2006-03-15 03:00:24

「哀しき恋歌」

テーマ:映画 本 音楽

テレビのアンテナの調子が悪い。

ぼろ屋六福邸は昔ながらの唐楼~チャイニーズアパート~である。

よってテレビのケーブルが入っておらず、このくそのっぽビル群の中で

アンテナに頼ってテレビを受信しているのである。

当然雨降り、強風にも影響されるわけである。

今日はあんまりにもひどかったので仕方なくDVD鑑賞となった次第。

なぜ仕方なくか?

おかんは映画とか家で見るDVD系は真剣に見たいので

何か物を食べながら見るのが非常にいやだからである。

映画館のポップコーンは好き。

でもこれは出来るかぎり本編前の予告で食いきりたいもの。


で、買ったきり見てなかった韓国ドラマ「哀しき恋歌」を「やばいよな・・・「マオ」もまだ見終わってないのに

これに手を出したらもうおしまいやろ?徹夜になるのか?」

韓国ドラマ、魅惑のドラマ。あと1集、あと1集だけ!とあり地獄のように結局全編見てしまう

禁断のドラマ。

展開はまったくもって同じであるのになぜ?




韓国ドラマのお約束


1.なぜいつも子供時代から?しかし子役がこれまたよい味を出していて不覚にも

涙を流してしまう。「哀しき~」の男の子が末楽しみなかわいい子。


2.女主人公はかならずなにやら病気を持っている。

お約束は白血病。韓国の白血病発生率はそんなに多いのか?

しかし主人公を愛する金持ち男によって完治する。

「哀しき~」のように眼が見えないというのもありがちな設定。


3.男女主人公を問わず記憶喪失になりやすい。

記憶とはそんなに簡単になくなるものなのか?


4.おされなビルの中でのすれ違い。

女は1階、男は2階。閉まりかけるエレベーターのドアの間から見える顔。

なぜ気がつかないのか?なぜ大声で呼ばないのか?


5.海辺に家がある。隠れるときは必ずこうした海辺の家。


6.貧乏役のほうは必ず親のどちらかが問題あり。もしくは天涯孤独、生き別れ。

借金まみれ、働かないおやじ。でも主人公は健気に生きて勉強もできる。

空き瓶に小銭の貯金もお約束。

くじけそうになったときは小さいころから持ってる思い出の指輪やネックレスが心のよりどころ。

で、実は大金持ちの家の子だったというパターン。


7.恋敵役の女の子は子役のときからにくたらしい顔をしていてすぐにわかる。

そして多くの場合ちりちりパーマである。主人公はさらさらストレート。

逆ではいけないのか?

癖は大げさに鼻から「はっ!」とでかいため息をつくこと。

見ていると自分もこれをしそうになって香港の舌打ち攻撃とどっちがうっとうしいか

確かめてみたくなる。


8.金持ち役のぼんぼんはピアノが弾けなくてはならない。


9.貧乏なほうのご飯はインスタントラーメンがお約束。

キムチを混ぜながら鍋のふたで受けながら食べなければならない。


10.秘密を握ってる相手から真相を聞きだそうとするも

必ず「では、明日の夜11時にここで・・・」と言われる。

そしてその握ってる人間は死ぬか、事故にあうのである。

なぜその場で問い詰めないのか?明らかに知っているというのに

なぜ明日まで待つことができるのか?



それでも見てしまう韓国ドラマ。




「哀しき恋歌~六福バージョン」





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いつでもどこでもかならず影で見守る男





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片時も眼を離さず





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じーーーと熱い眼で主人公を見つめる片思い男





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せりふはいらない  眼のアップですべてを語る





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憂いを帯びた熱い眼





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こんなにいけてない顔の主人公  それでも愛は変わらず





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概して主人公はこうした視線に気づくのが遅い





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じーーーーーーーーーーーーー






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牛   一途な男





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2006-02-14 02:35:40

偉大なる癒し

テーマ:映画 本 音楽

今読んでいる本に「 ペットのためのハーブ大百科~herbs for pets~」という

本がある。

この間の東京出張で購入したもの。

約400ページに渡るこの本。

漬物がつけれそうなくらいに重い本。

それぞれのハーブの効用から注意すべき点、使用方法などきれいな

写真とともに丁寧に説明されている。

この本は他の「流行り」の本とは違う。



IMG_9252



~動物も人類も自然からの恩恵を受けている。

けれど人類は地球と共存するよりもそれを支配し、消費しつくすことを選んでしまった。

動物は私たちの所有物ではなく、私達のもっとも大切な「師」であり、「ヒーラー癒し手」なのである。

彼らとの生活を通して私たちも自然との特別なつながりが出来てくる。このつながりの中から私達はあどけなさや思いやり、尊厳、無条件の愛、そして、過ぎ行く時間への哀しさまでも学んでいく。

何世紀にもわたる虐待にも関わらず動物や植物は、人間と自然が再びつながりをもつことを静かに待ちつづけているのではないか?

動物の世話を通して私達は癒やされ、そしてこの地球上の「生命の輪」の一員として歩き出す。

いまこそその師へ恩返しのために唐に注意を払い、要求を理解し、何百万年もの長いあいだ彼らの祖先の命を守ってきた自然の植物や自然の薬を与えていくことではないのだろうか?~


こうしたことが書かれている「はじめに」のところでは思わず泣いてしまった。

そう感動の涙である。

救世主のワクチンも聞かず、地球は悲鳴を上げ、不健康な食事と流し込まれる

あらゆるサプリメント。

病原は自然が作っているのではなく、私達人間が作っているのだということ。

昨今のハーブブームで絶滅の危機にある草花。人間はどこまで愚かなのか?


