鴨川ホルモー

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摩訶不思議な京都でホルモー!!

【ストーリー】
二浪して京大生となった阿倍と同じ新入生の帰国子女・高村は葵祭のバイトで三回生の菅原から「京大青竜会」という怪しげなサークルの新歓コンパに誘われる。乗り気ではなかったがその飲み会に参加した阿倍はその席で「美しい鼻筋」を持つ早良京子に一目惚れする。そのため彼女に近づきたい魂胆で京都青竜会に入会してしまう。安倍の他にも高村、早良、大木凡人似のオタク系メガネ女子・楠木ふみ、超高圧的で仕切り屋の芦屋、見分けのつかない気弱な双子の三好兄弟など、一癖あるメンバーが入会していた。当初はごくありふれたレジャーサークルと同じ活動をしていた青竜会だった。だが、祇園祭宵山の夜に安倍たちはサークルは京都で千年続くという謎の祭り「ホルモー」を行うことだと知らされる。しかも「オニ」と呼ばれる小さく奇妙な式神を操り、京大・立命館・龍谷・京都産業大学の対抗戦が行なわれるというのだ。信憑性がない嘘くさい話に半信半疑のままの1年生だったが奇妙なオニ語の習得やちょっと変態的な指令ポーズなど、1人100匹のオニを操るための特訓が開始される。阿部たちはオニを見事使役して対抗戦に勝てるのか。


TVスポットで「ゲロンチョリー」と栗山千明が何語なのかも分からない言葉を叫んでいるのが印象的な映画です。この映画は原作があり、「鹿男あおによし」を執筆された万城目学が京都を舞台にした小説が元になっています。

この小説は実に面白いのです。作者自身も京大生だったことから京大生の日常を切り抜き、更には「ホルモー」と呼ばれる意味の解らない競技をうまく織り交ぜた笑える内容になっているのです。

今回はそのタイトルの映画化。原作のファンとしては期待していました。実際には目に見えないホルモーという競技と鬼たち。いったいどんな映像と展開なのだろうかと。

結果は小説を上手く実写化しているという印象です。オニやオニに指示を出す言葉や行動は小説を読んだ方には其々のイメージがあると思う。私自身にもイメージはあったのだが今回の映像化には実にすんなりと入っていけた。

小説とストーリは違う部分があって中だるみする感じは否めなかったが、オニに指示を出す言葉や動きにきっと笑ってしまうだろう。

この映画には私が好きな俳優が出演されている。山田孝之と濱田岳の2名だ。この二人の演技は実に良い。情けない役もシリアスな役どころも本当に上手く演じられている。今回のこの二人は実に情けない二人。

奥手で引っ込み思案な阿部と帰国子女のために間違った日本への意識のある高村。このコンビが常に笑いを誘ってくれるのだ。

この2名の演技力には本当に感心してしまう。

笑いたい時やあまり頭を使わない映画を観たいときにはお勧めです。

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