「東京電力が担保物件を提供する」などとうそを言い、事業融資金名目でリース大手「オリックス」(東京都港区)から現金約2億5千万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課と久松署は21日、詐欺と有印私文書偽造・同行使の疑いで、50歳代の東京電力元幹部と知人のコンサルタント会社社長を逮捕する方針を固めた。

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 ■「担保物件を提供」

 元幹部らはオリックス以外の複数の会社にも同様の手口で融資を依頼、多額の現金を詐取したとみられ、同課は被害総額の特定を進める。

 同課の調べなどによると、元幹部らは平成20年夏ごろ、オリックスに対し、コンサル会社社長が経営する会社への事業融資を持ちかけ、コンサル会社と東京電力の間で合意したとされる架空の契約書を示したうえで「東京電力が保有する物件を担保にする」などとうその説明をし、現金約2億5千万円をだまし取った疑いが持たれている。

 元幹部は東京電力で勤務した後、犯行時は関連会社に再就職していた。しかし、オリックスとの交渉の場では東京電力の現職社員を名乗っていたという。元幹部が示した契約書の押印欄には、東京電力の印鑑が押されていたが、捜査2課は元幹部らが印鑑を偽造した可能性が高いとみている。

 期日を過ぎても社長側から融資金が返済されなかったため、オリックスが東京電力本社に担保物件の確認をしたことで不正が発覚。オリックスが21年5月、詐欺罪で警視庁に刑事告訴していた。

 不正発覚を受け、東京電力が内部調査を実施。元幹部は同社の聞き取り調査にあいまいな供述をしており、調査中の21年6月ごろ、関連会社を自主退社したという。

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