いわゆるこの本の根底は「愛」

ただの健康本ではない。

見せ掛けの「かっこいい」本ではない。


ブームのハーブ治療、DOGA、アロマセラピー。

流行りに飛びつくおしゃれな人たち。

「癒やし」を求めて人は金を出す。

ファッションで求められる癒し。


私ももちろんこうした健康法に興味があった。

薬で押さえつけるのではなく、どこに問題があるのか?根本を治療し

そして健康に過ごせるように助けてくれる地球の恩恵。

でもきちんと勉強しないうちには手は出せないなと思った。

奥深い世界。

ただこれとあれを飲ませて、こうして手を伸ばして、ハイ、気持ちいい。

そんな簡単なものじゃないと思った。

マッサージにしても指先に神経を集中させ、筋肉の流れを意識し、わが子の反応を見る。

我が家のお犬さまもそれぞれに気持ちよさそうなポイントは違う。

「ここを押すと気持ちいいですよーーー」

これだけを鵜呑みにしてはいかんのである。


動物と暮らすことで身近に自然に眼をむけるようになった。

道に咲く花に、木々の緑に、虫に生命のすばらしさを感じる。

こうしたことがこの本にも書かれてあった。


うまくはいえないけどやっぱ「愛」なんだよ!



動物も人間も偉大なる自然の一部分であり、仲間であり友であり師であるのである。





もう一つは「SKECHES OF SOHO」

香港在住の女性アーティストによるスケッチブック。

SOHOの街や、そこに住む人々などが暖かく描かれている。

なんでもない素描。でもなぜかしら心が温まる絵。


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昨日買ったアルミの盆と一緒に

意味はない 載せたかっただけ




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街のおやじや猫や犬や軒先・・・




きれいな写真、きれいな絵はいっぱいある。

けどこの本はなにかが違う。

いつまでも眺めていたくなる本。

やさしさが詰まった本。

そんなわけで最近のお気に入り。





「我が家のヒーラー」





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ケンカ中ではない 念のため




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ふがふがふが




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ちろーん





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てろーーーーん





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でろーん




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遊び疲れて





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おやすみ・・・・・



寝る寸前の大きなため息、床にあたる爪の音

トイレから聞こえる新聞を踏み鳴らすがさがさ、

水をぐびぐび飲む音、いびき、あくび、ガムを咬むくちゃくちゃ


すべてに命を感じ、癒やされ、そして愛しさにちょっと胸がきゅっとなる。


生き物万歳!




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2005-12-18 03:50:35

「如果、愛」

テーマ:映画 本 音楽

東京よりお友達が香港に遊びに来てくれました。

忙しいのにいつも来るときは必ず連絡をくれるお友達のうちの1人。

そんな彼女と食事の前に映画に行くことに。


「如果 愛」

「パハップス 愛」ちゅう仮タイトルで日本でも来年上映予定のこの映画。

主演は日本でも有名な金城武

私達のお目当てはもちろん香港の、いや中華圏を代表する歌神さま張学友

ミュージカル仕立てのこの映画、細かく書くとネタばれしちゃいますので割愛。

でも一言。

やっぱりこういうほろりとしたせりふ言外から主人公の感情を読み取る・・・

そんな映画は香港では見るなっ!ちゅうことです。

クライマックス「えええーーーー、そんな終わりかたをするのかーーーっ!」

と頬伝う涙をぬぐうおかんの横で例の如く香港人は笑いよる・・・

でもって最後のエンディングもババババーーーーッと係員やら掃除の人が入ってきて

照明が明るくなる。

余韻もくそもありゃしない。嗚呼!


映画はよかったです。

特に女主人公の周迅。彼女のどこか天使と悪魔が混じったような風貌のせいか

おそらくツァンツイィーとかセシリアチャンなんか演っちゃうと「嫌な女」に終わりそうなとこが

非常に共感  「わかるかも・・」 と思わせるしたたかで切ない、魅惑のヒロインを演じてました。

歌神さまはもう言うまでもなく鳥肌でした。

カメラのせいか顔が異様に丸顔に見えたのがちょっとかなしかったけど。

彼の歌声には魂がある。

おかんの魂もどっきゅーん(死語)です。

金城もやっぱりせりふが少なめの映画って魅力が出ますね。



けど・・・・これも日本で見たかったな・・・




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IFCモールのクリスマスツリー



クリスマスムードも最高潮を迎えつつある香港。

街行く人も浮かれ、街も浮かれ。

WTO会議で会場付近の地下鉄が封鎖、デモ隊と警察のけっこう大きな衝突も

あったにもかかわらず、対岸のチムサーチョイでは平和にみんな鍋。

テレビでデモ衝突のシーンが映し出されると鍋屋にいた香港人みんな(若い層)が

笑い出した・・・

「ぎゃはははーーー」

ものすごく楽しそうに笑ってる・・

さながら香港映画を見てるのり


さすがに今日くらいの衝突になってくると、人が殴られたり、催涙ガスが出たり、これ以上エスカレートすると人民解放軍にまで援軍を頼むとまで言ってる報道にちょっとおかんは笑える気分じゃなかったなー。

平和な証拠なのね。でも平和ってほんとはものすごくもろい砂の上にあるようなもの?

