中国産ウナギの産地偽装事件を起こしたウナギ輸入販売会社「魚秀(うおひで)」(大阪市中央区)が、大阪国税局の税務調査を受け、09年3月期までの2年間で約1億1000万円の所得隠しを指摘されたことが分かった。産地偽装の協力者に支払った裏金を経費と認められなかったという。重加算税を含めた追徴税額は数千万円とみられ、魚秀は修正申告に応じ全額納付した。

 関係者によると、魚秀は08年春、中国産ウナギを架空会社の国産品と偽装し、水産物卸売会社「神港魚類」(神戸市)に販売。この取引で約3億3000万円の粗利を手にし、その中から総額約1億5000万円を偽装協力者に支払った。【小林慎】

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