高知地裁で19日に始まった裁判員裁判で、同地裁が聴覚障害のある女性に裁判員候補者として出席させながら、手話通訳者を手配していなかったことが分かった。

 女性が事前に通訳が要ると書類で求めていたが、同地裁が見落としていたという。女性は裁判員に選ばれず、同地裁は女性が帰った後、ファクスで謝罪文を送った。

 同地裁によると、女性は19日、裁判員の選任手続きに呼び出され、出席した候補者31人のうちの1人。呼び出し状に同封されていた事前の質問票に、女性は「手話通訳が要る」という欄に印を付けて返送していた。同地裁の複数の職員が質問票をチェックしていたが、見落としたという。女性は補充を含む9人の裁判員には選ばれなかった。

 女性が帰り際、職員に「事前に要望していたのに手配をしてくれなかった。私は裁判所が嫌いになりました」と書いたメモを見せたことから、チェック漏れが判明した。

 同地裁の近藤英彰総務課長は「候補者に大変迷惑をかけた。二度とこういうことがないよう、チェック体制を整えたい」と話している。

 最高裁によると、裁判員候補者の聴覚障害者が手話通訳を希望した場合、裁判所は通訳者などを手配することが制度の前提になっている。

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