明日人民解放軍に包囲されるのは自分達かもしれないやん?とか想像してしまってちょっと複雑な土曜の夜でした(*香港での報道はデモ衝突が前面に強調されてるものが目立つためこういう印象があるのかも)

もっと簡単にみんなが暮らせるユートピア。そんなことを言ったらアホ扱いなんやろう・・・

人間の欲望は限りなく・・・・・

はぁー。



でも多いに食らい、多いに語り。楽しい時間は瞬く間・・・・

友よ、また会いましょう~。




「一緒にねっ」






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お友達にごあいさつ




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「ほら、黄黄ご挨拶は」




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お、まじめな顔!



と思ったら・・・





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でれーん




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仔仔の抜け毛か?毛まみれの黒猪




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人面犬 むい




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さ、帰るよ







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てけてけてけてけ・・・・





母はこのままずらかる予定だったのに・・・・

 




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むい「おかんは!おかんは一緒じゃないのんっ!」



仁王立ち





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むい「おかんと一緒に帰るねん!」



ああ、むいよ・・・おかんはお友達と映画が・・・・





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むい「おかんと一緒に帰るねーーんっ!」




散歩の途中というか外で会って母がずらかるというのがとても嫌いな むい・・・

ぎゃんぎゃん吼えるので結局お友達と一緒に坂を上って家に。

お犬さまを送り届けてからの出発となりました。


ま、そんなわがままもかわいいもんや。

いつも一緒ね。



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2005-11-25 01:00:55

アニマルコミュニケーター

テーマ:映画 本 音楽

昨日本を読む時間がないとぼやいた私ですが

今日やっと風さんから借りた

アニマルコミュニケーター」リディアヒビー著を読み終わりました。

それまで何冊かのアニマルコミュニケーターの本は読んだことがあったけど

その中でもこの本は特におもしろかったです。


多くのカウンセリングの実例とともにどうやったらコミュニケーターになれるのか?

アニマルコミュニケーター、それは何も特殊なものではなく

すべての人にその能力があるらしい。

その力をいかにして導き出していくか?

練習次第で誰でもできるらしい。


それから各章ごとに有名、著名人の格言なんかが載ってるですが

その中で一番心に残ったのが


「犬の寿命は短すぎる。まったく、それがただ一つの欠点だ」

カーラッタ モントレイ オニール


ほんまにその通りやなー。

短い短い彼らの一生。

少しでも快適に幸せに過ごしてもらえるように

コミュニケート~会話~できたらどんなにいいやろう?


我が家のお犬さま以外ににゃんこやわんこと接する機会が

多い六福邸。

傷ついた子たちにとりあえずおかんが出来ることは

「ここは安全なところなんだよ。だから安心していいんだよ」

「ここに来る人はみんなキミのことを愛してるんだよ」

こう伝えてあげるのが精一杯。


すぐに効果があるわけでもない。

でも少しずつ少しずつ変わっていく彼らを見るのは

うれしいね。

それは自分がすごいからじゃなくって

「ここは安心していいんだ」というその状況を素直な気持ちで受け入れてくれる彼らのまっすぐな

心を見れるから。


愛は純粋。


「そんなわけないわ」とおっしゃる方もいるでしょうが

癒しが必要なのは何も人間だけじゃない。

よりいっそう理解しあうためにもこの本はなかなかおすすめです。




「アニマルコミュニケーター 例1」


ぞうりがいつもなくなる。

いったい誰が?




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「ぞうりを盗んだのはだーれ?」





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「ハイ、ボクでちゅ」





いざ目指せ!アニマルコミュニケーター!

それはちょっとかなりむっちゃ難しいやろ?とほほほほ・・・・





「仲良くね」






大人気の王様のベッド。

ぶちわんずが来てからというものこれを独占するのは

ぶちわんず。


昨日の夜、ふっと眼をやると・・・・・




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なぜか王様のベッドにもぐりこんでいる小黄を発見





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パグも小型犬なれど・・・・




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ぶちわんずに比べると・・・



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小黄もかなりでかい。いや、顔じゃなくって背中ね・・・・誰?顔がって言ったのは?




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またりー




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仲良く一緒に  背中を貸してあげるなんて小黄も大人になったね




でもって本日より六福に新しいお友達。

ご主人留守中のお預かりわんず♪





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キス魔!小丸ちん

ブログ中のハハの足をげじげじ。




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2回目登場のモカちん



モカちゃんも小丸ちゃんも元気ですよ、怖がることもなくみんなと仲良くやってます。

さきほどご飯が終わってただいまうとうと中。

(ご飯は奪われるといかんので別室で)


もうちょっとしたら散歩に行ってきます。

ご安心くだされ、2ご子息はお預かり申した!


この2匹をあわせるとざっとわんこ13匹か。

わんこの合宿みたいやな。




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2005-09-21 23:50:51

気分と発想の転換

テーマ:映画 本 音楽

コメントくださったみなさまどうもありがとう。

あかんたれなおかんはツデー会社を休んでしまいますた。

寝ました、寝ました、現実逃避な眠りをむさぼりました。

こにゃんこの不在感はまだあるものの、みなさまの慰め、励ましに

だいぶ落ち着いてきましたにゃ。


ということでこの間ちょろっと書いて「ものすごくまた見たく」なった

映画をおととい買ってきたのでそれを鑑賞。

最後のクレジットを見てたらなんと1985年作やって!20年前かい!

