第3管区海上保安本部(横浜)は24日、日本最東端の南鳥島(東京都小笠原村)にある船舶用無線測位システム「ロランC」の高さ213メートルのアンテナを倒壊させた。

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 ロランCは、米国が軍事用に世界展開していたシステムだが、94年以降、米国内を除いて順次廃止された。南鳥島のロランC局は93年10月に海上保安庁が米沿岸警備隊から引き継いだが、最近ではGPS(全地球測位システム)など衛星を利用した位置測定システムの利用が進んだことから、昨年12月に廃止された。3管では、保守されなくなったアンテナが台風などで事故を起こすことを防ぐため、倒壊させることにしていた。

 最も高い所でも8メートルほどしかない平らな島にそびえ、昼夜問わず島のどこからでもはっきり見えたアンテナは、作業開始後数秒で倒壊し姿を消した。【米田堅持】

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