奈良市で2004年11月、富雄北小学校1年有山楓ちゃん=当時(7)=が誘拐、殺害された事件で、地元の富雄地区自治連合会は21日、楓ちゃんを追悼する鎮魂曲が完成したと発表した。23日に同地区で開かれる子どもの安全を考えるフォーラムで、同校出身の詩人が作った楓ちゃんの詩を朗読する際、バックで演奏される。
 琴とバイオリンによる重奏曲で、曲名は「レクイエム楓の風」。同連合会会長の安達孝雄さん(76)が「事件のことを知らない人も増えてきた。風化させたくない」と同県三郷町の琴奏者に作曲を依頼し、今月18日に完成した。詩は「かえで」という題名で、事件直後の04年12月に同校に寄贈され、現在も校内に張り出されている。 

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