「YEAR OF THE DRAGON」

やはり何度見てもええ映画やな。でもこの頃って広東語と中国語の

違いもわからなかった頃。

今回改めて見ると、ジョンさまってけっこう広東語しゃべってたのですね。

しかもなぜかちょっと甲高い声で・・・

ちょびっとあほそうで親近感がわきました。

いや、英語しゃべる彼はとても賢そうなので。


他にも永久保存にしたい映画を買ってきたのでしばらくはこれで

浮世のうさも忘れて現実逃避できそうです。


そ、むちゃくちゃ落ち込んだとき。

おかんはドラマやら映画に没頭します。それこそ寝食忘れて徹夜で見る。

昔占い師に「この子は霞を食って生きていける」と言われたそうです。

20年前、不思議とこの頃のことは思いだしませんでした。

思い出したのはレポーター役の女の人のカシミアのロングコートが素敵で

まねして買ったことや、あの眼の周りをぐるりとアイラインで包むメークにあこがれたことくらいか?


これまで30数年生きてきてそりゃいろいろなことを経験してきたわけだけど

その節目節目で誰かしらおかんを支えてくれた。

27歳、すべてがゼロスタートになって自分の行く道を見失って。

その時もかなりの映画を見た。

この頃はすでに香港映画にどっぷりとはまっていたころ。

1回90分の授業を週2回。もちろん家に帰ってから予習復習。

香港への就職も紹介してもらった。条件も待遇も今よりもずっとよかった。

でも、行かなかった。いや、行けなかった。

自分に「パワー」がなかったから。このままの状態で「ここ」に来ても絶対に負ける。

相手に負けるのではなくて自分自身に負けてしまう。


それでも香港に行きたいという思いは捨てれなかった。

動けるには今しかないと思って1999年12月、ここに来た。

面接して、こちらに来るまで確か2週間もなかった。

その間に住民票の不在届けや、銀行口座の解約や、渡航の準備。

友達への挨拶、親戚への挨拶をした。

この頃はものすごいパワーに満ち溢れておった。


でも憧れの場所は来てしまうとパラダイスではなくなった。

会社は忙しかった。やってもやっても終わらない仕事。

毎晩毎晩1時2時まで働く毎日。

月2回の締めのときはほんとに4時までかかって書類を仕上げた。

昼は昼で電話での応対や、手配、処理に追われる。

時間に追われる日々。

当然体も精神も蝕まれて。

軽いノイローゼか?

人の眼を見て話ができなかったあの頃。

過剰な自己防衛。

精神高揚剤に睡眠薬。


自分がおかしい、このままじゃだめだと気づいたのは

処方してもらった睡眠薬が効かなくなってお医者様に

「これははっきり言ってものすごく体に害がでますよ」と

受け取りのサインまでしてもらわなきゃだめな薬に変わったとき。

山の上のその病院からバスで降りるときに見た香港の夜景。

それでぱっと眼が覚めた。


日々のささないな愚痴や、腹立たしいこと、それは友達と話をして

すっきりできる。

そんな話をできる友人に恵まれたのも感謝。

でも例えば女性だときっとみんなぶちあったであろう30歳になった時の

焦燥感?といったもの。

私も例にもれず落ち込みました。

特に何があるわけでもない、でもすべてに自信がもてなくて

自分は役立たずで、将来女性として、人としてどないするねん!という

漠然とした焦り。


人に言っても消化できないあせりや怒り。

こういうときには殻にとじこもる。

で、映画三昧。


これがおかんの落ち込んだときの過ごし方。

ストーリーに没頭して、見終わったあとのあの「ほぅ」という充実感。

心も頭もニュートラルな状態になってる。


過去のことをくよくよ悔やんでも仕方ない。

「あのときこうしてれば」「ああしてれば」そんな後悔や

人をうらやんでみたり。

こんなことに頭を悩めても何も変わらない。

今あるこの自分は変えれないし、この状況はよくなることもない。

でも時間は過ぎていく。


だったら今から自分のなりたい自分になればいい。

それから人のことも気にしなくなった。

自分は自分の、そして相手には相手のストーリーがある。

こちらから見ると「なんやねん!」と怒ることでも

あちら側から見ると別に深い意味はなかったり。

自分が怒るまえに相手がなぜそう言ったのか、そう思ったのかそれを考えてみると

無駄な怒りがなくなった。

「なるほど相手側からみればこう考えるのも理解できるな」と思えるようになった。

(ちゅうても腹たつときは腹たちますが)


なかなか消化できないこと。

たまには殻にとじこもってみるのもいいかもしんない。


こにゃんこの死、確かに悲しいけれど、このことで命のはかなさや

生きることのすばらしさ、そういったことを教えてもらった。

そう思えば、おかんはきっと昨日よりも強いおかんになってるはずや。

やさしさには強さが必要。


昔見た映画。これを見て過去のことをぐるぐる考えなかった今日のおかん。

ちょっとうれしかった。

なかなか前向きにいっちょるのやない?



いや、映画ってほんとにいいもんですね。






「アクロバットだう」







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「うごごごごーーーーー」






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ふーごふーごふーご








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「あががががががーーー」










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「ふぐぐぐぐぐぐぐぐーーーー」










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ぶんっぶんっ!










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立った!











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アクロバット犬か!













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「ふがぁぁぁぁぁぁぁ~~~~~」













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ぶるんぶるんっ!おとん!














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あぶないから早く降りなさい!







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犬 11匹

猫 拾われにゃん2匹





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2005-09-12 23:59:59

ブルース ウェーバー展

テーマ:映画 本 音楽

アイデアにつまって雑誌をぱらぱら。

ああ、VIVA TOKYO!

こんなんあるんやっ!




「ブルースウェーバー写真展」!




