100グラム当たり天然で約1万円、養殖でも3千円前後するトラフグの白子(精巣)が、身近なものになるかもしれない。近畿大学水産研究所は13日、「低温での養殖で、トラフグの稚魚の80%以上を安定的に雄にする技術を確立した」と発表した。稚魚の雌雄が飼育環境で変化する性質を利用。常温飼育だと雌雄はほぼ半々のため、白子の収量が大幅アップし、低価格化が見込めるという。

 成功したのは同研究所富山実験場(富山県射水市)の澤田好史教授らの研究チーム。トラフグの雌雄は受精時にはまだ流動的で、孵化(ふか)後15~79日の飼育水温によって確定することを突き止めた。

 研究チームが富山湾の水深100メートルからくみ上げた12~17度の冷たい海洋深層水で、雌雄確定期を含む65~105日にわたって稚魚を飼育したところ、平成20、21年の2年連続で80%以上の雄性化を実現した。

 雌雄が変わるメカニズムは未解明だが、澤田教授は「養殖白子の生産コストを20%程度下げられるだろう」と話す。

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