「ほっとしている」「これまで長かった。やっと終結した」。判決後、記者会見した長野勝成さんの妻、ちえみさんと姉の多村美紀さんは、安堵(あんど)の言葉を漏らす一方、終始固い表情を崩さなかった。

 控訴審が始まる直前、実刑を求める署名を約2万6千人から集めた。「逃げ得を許さない」という一心だったが、いわれのない中傷に苦しみ、直前まで会見に応じるか迷ったという。

 「協力していただいた方々に感謝しています」と話した2人は、判決が飲酒運転の悪質さを認めた点について「裁判官がよく考えてくださった」「事故原因をきちんと取り上げてもらった」と評価した。

 また、代理人の山岸久朗弁護士は、被害者参加制度について「1審では遺族にとっての“ガス抜き”で量刑相場は変わらないのかと思ったが、2審は遺族の意見を反映した画期的な判決だった」と述べた。

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