映画「A LETTER TO TRUE」の公開にあわせての展示らしいです。

最新号の「フィガロ」や「シュプール」でも特集されてました。雑誌「BRUTUS」でも

特集号が出てるとか?

9月16日から10月30日まで青山旧紀伊国屋跡地特設ミュージアムで開催されるようです。

(映画とセットのチケットあり。映画は他全国ロードーショー予定)


自分が飼っている末っ子ゴールデンのTRUEに宛てた手紙を書き、それを読んでいきながら自分自身や隣人たちのドラマを綴っていくという内容。

製作背景には9.11のアメリカ同時テロがあり、旅先から自分の愛犬たちの消息を気遣うという

彼自身の恐怖体験があるようです。

「今日という幸せはあたりまえではなく、一瞬にして失われてしまう脆いもの」

無垢な犬に宛てた手紙はそのまま観客への平和と愛のメッセージとありました。


「犬と暮らす」

これってただ単にかわいいとか癒されるとかそんなものではなくって

なんというか命とか愛とか自然とかそういったものを改めて考え、感じさせてくれる

生活。

私たち人間よりも確実に寿命の短い彼ら。そんな彼らが毎日一生懸命に

生きている姿を見ていると、今この一瞬は二度とこないんだ、だから楽しく、今を精一杯生きようと

語りかけてるような感じというのか?

散歩に出かけて感じる季節の移り変わり、風の、雨の、木々の香り。

こんな都会でも彼らといるとそんな当たり前の光景がとても奇跡なものに思えてくる。

ブルースウェーバーの写真からはそんなものがあふれ出ていました。




見たいな、見たいな。

すごい見たいなっ!

雑誌に載ってた写真を見るだけでもううるうるや。

ええな、東京。香港にはこーへんやろうな・・・無理やろうな・・・



展示会ではいろいろ物販もあるそうな。

ポスターなんかもあるのかな?あるのかな?





どうよ、これ!たまらんがなっ!




S姐!これまだ本屋にあるやろか?






久しぶりの興奮におかん身もだえ~~~~~っ!

ちくしょーーーーーー!

出張早めるか?もしくは無理やりなんか用事でも作るか?






何かいい案はないですか?



タイトル未設定

おかん大丈夫か?




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2005-08-10 08:59:00

電影「老友狗狗」

テーマ:映画 本 音楽

7月21日から香港でも公開された「いぬのえいが」

ほんとは先週に見にいくつもりがおかん急な出張のため延期。

で、週末上映スケジュールを見てみたらなんともう1館でしかやってへんやんか!!!

どうする?土曜まで持つのか?あやしい・・・夏休みロードショーも続々待機中。

しかも一緒に行くお友達とは変なジンクスがあり彼女と約束した見たい映画はことごとく2週間打ち切りとか

遠い映画館のみ上映といったことが続いてる間柄・・・

「ああああ、もう2人で映画には行くないうことやでーーー、もしかしたらこの映画もそうなったりしてーー」と冗談を言ってた矢先のショッキングニュース。

こりはやばいということで行ってきましたよん。


16時50分上映って書いてたくせに実際窓口に行くと16時20分から・・・当てにならない香港ネット情報。

ぎりぎり飛び込んだ映画館。


ここからちょっとネタばれです~~~

出だし、うーーーん日本語の単調な抑揚のないせりふにちょっと違和感があるものの

ぽちの話にやっぱり涙し、パグのコロちゃんの表情に笑い。

いっぱいわんこも出てきたし「まーーー、こんなもんか・・」と思ったら・・・

オムニバス形式のこの映画、ラスト2作にやられました・・・

ひとつはアニメになっていてかわいがられていたわんこがだんだん家族から冷たくあしらわれ

飼い主の少年は野球に夢中、おかーさんはごはんや水がないのさえ気づいてくれない・・・

そんなある日お父さんがリードを持ってきた。散歩だ!喜ぶわんこが外に出るとそこに待っていたのは

保健所の車・・・・・

もうこのあたりからかなり嗚咽ムードのおかんと友・・・

追い討ちをかけるかのようにケージに入れられたたくさんのわんこの安楽死(実際は窒息死)のシーンまで出てくる・・・暗い暗い部屋に吹き込む二酸化炭素・・・・・次次に死んでいくわんこ。

そしてその死体はベルトコンベアーに乗って落とされていきます。粉々になったわんこの体でロボットらしきものを作り「ペット」として売り出す業者。群がる人間。その中でこの主人公わんこ間一髪逃げ出します・・・

