thankyou
日比谷でやっていた時から観たかったのですが、忙しくて思い叶わず、渋谷で年末から公開すると聞き、新年早々行ってきました。場内はガラガラ。ゆったり観られて、ちょっと得したかも。水曜日で1,000円だったし。でも1,800円出すほどでもないかも。


『サンキュー・スモーキング』  ジェイソン・ライトマン監督 アーロン・エッカート主演


今、世界的に嫌われモノ、特にアメリカではボロボロなタバコをPRするニック・ネイラー(アーロン・エッカート)の奮闘を描く。その話術のすごさがこの映画の中心だが、少なくとも英語が理解でき、できればアメリカ人のユーモアセンスや文化がわかってこそ、笑えるのかも。残念ながら私は笑えず、むしろ職業人としてのニックの悲哀さえ感じました。

しかし出張に別れた奥さんとの間の子どもを連れまわすところは悲哀というより、設定がアメリカ的で笑えました。また、この子どもがしっかり父親の影響を受けていて、すごい交渉術でディベートコンテストでも優勝します。なかなかいい親子関係だけど、やや映画的ファンタジーかなと。


全体的には悪くはなかったのだけど、その後すぐに「硫黄島からの手紙」を観てしまったので、何だか薄れてしまい、よく覚えていないのです。でもニックが息子と共に、出張ついでにタバコのために病気になったと訴訟を起こしている男を訪ねるシーンはなかかなおもしろかった。大金を前にしたときの人間の心理を絶品のユーモアを交えてうまく描かれているのです。この作品のストーリーをつくっている女性ジャーナリストの裏切りは、ちょっと陳腐でがっかりだっただけに、余計何気ないこの買収シーンが心に残りました。

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