自民党は24日の党大会で、「2010年綱領」を採択した。「衆院選敗北の反省」に立ち、「日本らしい日本の保守主義を政治理念として再出発したい」と宣言。小泉政権下での構造改革路線が、一部で行き過ぎた市場原理主義と批判を受けたことを考慮し、現綱領にある「小さな政府」に代え、「すべての人に公正な政策を実行する政府」を目指すとした。
 1955年の結党時に策定した綱領の改定は、河野洋平総裁当時の95年、立党50周年の05年に続き今回で3回目。同党では、過去の綱領も有効としており「4綱領が併存する」(事務局)と位置付けている。
 新綱領は、「保守主義」について「時代に適さぬもののみを改め、維持すべきものを護り、秩序のなかに進歩を求め、国際的責務を果たす」ことと定義。「将来の納税者の汗の結晶の使用選択権を奪わぬよう、税制改正により財政を再建する」と、財政再建を重視する姿勢も打ち出した。
 一方、新綱領は、民主党政権への対決姿勢をむき出しにしているのも特徴。「政治主導という言葉で意に反する意見を無視し、与党のみの判断を他に独裁的に押し付ける国家社会主義的統治」と断じ、「日本の主権を危うくし、『日本らしい日本』を損なう政策に対し、闘わねばならない」と強調している。 

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