でもあっけなく鬼畜工場人間に捕まり他の工員に手渡され・・・もうあかん!!!そう思って見上げた工員さんの眼には涙が・・・・

わんこはこの工員さんのわんことして幸せに・・・・・

もうもうもう、嗚咽をおさえるのに苦労しました。ちょっと気を抜くと「ぐおっ」となりそうやった・・・

いちばんつらいシーンやったな・・・


ラスト・・・

小さな女の子が子犬を飼い始める。子犬のあどけない眠そうな顔・・・

ほとんどせりふはなくナレーションで進むこのパート。

わんこの成長、女の子の成長・・・

女の子が問いかけます

「なぜ私より先に大きくなるの?」

「なぜ私より先にママになるの?」

「なぜ私より先に死んじゃうの?」


「なんで犬なんか飼ったんだろう?こんなに悲しい目にあうなら犬なんか飼うんじゃなかった・・」

悲しみにくれる女の子とパパ、ママ。


ここからわんこからのメッセージが・・・


「靴を隠してごめんね。でもわたしにとっては宝物だったの・・・」

「海も見せてくれたね。楽しかったね。もう一度見たいな・・・」

感謝の言葉が続いて最後に


「ひとつだけ言いたいことがあるの・・・・・・・・」

「愛してくれてありがとう・・・・って」


ここでもう嗚咽の発作に苦しむおかんと友・・・鼻もぐしゃぐしゃ・・・


そしてこの映画のラスト女の子がこう言います・・・



「もう一度わんこを飼ってもいいかな?」



「いぬのえいが」    おかんとしてはこのラスト2作に拍手喝さいかな・・・

エゴな人間、商品に群がるおろかな人間、まさかの窒息死シーン・・・

簡単な絵のアニメだけに逆にその残酷さが表されてました。


いつかは必ず訪れる愛しいものとの悲しい別れ。

別れは悲しいけれどそれでもやっぱりわんこと一緒に暮らしたい・・・

終わりに救いあり・・・・


映画館から出たおかんと友は目が真っ赤の鼻じゅるじゅる状態でした・・・

あれは家で一人で思う存分見たほうがええかもしれん・・・

あまりにも力を入れて嗚咽を我慢したから二人ともくたくたになってました。


追記・・・・・

日本の保健所の安楽死、あれって実は安楽死なんかじゃなく二酸化炭素による窒息死です。

だんだんだんだん息ができなくなる恐怖と苦痛の中数時間苦しんで死んでいきます。

中にはまだ息をしている子もいるそうです。そしてそんな子は生きたまま数メートル下の焼却炉に落されて

焼かれていく・・・

そんな子が毎年毎年何十万匹もいる。

こんなものに税金2億もかけて最新施設を作った自治体もあるそうです。

最後の部屋になったとき自動的に壁が動いて窒息部屋に追いやっていくんですってね・・・

こういうことには金と労力を使えるのやね・・こわいね・・・・


このことはいろんなサイトや本でも公開されてるからご存知の方も多いと思うけど・・・



救いのあった前向きな映画になってたけどやっぱりあのアニメのシーンが忘れられません。

せつないな・・・



かっこ悪!!!

さっき一緒に映画を見に行ったAちゃんからメールが。

アニメのわんこ、最後は工員さんに・・・と書きましたが実は元の飼い主の少年やったそうです。

そ!わんこへの愛です、それを思い出して救いに来た・・・

顔覚えてませんでした、おかんのあほあほ!

なんじゃ、むちゃくちゃええ終わりやったのね、救いやったのね。

ほかの不幸な子もいるけれど、やはりラストは前向きでした。

ああああああ、混乱させてごめんなさい!ここに訂正いたします。

Aちゃま、ありがと♪




「つんつるてん」




我が家の長毛、仔仔。雨上がりの散歩のあとの汚れがあまりにもひどいのと(拭いてもぜんぜんとれへん)

暑そうやったので昨日の夜散髪!つんつるてん!





IMG_8704

つんつるてん仔仔




IMG_8706

「なんだよ!何見てんだよっ!」




IMG_8710

出来上がりチェック  ちなみにこの麗しの手はむつごろうさん・・・・・・おかんいあらず・・・・




IMG_8780

ソファー下に逃げ込む仔仔




IMG_8789

「なーーーに?ま、けっこう涼しーなったでおかん・・・」




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「ブログに載せるんやろ?ポーズしたろか?」




今日の六福動物指数

犬 12匹



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2005-06-17 02:20:17

電影「老友狗狗」

テーマ:映画 本 音楽

今日もえらい雨の香港でした。

お昼とか車のフロントガラスに穴あくんちゃうか?

っていうぐらいのどしゃぶりお。


でもあれだけ降ったせいかちょっと涼しくなったようで

我が家のはなぺちゃらーもすごしやすそうです。



ちび福ですがまーそらごっついエネルギーの塊で

サークルの中をはねる、飛ぶ、転げまくる、殴りあう、咬み合う

・・・・そして手当たり次第に たとえば新聞も、そしてうんこも・・咬み咬みしよる。

昨日は下にしいた新聞をすべて粉々にしよりました。


で、このありあまる若さのエネルギー、発散させんといかんやろ

ということでサークルの掃除をする間に

リビングへ解き放ちました・・・・



六福1星  VS  ちび福



こわいもんなしのお子様軍団、六福1星くんくん嗅ぐけどくわっとされると

短い脚で後ずさり・・・

六福ぴかいちの親善大使だうだうを除いてはちび福に攻撃されると

逃げの体勢・・・


ばーちゃんわんこQQとクリームはやはりこの凶暴集団に入れるのは

危険なので避難。

この2匹をのぞいて13匹がリビングをかける、走る、ころげまわる・・・

いや、おとんとおかんはむっちゃ楽しかったのですが傍からみたらこれ

やばい人?

いかれちゃってますね。

13匹に取り囲まれてみたいという方、参加ご希望のかたはコメント欄にそのむね

ご記入の上ご投稿ください。

厳選なる抽選の結果はここにて発表いたしまする。






ぐしゃぐしゃ・・・・撮れたもんやおまへん・・・




記念写真。80枚近く撮ってこれが一番マシ・・・





他は全部こんなんや・・・・

しくしくしく







で、タイトルの「老友狗狗」という映画が香港でもいよいよ上映!

