6434人が犠牲になった阪神大震災は17日、発生から15年を迎えた。被災地では早朝から、さまざまな追悼行事があり、鎮魂の祈りがささげられた。「ひょうご安全の日推進県民会議」主催の追悼式典には、皇太子ご夫妻と鳩山由紀夫首相も出席。防災行事も各地であり、大きな犠牲を払った教訓を生かし、災害に強いまちづくりを目指す決意を新たにした。

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 神戸市中央区の東遊園地では午前5時から「1・17のつどい」(実行委主催)が開かれ、約5万2000人(午後5時現在)が参加。15年の節目であるとともに、日曜だったこともあり、昨年より1万3000人多かった。

 「1995」「1・17」の形に並べられた約1万本の竹灯籠(とうろう)にともされた炎が揺れる中、地震が発生した午前5時46分、一斉に黙とうした。弟(当時22歳)を亡くしたゴスペル歌手、森祐理さんが復興応援歌「しあわせ運べるように」を独唱、参加者も口ずさみ、寒空に歌声が響き渡った。

 祖母(当時85歳)を亡くした神戸市北区の下浦裕美さん(49)が遺族代表として追悼の言葉を読み上げ、「震災は多くの大切な生命、大切なものを奪ったが、大切なことも教えてくれた」と訴えた。

 「ひょうご安全の日推進県民会議」主催の追悼式典は同市中央区の兵庫県公館を主会場に行われた。皇太子さまは「助け合い、安全で安心して暮らせる地域づくりを期待する」と語った。鳩山首相は「万全の備えをし、命を守ることは政治の大きな役割」と防災対策の充実を誓った。現職首相の参列は小渕恵三首相(当時)以来10年ぶり。【震災取材班】

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