2014年03月05日(水)

カルマンギアの燃料計が・・・

テーマ:メンテナンス
久々のカルマンネタです。
といっても自分のカルマンギアは昨年末から全く動かしていないので、今回は他のカルマンギアのネタです。

photo:01
先週末に車検整備で入庫いただいたクワちゃんさんのカルマンギア

満タンにしても燃料計が上がらないとのことで、さっそく見てみました。

photo:12
最初の燃料計の表示

フロートが錆びて固着しているのではないかと思い、さっそく燃料タンクからセンダーユニットを外してみました。

この車のセンダーユニットは、フロートが露出したタイプではなく筒状のタイプ。

ちなみに、ガソリンはあふれ出しそうなくらいに満タンでした。

photo:02

取り外したセンダーユニット

錆を落として少しきれいにした後、まずは単体点検です。

フロートをいちばん下にした状態で抵抗を測ります。

photo:03
96.1Ω


次に、フロートを上まで上げた状態で抵抗を測りました。


photo:04
29.2Ω


フロートの位置によって抵抗値が異なることはわかりましたが、抵抗値の標準値が不明なので、センダーユニットが正常なのかどうなのか判断ができません。


今度は、車両のハーネスに接続して、燃料計の動きを見てみました。


まずは、フロートをいちばん下にした状態、

photo:05
燃料計は空の位置を指しています


次に、フロートをいちばん上にした状態、


photo:06
針が少し上がったものの、満タンにはほど遠い状態

試しに、そのまま燃料タンクにセットしてみると、


photo:01
最初と同じ針の位置に戻りました

この時の抵抗値を測ってみると、

photo:13

9.0Ω(写真が逆さまで見づらいですが…)


当たり前といえば当たり前ですが、空気中に置いた状態とガソリンに浸した状態とでは抵抗値が異なるようです。

つまり、このセンダーユニットは、ガソリンの導電率を考慮して作られているわけです。

今度は、ユニットからハーネスを抜いてハーネスどうしを直結してみると、

photo:07
針が満タンの位置を指しました


以上のことから、メーターには異常はなく、センダーユニットの異常(ユニット内の錆によって抵抗値が増加している)と判断し、さっそく新しい部品を注文 しました。



と、ここまでが昨日のお話し。


そして今日、新しいセンダーユニットが届いたので、さっそく単体で抵抗値を測ってみました。


まずはフロートがいちばん下の位置では、

photo:08
76.4Ω

次に、フロートがいちばん上の位置では、


photo:09
6.6Ω


いずれも古いセンダーユニットよりも低い値を示しています。


この新しいセンダーユニットを燃料タンクにセットすると、

photo:10
4.2Ω


そして、この時の燃料計の状態は、

photo:11
無事に満タンの位置を指しています


以上、センダーユニットが故障したので新しい部品に入れ替えたというだけの話を、長々と綴ってしまいましたが、今回、計測した抵抗値が、いつか誰かのセンダーユニットの故障診断のお役に立てれば幸いです。

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