日本で今年上映された

「いぬのえいが」です。

わんこ好きの方はもうごらんになったかな?もしくはご存知かと思われるこの映画の

チャリティープレミア上映会が行われるようですよー。




うふふふ、見たかったんだわこれ♪





「クイール」に続いて今回も SAA 保護遺棄動物協会が指定協会


2005年7月12日 受付開始PM8:45分

           上映開始PM9時半

場所        UA金鐘

PRICE       300ドル (1人)




収益はSAAに寄付されることになります。

行きたいけど参加できないという方は別途ドネーションも可。

詳しくは SAAのホームページをご覧下さい。中文と英文と選べます

http://www.saa.org.hk

あ、ワシは別にここのまわしもんではありません。ただの一般会員だす。



前回の「盲導犬クイール」のときもチャリティー上映会に参加したのですが

ものすごい人でした!2会場にわかれて上映、でも満席。

へーーーーーー、こんなにいっぱいの人が見にくるんやなーと感動。


しかーし300ドルは安くはないのね・・・

なのでおかんこっそり一人で行こうかと思っちょります。むっちゃんには

広東語版のVCDをプレゼントすればええかな、ええやろ、ええやんな?(笑)


この映画いろんなわんこが出てきます

パグの初恋話のはけっこうほろりんらしいですよ。



香港版撮影のときはどうぞこの表情ゆたかな

だうだうはどうでしょうか?ホラーもいけます。

ギャラ安くしときます♪

あああ、これでおかんも「ステージおかん」で

左団扇か?ほほほほーーーっほっほほ。




今日の六福動物指数

狗 15匹

猫 6匹



映画ってほんとにすんばらすぃですね    ←見てみたいと思ったらここをぽちっ!


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2005-04-13 01:41:01

ダルメシアンのそのブチは②

テーマ:映画 本 音楽
>「若者はこっそりとその犬のあとをつけていきます。

かなり歩いたあと 若者はその犬が一人の老人の前で立ち止まったのを見

あわてて身を隠しました。

その老人は山神さま。神様は小さなナイフを取り出して

すでにもうほとんど毛のなくなってしまっているその体に押し当てて

一掴み一掴み毛を削っていきます。皮膚まで一緒に削っていきます。

ひとつが丸い形になると、またひとつ、そしてまたひとつ・・・

何個も削り取っていきました。若者は呆けたようにそれを見つめます。

「お前の体はすでにどこの金貨に変えれそうなとこがない。金貨4袋はおまえに主人にはもう十分だ。

これでおまえはこれから一生全身かさぶただらけの醜い犬になる。それは決して元には戻らない。

おそらくおまえの主人もおまえだと気づかんだろう。もし気づいたとしてもおまえのような醜く、膿んで悪臭を放った犬なぞ追い出してしまうであろう。おまえはこれからどうするね?」

山神さまは片手で木の枝を振り一片一片の雪を金貨に変えながら小白に聞きます。

「・・・・・・ご主人はわたしの白い毛をなでながらわたしの頭を抱いてわたしと話をするのが好きでした。

でも今のこんな私ではもしご主人がわたしをもう一度抱きしめてくれてもご主人の着ているものを汚してしまうに違いありません。私はやんちゃでした。いつも土で体を汚して。ご主人はそんな私をやさしく洗ってくれ、かゆいとこを掻いてくれたり、わたしが雪のように真っ白になるまで洗ってくれました。それが今のわたしは

いくら洗ってもきれいにはなりません。ただご主人の手を血と膿みで汚してしまうだけです。・・・わたしはこれからただの野良犬になろうと思います。ご主人にとってわたしはすでに何の役にも立たないですから。

わたしはただ・・・・・この首にぶら下がってる鈴さえあればいいのです・・・・」

若者は傍らで聞いていました。すべてを理解しました。涙がとめどなく流れてきます。

小白が」こんなにも大きな犠牲を払い 毛を削り取られる痛みに耐え、あんなに自慢だった美しい毛を失い

あんなに美しく甘い思い出に包まれた家を出

全身を膿みと血でおおわれたまま人々が石を投げ、つばをはきかける野良犬になる

ここまで考えたところで若者は堪えきれずに飛び出しました。

「あ、あなたは山神さまでしょうか?わたしは傍らですべてを聞いていました。どうか小白を元に戻してください!金貨なんぞいりません。家にまだある2袋をあなたにお返しします。お願いですなんとしても小白を治してください。こいつは・・・こいつは・・・・・

言い終わらないうちに若者はすでに泣きむせび声を出せません。

小白はとてもつらく でもとてもうれしくその若者を ご主人を見つめていました。

「だめだ・・・」山神様は首を振ります

若者がどれだけ哀願しても山神様は答えてはくださいません

「すでに金貨になってしまった。もう元には変えれんのじゃ」

若者はあきらめません。大雪の中丸一日立ち尽くし決してその場を離れようとしません。

そしてとうとう山神様はため息をつき「わかった!樹の葉を拾っておいで。それで試してみよう」

若者は一縷の希望にすぐに葉を探しにいきます。でも今は乾季、しかも大雪です。どこに樹に葉などあるでしょう?半日探してやっと見つかったのはすでに黄色く変色し黒くかびた葉だけでした。

「見つけたのはこれだけか?よかろうこれで・・・」

山神さまはひとつの葉をつかむとひとつのかさぶたにそれを貼りました。

そして一吹きするとその葉は血のかたまりとなりかさぶたを覆いかぶしてしまいました。ひとつのかさぶたを覆い隠すにじゃそれは長い長い時間がかかりました。

もし緑いろのやわらかい葉であれば元通りになったかもしれんがこれは黄色く、黒くくさってしまった葉だからな・・・おそらく・・・お前たちは先にお帰り。わたしはやるだけのことはやった。この三袋の金貨はおまえとその犬が当然受け取ってよいものだよ。それはおまえの犠牲でもって取り替えたものだ、持っておいき」

数週間が過ぎました。

小白の体の血の塊はだんだん剥がれ落ちていきました。

そして毛が生え始めました。でも生えてきた毛は真っ白ではなく黒い色でした。

また少し経つと血はすべて剥げ落ちました。毛もきれいに生えそろいました。

真っ白だった小白は体にいっぱいいっぱい丸いブチのある犬になりました。

それは新しいみずみずしい葉を使わなかったから?

