10月16日(火)の映画研究会 | 日本女子大学映画研究会

日本女子大学映画研究会

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(非営利・教育目的)



こんばんは、お待たせしました。
明日の上映会のお知らせです。

目白祭間近ですね!明日も打ち合わせを少々行います。
映画は前回の流れを汲みまして、ビクトル・エリセ監督の第1作を扱います。世界中で非常に高い評価を得た作品です。

『ミツバチのささやき』

(ビクトル・エリセ、スペイン、1973年)

時間:18時~
場所:百603

●イントロダクション

エリセの作品数は少い。「ミツバチのささやき」('73)から10年をへて第2作『エル・スール』を発表したにすぎないが、スペインの作家にとって最も困難といわれるスペイン内戦の問題を深く視座にすえ、繊細で、詩情ゆたかな、単純さと美しさのきわみの映画表現で、内戦の苦渋をへたスペインの心をやさしく語りかける。

●ストーリー
むかしむかしの1940年頃。スペイン中部のカスティーリャ高原の小さな村に、移動巡回映写のトラックが入っていく。
公民館のスクリーンに映しだされるのは怪物映画の大傑作「フランケンシュタイン」だ。村人と一緒に息をつめて映画に見いっている幼いアナと姉のイザベル。スクリーンのなかの少女メアリーが殺され、フランケンシュタインも殺されて、アナは姉に聞く。なぜ殺したの?なぜ殺されたの?姉はあとで教えてあげるといってこたえない。
映写機の音にも似たミツバチのささやきのなかで、姉妹の父フェルナンドが養蜂の仕事をしている。母のテレサは室内にこもって手紙を書いている。外国にいる兄弟か、内戦でのかつての同志に宛ててか、母は毎週のように手紙を駅の列車便に投稿しつづけている。
夜、イザベルはアナに、フランケンシュタインは怪物ではなく精霊で、死んだのではなく、村のはずれの井戸のある一軒家に生きていて、"ソイ・アナ(私はアナよ)"と名のりかければ出てきて友達になってくれると教える。アナはその話を信じた―。
(公式チラシより抜粋、一部改定)

スペイン内戦について少々予習をしておいたほうがよいとのことです!
たくさんのご参加、お待ちしております。