鳩山首相は16日、検察当局との対決を主張する民主党の小沢幹事長と首相公邸で会談した際に、「どうぞ闘って下さい」と述べたことを、自ら記者団に明らかにした。

 この発言について、行政の長として不適切との指摘が出ている。

 佐伯啓思京大教授(現代社会論)は「鳩山首相は政府のトップであり、政府の組織である検察と『闘う』と言うのは、不見識だ」と批判。さらに「党代表として党を守りたかったのかもしれないが、行政トップの立場は違う。鳩山首相の発言は軽い」とも語った。

 首相は民主党幹事長だった昨年3月、小沢氏の公設第1秘書が政治資金規正法違反容疑で東京地検に逮捕された際に「国策捜査」と指摘し、世論の批判を浴びた。昨年9月の首相就任の記者会見で「反省も含めて、その言葉を遠慮している」と釈明した経緯がある。その後も検察の捜査を尊重する考えを示している。ただ、「闘って」発言が、検察への介入を意味しないとしても、不用意との批判は免れない。

 首相の元秘書も偽装献金事件で起訴されており、首相と小沢氏という政権党のトップ2人が政治とカネの問題を抱えるのは異例の事態だ。「2人とも検察批判より、まずは自ら説明責任を果たすべきだ」との意見は与党内にも多い。

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