あるいはそうかもしれません。あるいは、夜になればわかるかもしれません」

h(k) 「ふむふむ。それでは、夜になるのを待つとしよう」


 ※ 7月18日まで福島県立美術館に展示

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丁子山さん(壁画)

テーマ:

3

上川君はカシホテルの9階に来ました。

右手前の部屋のトッテをまわし、中をのぞいてみました。

すると、巨大な口元の壁画がありました。

彼は注意深く近づいていきました。

すると突然、口が開きました。

驚いて立ち止まりました。

しばらくの間、特に変化はおきませんでした。

おそるおそる、口の中をのぞいてみました。

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ある日の中川さん

テーマ:

c1

驚く中川さん  117×91㎝


今から10年前のことでした。

中川さんはその部屋に入り、ドアのトッテをまわしました。

そこには、仮面をつけた上川君が立っていました。

中川さんは驚き、そして家を出て行きました。


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燈山さん(壁画)

テーマ:

1

上川君はカシホテルの8階に来ました。

右手前の部屋のトッテをまわし、中をのぞいてみました。

すると、巨大な横向き顔の壁画がありました。

彼は注意深く顔に近づいていきました。

肌のような質感で、生きているもののように感じました。

耳からは、何かをささやくような声が聞こえてきました。

おそるおそる、その耳元に近づいていきました。

ハタホテルの周辺 2

テーマ:

7

午前11時 第二区域  233×363㎝


 h  「あ。突然道が消えました」

足男 「ふふふ。いずれまた元に戻ります」

 h  「消えた道の中にカシがいた場合、どこにいくのでしょう」

足男 「第一区域か、カシホテルではないでしょうか」

 h  「なるほど。ではとりあえず、第一区域に行くことにしよう」


 ※ 7月18日まで福島県立美術館に展示

ハタホテルの周辺 1

テーマ:

6

午前9時 第二区域  233×363㎝


 h  「いませんね。カシは足男になったのでしょうか」

足男 「いずれはそうなるのかもしれません。因果なものです。

     しかし当面はこの道の中に居るのかもしれません」

 h  「なるほど。それでは、道の中をのぞいてみよう」


 ※ 7月18日まで福島県立美術館に展示

カシホテルの門

テーマ:

5

午前7時 カシホテルの門  233×363㎝


 h  「足男さん、カシをどこかで見ませんでしたか」

足男 「第二区域かもしれません。私が案内しましょうか」

 h  「それはありがたい。お願いします。ところで、われわれの間に立っている妙なものは何でしょう」

足男 「ふふふ。あれはヒトバシラです。この世界のハシラです」

 h  「なるほど。わかりました。では、とりあえず第二区域に案内してください」


 ※ 7月18日まで福島県立美術館に展示

カシホテルの周辺 3

テーマ:

3

午後11時 第二区域  233×363㎝


 k  「あ。道が消えました」

足男 「ふふふ。いずれまた元に戻ります」

 k  「消えた道の中にハタがいたとすれば、どこにいくのでしょう」

足男 「ハタホテルかもしれません。あるいは、図書館かもしれません」

 k  「ふむふむ。ではとりあえず、ハタホテルに案内してください」


 ※ 7月18日まで福島県立美術館に展示

カシホテルの周辺 2

テーマ:

2

午後9時 第二区域  233×363㎝


 k  「いませんね」

足男 「お。ここに足跡があります。この道の中に入っていったにちがいない」

 k  「ふむふむ。それでは、道の中をのぞいてみよう」


 ※ 7月18日まで福島県立美術館に展示