でも若者も小白もまったく気にしませんでした。

なぜなら彼らは以前の生活を取り戻し、さらに大切なのは以前にもまして互いの感情が深まったから。

これらは互いのために一切の犠牲を厭いません。

そしてこの心温まるお話は他の人にも温かさを与えてくれるのです。

これが101匹わんちゃんで有名なダルメシアンの由来」

さる香港のサイトでみつけました。初めて読んでとても感動したので

長いですけどご紹介してみました。

http://blog.with2.net/link.php/71050  ぽちっと

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2005-04-13 00:55:08

ダルメシアンのそのブチは①

テーマ:映画 本 音楽

「昔昔その昔 ある村にとても貧しい若者が住んでいました。

その若者にはお互い頼りあってよりそう一匹の犬がいました。

犬は全身真っ白な毛を持ち、それはまるで雪のようでした。

だから犬の名前は「小白」となったのです。

その年村は大干ばつとなり田畑には亀裂がはいり

樹も花も草もみんな枯れ果ててしまいました。

薪を割って生活を立てていた若者は売る薪がなくただただおなかを減らして毎日を過ごすしかなかったのです。そんな生活を耐え忍んでやがて冬がきました。

餓えに寒さ 若者はとうとう病に倒れてしまいます。

医者に見てもらうお金もなく この先どうしたらよいのでしょう?

犬の小白はとても忠実な犬でした。

でも彼にお金をかせぐということはできません。

そうやったらご主人を救えるの?

ご主人の体はだんだん弱ってきています。それを見てとてもあせります。

ある夜小白は村のそばにある山に行きました。何かご主人に食べされるものはないか探しにきたのです。

でもただ雪が舞い散るだけ、樹も枯れ果ててしまっています。動物たちでさえどこかに隠れてしまっています。小白は悲しくなりました。あまりにも悲しくて「うぉーーーん、うぉーーーん」と泣きだしました。

「わんこや、何を泣いているのだね?」

急にとてもとても慈悲深い声が聞こえました。

「ご主人が病気なのですがお医者にいくお金もありません。もう何日も何も食べていないのです。うぉーんうぉーん」

小白は自分でも意識しないうちに急にしゃべれるようになっていたのです。

わたしは山の神様。まず泣くのをおよし。そして何があったのかゆっくり話してごらん

小白がお話していたのは実は山の神様だったのです

小白はご主人である若者の悲惨な状況を神様に話ました。神様がご主人を助けてくれるよう願いながら

「よしわかった。わたしが助けると約束しよう。ただお前がなにかのものをさし出せばわたしがそれをお金に変えてあげよう。わたしはたくさんのお金をおまえの主人にあげることができる。おまえのそのきれいな毛をそれを一掴み、そうすればそれは一枚金貨に変わる」

小白の体を包むきれいな雪のような毛。それを一掴み一掴みひきちぎり まるで穴だらけのように

なってしまう。どんなに醜い姿になるのか?小白は怖さを禁じえませんでした。

「毛をけずりとってしまったところはもう元にはもどらないよ。そこはずっとかさぶたのままだ。

これからずっと一生お前のからだは金貨と同じ大きさのかさぶたで埋め尽くされるのだよ」

山の神様は重々しくおっしゃいます。

「あ!この金貨はどこから来たんだい?」

朝若者は枕元にある金貨の入った袋をみつけます。

そしてそのまま食べ物を買ってきて餓えをしのぎました。

そしてお医者にも行きました。若者はただ食べることに忙しく小白が隠れていることに気づきませんでした。

なぜなら小白の体にはすでにたくさんのかさぶただらけになっておりそれを若者に知られたくはなかったのです。

次の朝、また枕元に金貨の袋がありました。若者は考えれば考えるほど不思議でたまりません。

もしかしてどろぼうのもの?今晩は寝た振りをしていったいこの金貨は誰のものなのか調べてやろうと決心します。

もうすぐ夜明けという時に若者は聞きなれたちりんちりんという音を聞きつけます・

「まさか小白?」若者が起き上がったときにはすでに枕元に金貨の袋がありました。

小白はもうすでに朝山のほうへとかけていきました。しばらく追いかけた若者も追いつくことができずあきらめてしまいました。

「まだ暗くってはっきり見えなかったけどあの鈴の音は小白に間違いない。明日こそ必ずはっきりさせてやる」若者はそう決心します。

3日目の夜若者は山へ続く道の入り口で隠れて待ちました。

「ちりーん、ちりーん」

真夜中 聞きなれた鈴の音が聞こえてきます。若者は隠れていた石の影から頭を出します。

「なんてこと?あれが小白???」

首にかけている鈴以外その犬の全身どこも小白に似ているところなどひとつもありません。

なぜならその犬の体は全身たくさんのたくさんの丸い丸いかさぶただらけで 血が出ていたり

膿がたまっていたり 吐き気をもよおすほどだったのです。

これがあんなに真っ白だった小白?

http://blog.with2.net/link.php/71050  ありがとう

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