3月に開港した茨城空港(茨城県小美玉市)で16日、初の国内線定期便となるスカイマークの神戸便の運航が始まった。

 第1便は定刻の午前9時35分ごろに茨城空港に到着。茨城空港では空港ターミナルビル内で歓迎式と出発式が開かれ、橋本昌・茨城県知事や地元の島田穣一・小美玉市長らが顔をそろえた。橋本知事は「開港当初は厳しい声もいただいたが、見学者を含め(1カ月で)15万人が来場し、予約も順調。将来有望な空港とも言われるようになった」とあいさつ。

 また、第1便に搭乗してきた神戸市の小柴善博副市長は式典後、記者団の取材に「これまで北関東とは関係が薄かったが、進出企業もあり、ビジネス的な利用も期待できる」と答えた。

 一方、相次ぐトラブルで国土交通省から業務改善勧告を受けたスカイマークは、神戸との往復便に整備士を搭乗させた。

 茨城空港では国内98番目の空港として3月11日に開港。国内線と国際線のロビーを1階に集約しているほか、搭乗橋(ボーディングブリッジ)を使用しない構造にするなど、維持管理や運航にかかわるコスト削減を徹底。県は国内初の格安航空会社(LCC)対応空港として、航空各社に就航の働きかけを図っている。

 だが、国内線定期便ではスカイマークの神戸便(1日1往復)しか運航が決まっていないほか、国際線定期便はアシアナ航空が運航する茨城-仁川(ソウル)便の1日1往復。早期の航空会社の誘致が課題となっている。

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